第4組・丸田貴慶

第2回・第3回 4組青少年研修

令和5年 5月26日・6月16日に慧光寺様を会処とし、4組青少年研修を行いました。

講師には慧光寺様の近松誉師と准堂会より5組の日野賢師に出仕・退出の諸作法と和讃本の取り扱い等を教えていただきました。

普段何気なく履いている藺草履も足をあげて歩かずにすり足で進んで行かなければならず、頭では分かっているが体が思うように動かずぎこちない動きになってしまったり、出仕や退出の時の曲がる際に90度で曲がるのではなく丸く滑らかに動くように、頭では思っているが体が慣れていないせいもありカクカクしていたりと学ばせて頂くことがたくさんありました。

近松師も日野師も失敗してもいいから何度もやってみる事が大切であると仰っていました。

和讃本の取り扱いも念仏、和讃を実技指導して頂きました。

あとどうしても足が痺れたときの秘密のテクニック等も交え学ばせていただく事ばかりの研修会でした。

この数年このように集まって学べる機会が無かったので私自身とても貴重な時間をすごさせていただきました。

 

第4回、第5回と出来るようになって行くことを願います。

『第4回 坊守と門徒女性の集い』

10月1日(火)午後1時30分より、第四組願正寺様(平野区平野東)を会場に、今年度第1回目の坊守研修会が開催されました。今回は『第4回 坊守と門徒女性の集い』として、門徒の女性の方8名、坊守・女性「寺族」11名の計19名の参加でした。

前回同様、竹中慈祥師(難波別院法務部部長)に講師として、座談後の講義をお願いしました。

「本日のお題」は「同居の嫁姑問題」。例によって大阪教区教化センター通信『問いと答え』からです。座談会のルールなどは以前の記事を参照下さい。

以下、取材して下さった野尻第四組組長のレポートを転載します。

座談の内容を書き留める竹中・法務部部長

見ていると、門徒の方々は自坊の坊守さんとは違う坊守さんとの座談でしたが、皆さん楽しく話をして過ごされていました。坊守さん達も構えず同じ同朋として平座で接しておられるのが印象的でした。(この間は講師は滅茶苦茶暇 )

この座談会では相手の話しに頷き、決して否定せずに相手の思いを素直に受け止めるというもので、これは後に講師の先生も語っておられた様に大切だと思います。

各班の座談会の報告を聞いての講師の感想は、「お題を忠実に守られておられますね。もっともっと脱線して欲しかったです」。裏面の答えの[一例]を読んで、一旦休憩。

講師の「今日のお題は重たかったですね。」には会場から笑いが。「縁があって出会い、お互いの目線の違いが仲良くなる始まりであり、仲悪くなる始まりなんですね。」

続いて、観音勢至菩薩の働きを浄土和讃から引かれました。

観音菩薩はどこまでも優しい、勢至菩薩は何処までも厳しい。しかしながら親鸞聖人は和讃に

観音勢至もろともに
慈光世界を照曜し
有縁を度してしばらくも
休息あることなかりけり
讃阿弥陀仏偈和讃

と書かれている通り、自分と他人に対して観音菩薩の優しさと勢至菩薩の厳しさを、お二人の菩薩が休むことなく光に慈しまれた世界を我らに示してくれている事に気づく事によって、「自分の意見だけでなく、都合が悪いことも受け入れる事も大事」という事になるのではないでしょうか。

災い転じて徳と為す。自身に降りかかった嫌な事も実際には自身の在り様に気付かされるのではないかと思います。

第一回四組寺族研修会

平成30年4月5日、第一回四組寺族研修会を榮行寺様を会所に装束作法の復習を行いました。

講師に大阪十組善勝寺  間俊道師、大阪五組林照寺  藤岡照久師をお迎えして行われました。

普段着慣れているはずの装束も綺麗に着るためのポイントや注意点など忘れがちな事もあり、たたみ方等日頃から綺麗にたたんでいないと変なシワが入っていたりと勉強させられる所が多々ありました。

本などに載っているたたみ方、着用の仕方なども参考になりますが実際に目で見て行う事がより重要であると考えさせられました。

中には写真や動画におさめられたりし、貴重な場でありました。

その日だけではなく、この様な場により参加し日々実践して行くのが大切ではないでしょうか。

4組第1回坊守会

10月2日(月)午後2時より専稱寺さまを会処におかりして、4組第1回坊守会を開催致しました。

この第1回目は《坊守会・門徒女性のつどい》として、組門徒会の会員の方や各寺院教会のご門徒の方にもお声掛けをし、集まって車座式で輪を作り座談会形式で行う方法を採用しました。

講師には前期に引き続き難波別院の竹中法務部長にお願い致しました。この形式は問いと答え《一例として》を参加者の皆さんに配るところからはじまります。

当日は参加者24名《ご門徒さま13名、坊守さま11名》で4つの班にわかれて先ず座談会を行いました。

今回の問いは『ニュース等を見ていて思うのですが、どうして人間は仲良く平和に暮らすことが出来ないのでしょうか?』というものでした。

竹中先生からは『今までの座談会で一番脱線して盛り上がっています。大概は皆さん下を向いて暗い雰囲気ですが今日はすごいですね。』とのことでした。

休憩後、配られたレジュメの裏の答えを各班で読みますが、これはあくまでも答えの一例であって正解ではありません。その後竹中先生より竹中先生自身の解釈による問いと答えをお話しして下さいました。

最後まで皆さん楽しそうな雰囲気の中、恩徳讃で終了しました。

あるご門徒さんに終了後お話を伺うと一方通行な話しではなく、自身が参加している実感が湧きましたと仰っていらっしゃいました。坊守さまからは『あんなに楽しそうに話され、耳を傾けられている姿は初めてです。』とのことでした。

色々な声があり、《ぬるい》等の声もあるのも事実ですが、皆さんが肩肘をはらずに参加できる場がもっと増えるよう、4組では門徒会も同様の形式を行なって行き今後更に広がっていく事を願います。

4組 門徒研修会 聞名寺様にて

今年度より各お寺のご門徒様に配慮して、会場への交通手段の不便さ等理由により、3つのブロックに分けて研修を行う事にしました。

6月15日の今回の研修は儀式法要部より、四組の阿彌陀寺住職の吉川知德師を講師にお迎えし、聞名寺様を会場にお借りし研修を行いました。

四組におきましては、ご門徒の皆様方にとりましては身近であります「正信偈・同朋奉讃式」のお稽古をします。

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今回の研修は「正信偈・同朋奉讃式」と正しい真宗大谷派における焼香作法です。

先ず正信偈のお勤めの種類が9種類(九品)あるところから始まり、正信偈の前半部分の簡略的な内容の説明と後半の七高僧の説明と、今まで行ってきた同朋奉讃式のお稽古とは違ったスタンスで行って頂きました。

休憩中、組長より七高僧の掛け軸を使っての七高僧の補足説明がありました。

その後、真宗大谷派における焼香作法の説明があり、ご門徒の皆様方は自身の今までしていた作法が違っている事、特に焼香後の香の乱れを直す事や香を頂かない事に気づかれ、自身の間違いに頷かれ、熱心に聞いておられました。

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吉川師からは「他の宗派のお葬式などで焼香される際、皆さんは真宗大谷派のご門徒ですから、今見ていただいた焼香作法で行って下さい。それが私も門徒の一人ですが、皆様も真宗門徒としての焼香作法で行って下さい。」とお話をされ、ご門徒の方々も大きく頷かれ、有意義な時間をすごすことができました。

4組 門徒研修会

6月17日に專稱寺様で行われた、4組門徒研修会。


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研修会のテーマは「正信偈」と「作法」についてでした。

講師として、同じ4組の阿彌陀寺様の御住職吉川知徳様に御教授いただきました。

皆さん正信偈については知識もあり、割りとすんなり理解出来ていたように私は感じました。

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次に、御焼香の作法について学びましたが、これが皆さんなかなか知っているようで知らない事だったようで、質問などされていてそれに吉川様が真面目に答えて頂いていました。

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時折、笑いを挟んできたりして、わかりやすく楽しく学べたのではないかと私は感じました。