第18組・鷲いずみ

2016年度大阪教区坊守会総会

6月5日(月)、難波別院同朋会館1階講堂において「2016年度大阪教区坊守会総会」が開催されました。参加者104名。

宮浦教務所長、猪甘坊守会長の挨拶のあと、この総会が今期最後の行事となる現役員からも挨拶をさせていただきました。続いて議長を選出、2016年度の事業報告・決算報告について審議され、満場一致で可決承認されました。

山雄次期坊守会長からの挨拶、次期役員の紹介のあと、2017年度の事業計画案・会計予算案について審議され、こちらも満場一致で可決承認されました。

総会に引き続き記念講演が行われました。今期定例学習会の講師でもある一楽 真氏(大谷大学教授)に「人間は何を求めているのか-法蔵の本願に学ぶ-」という講題でお話をしていただきました。

「人間は居場所を求めているが、その居場所は往々にして他を排除することで得ようとしているのではないか」等々、たくさんのことを教えていただきました。

一楽先生には次期定例学習会も引き続きご講師をしていただきます。坊守・寺族女性の皆さま、予定表をご確認のうえ定例学習会にぜひご参加ください。

 

 

第11回 福島の子どもたちホームステイ

3月27日(月)からお招きしていた福島の子どもたちが4泊5日のホームステイを終え、本日31日(金)皆さん元気に無事帰路につかれました。

今回も坊守会は開会式に参加させていただき、また、閉会式兼昼食交流会のお手伝いをさせていただきました。

今回は皆さん今までに参加経験のある子どもたちだそうです。開会式の自己紹介の時「楽しみにして来ました。いっぱい思い出を作って帰ります」と笑顔で話してくれる子がたくさんいました。閉会式兼昼食交流会の時には、この5日間ホストファミリーの方々とどのように過ごしたかを教えてくれました。子どもたちが自分の言葉で一生懸命ホストファミリーの方に感謝の気持ちを伝えていたのが印象的でした。

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開会式でも閉会式でもブットンくんの登場に子どもたちは大喜びでした。

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ブットンくん、閉会式では『恋ダンス』を披露してくれました。

参加者の皆さん、ホストファミリーの皆さんお疲れさまでした。

 

 

2016年度近畿連区坊守会一泊研修会

3月6日(月)~7日(火)、リーガロイヤルホテル京都を会場に『2016年度近畿連区坊守会一泊研修会』(京都教区当番)が開催されました。近畿連区を構成する京都・大阪・山陽・四国・長浜の5教区から200人近くの坊守方が参加され、とても盛会でした。

講師の海 法龍 氏(東京教区 長願寺住職)には 『現代を生きる』―寺をひらく、私をひらく― をテーマに2日間にわたってご講義いただきました。

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それぞれの地域それぞれの寺で違いがあり事情もさまざまですが、留守職として寺を預かった住職・坊守が原点を忘れることなく情熱を持ってお念仏の教えを伝えていく、それが「寺をひらく、私をひらく」ということではないか との講義でした。無住だった寺を再興された経験を基に現代の真宗寺院のあり方を熱を込めてお話しくださいました。

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お世話をしてくださった京都教区の皆さんに感謝しつつ、楽しく有意義な2日間を過ごさせていただきました。

次年度は大阪教区が当番教区になります。坊守・寺族女性の皆さんのたくさんのご参加を願っております。

 

教区坊守定例学習会

2月14日(火)、難波別院同朋会館1階講堂において定例学習会が開催されました。参加者53名。

一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い―四十八願文を読む―」という内容でご講義いただき、11回目になります。

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今回は第十八願について詳しく教えていただきました。

講義後の質疑応答では、講義の内容に関する質問だけにとどまらず、最近報道された事件や日常生活の中で坊守方が感じていることのなどの質問もありました。そのお尋ねに対し先生は「真宗門徒としてどうあるべきか」を丁寧に教えてくださいました。

今年度中の学習会は次回で最後になります。坊守・寺族女性の皆さま、予定表をご確認のうえぜひご参加ください。

 

 

教区坊守定例学習会

12月19日(月)、難波別院同朋会館1階講堂において定例学習会が開催されました。

一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い―四十八願文を読む―」という内容でご講義いただき、10回目になります。

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今回は第十六願・第十七願について詳しく教えていただきました。大きくうなづきながら先生のお話を熱心に聞いておられる姿があちこちにみられました。

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今年度中の学習会は残すところあと2回になりました。坊守・寺族女性の皆さま、予定表等をご覧のうえぜひご参加ください。

 

 

教区坊守定例学習会

9月26日(月)、難波別院同朋会館1回講堂において定例学習会が開催されました。

一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い―四十八願文を読む―」という内容でご講義いただき、9回目になります。今回は第十二願から第二十願について教えていただきました。講義後の質疑応答での問いに対する先生のお答えに、本日の講義をより深く理解させていただきました。

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本日も50名近くご参加くださいました。学習会は今年度中あと3回ございますので、行事予定をご確認のうえ、ぜひご参加ください。

 

 

大阪教区坊守会研修旅行 今年も…

9月5日(月)~6日(火)の1泊2日で、郡上八幡・南砺・金沢方面に研修旅行に行ってきました。参加者38人(内、8月1日より坊守会担当をしてくださっている教務所員1人)

郡上八幡の町

郡上八幡の町

今年も、時折雨に降られながらも台風の合間をすり抜け、2日間で5ヵ寺参拝という少しハードなスケジュールの旅行でした。

1日目、先ず郡上八幡の安養寺に参拝しました。安養寺では、ご住職からお話を伺い、地元名産の肉桂飴とお茶の接待を受け、「親鸞聖人絵伝」や「蓮如上人真筆」、「石山合戦関係の文書」等が納められている宝物殿を拝見させていただきました。

安養寺堂内にて

安養寺堂内にて

城下町の風情ただよう郡上八幡の町を散策した後、南砺市にある茅葺き屋根の山門が印象的な「赤尾の道宗」ゆかりの行徳寺に参拝しました。坊守様より、道宗がいかに熱心な聞法者であったか、そしてその姿を蓮如上人が『お文』に記しておられることなど、たくさんのお話を聞かせていただきました。

行徳寺の茅葺き屋根の山門

行徳寺の茅葺き屋根の山門

続いて城端別院善徳寺に参拝しました。突然の大雨で、予定していた時間に遅れての訪問にも関わらずご輪番はじめ皆さん温かくお迎えくださいました。善徳寺の歴史をお聞きし、丁寧な説明のもと諸殿も拝観させていただきました。こちらでは365日欠かすことなく法話が行われていて、午前6時半の晨朝勤行・法話には多くて20数人、少なくて5~6人のお参りがあるそうです。

城端別院善徳寺堂内

城端別院善徳寺堂内

2日目は先ず井波別院瑞泉寺に参拝しました。昨年の研修旅行で横浜別院に参拝したときお世話になった当時の竹部輪番が南砺市にある自坊に戻っておられ、ご挨拶に来て下さり嬉しい再会となりました。「信仰と木彫りの里 井波」の言葉通り、井波の町は随所に彫り物が施されていました。各家の玄関にはその家の当主の干支の彫り物を掲げていました。瑞泉寺に施されている彫り物も立派で本当に素晴らしいものでした。

井波別院瑞泉寺本堂と太子堂

井波別院瑞泉寺本堂と太子堂

次に今回の研修旅行最後の寺院、棟方志功ゆかりの光徳寺に参拝しました。坊守様から、ご本尊の蓮如上人御自作の「黄金阿弥陀佛」のお話、また、棟方志功をはじめ光徳寺に訪れた民芸作家の方々のお話を聞かせていただき、数々の作品もゆっくり拝見させていただきました。棟方志功が描き上げた『華厳松』は物凄い迫力を感じる作品でした。

棟方志功版画碑

棟方志功版画碑

今回参拝しましたいずれのお寺も大変興味深く、もう少し時間が欲しかったという思いは残りますが、充実した2日間を過ごさせていただきました。この研修旅行を支えて下さった全ての方々に感謝申し上げます。

参加者の皆様、お疲れさまでした。そしてアンケートのご協力、ありがとうございました。

 

 

第10回 福島の子どもたちホームステイ

7月25日(月)からお招きしていた福島の子どもたちが本日29日(金)皆さん元気で無事帰路につかれました。

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今回も坊守会は開会式に参加させていただき、また、閉会式兼昼食交流会のお手伝いをさせていただきました。

開会式から既に皆さん和気あいあいとした雰囲気でした。交流会でホストファミリーの方から「また福島に親戚が一軒増えました」との言葉を聞かせていただきました。4泊5日という限られた日程ではありましたが、お互い本当の親戚のように過ごされた様子が伺えました。

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子どもたちは最後までブットンくんと記念撮影をしていました。

参加者の皆さま、ホストファミリーの皆さま、楽しい思い出がいっぱいのことと思います。お疲れさまでした。

 

 

 

 

2015年度大阪教区坊守会総会

6月6日(月)、大阪教区坊守会総会が難波別院同朋会館1階講堂において開催されました。参加者66名。

宮浦教務所長、猪甘坊守会長の挨拶に続き、議長を選出、2015年度の事業報告・決算報告について審議され、満場一致で可決承認されました。その後、2016年度の事業計画案・会計予算案について審議され、こちらも満場一致で可決承認されました。

総会に引き続き記念講演が行われました。太田浩史氏(高岡教区大福寺住職)を講師にお招きし、「真宗の風儀と土徳 ~お念仏がひらくいのちの社会~」という講題でお話をしていただきました。

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限られた時間ではありましたが、先生には「災いをそのまま災いとせず仏縁にしていった真宗門徒の智恵について」「聞法することの大切さについて」等々、たくさんのことを教えていただきました。

 

 

 

 

子ども御遠忌の集い

5月15日(日)、難波別院本堂において「子ども御遠忌の集い」(大阪教区教化委員会主催)が開催されました。

坊守会も会場設営や受付等、2日間にわたりお手伝いをさせていただきました。本堂での開催は今回が初めてです。広い堂内が子どもたちの笑顔と歓声にあふれ、とても楽しいひと時でした。

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子どもたちからたくさんの元気をいただきました。

 

 

教区坊守定例学習会

4月25日(月)、教化センター会館研修室において定例学習会が開催されました。

昨年度より一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い-四十八願文を読む-」という内容でご講義いただき、8回目になります。今回は第十二願・十三願、そして第十四願・十五願についてご講義いただきました。

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また本日は先生の講義の前に、教務所職員でいつも坊守会のお世話をしてくださっている波戸本さんが「平成28年(2016年)熊本地震」について、実際に現地に行かれて見聞きしたこと、また感じたことの報告をしてくださいました。

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そして、4月19~20日に福島県に行って来られた猪甘会長から福島の現状報告もありました。

春の法要の時期ですが、50名近くの方々にご参加いただきました。

 

 

 

春休み☆福島の子どもたちホームステイ

3月29日㈫、教区教化センター会館研修室において『福島の子どもたちホームステイ』の閉会式兼昼食交流会をしました。今回も坊守会が昼食交流会のお手伝いをさせていただきました。

福島から10家族が参加され、幼児から小学生の子どたちが多かったです。一番小さい子は2歳でした。25日の開会式の時から元気いっぱいでホストファミリーの方から「こんな元気な子どもたちと過ごせる5日間が楽しみです」という声が聞かれました。4泊5日という日程の中で子どもたちは大阪教区での春休みを満喫し、たくさんの思い出をつくってくれたことと思います。

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交流会では最後にブットンくんを交えて和やかに過ごしました。

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参加者の皆さま、ホストファミリーの皆さま お疲れさまでした。

 

光明園手芸交流会

3月7日(月)、邑久光明園にお邪魔し手芸交流をしてきました。参加者11名。

今回は少し趣向をかえてロウソクに絵付けをしました。皆さん、とても楽しそうに絵を描いていました。

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絵付けの後は、今回も参加してくれた「あすかちゃん」の登場です。半年ぶりの再会なのに光明園の方に名前を覚えていただいていて、あすかちゃんも嬉しそうでした。

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皆さんで坊守手作りの輪投げをして盛り上がったり、お茶とお菓子をいただきながら談笑したり、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。坊守手作りのチョコレートも大好評でした。

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いつもいつも温かく迎えてくださる光明園の皆さんに感謝申し上げます。

 

 

 

 

2015年度近畿連区坊守一泊研修会

3月3~4日、エクシブ琵琶湖(米原市)を会場に『2015年度近畿連区坊守一泊研修会』(長浜教区担当)が開催されました。近畿連区を構成する5教区から195名の坊守方が参加され、とても盛会でした。大阪教区からは40名参加させていただきました。

講師の寺本温氏(長崎教区第2組真蓮寺住職)には「現代を生きる ―寺をひらく、私をひらく―」をテーマに、「いただこうあわせる掌のぬくもりを ―私から次世代へ―」という講題で2日間にわたりご講義いただきました。

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先生は、自身の体験談や誰もが経験していそうな分かりやすい例を交えてお話しくださいました。先生のやさしいお声に楽しい語り口調、会場は暖かい雰囲気に包まれ、しばしば笑わせてもいただきました。1日目の講義後の班別座談会は、先生が伝えようとしてくださったことを坊守一人一人が受け止めたと思える内容でした。

お世話をしてくださった長浜教区の皆さんの行き届いたおもてなしの数々に感謝しつつ、楽しく有意義な2日間を過ごさせていただきました。

 

 

 

 

第51回 門徒女性と坊守の集い

2月16日(火)、難波別院同朋会館1階講堂において『第51回門徒女性と坊守の集い』(教区教化委員会・大阪教区坊守会主催)が開催されました。

今回は祖父江佳乃氏(名古屋教区有隣寺住職)を講師にお迎えし、「今を生きる―親鸞聖人御一代記より―」という講題で節談説教をしていただきました。高座での説教で、鍛えられた声に選りすぐりの言葉を載せ扇一本の素話の形態です。先生のお説教は、その情景が目に浮かんできました。そして、「私たちにはいただいたお念仏を次の者に引き継いでいく大きな役目がある」と教えてくださいました。

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今回も講演の前に、日頃から『仏教讃歌の集い』で練習を重ねておられる坊守方によるミニコンサートが行われました。金子みすずさんの「報恩講」という詩に曲がつけられたものを含め7曲披露してくださいました。そして北端盛子先生に「回向」という曲を歌唱指導していただき参加者全員で歌わせていただきました。

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