2015年12月

お寺だってIT/巧妙なインターネット詐欺 -釣られた後ではもう遅い!!-

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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巧妙なインターネット詐欺-釣られた後ではもう遅い!!-

今までパソコンの便利な点や注意点を紹介してきましたが、犯罪被害者になる点も見逃してはなりません。私が最近経験した出来事を紹介して、注意を呼びかけたいと思います。それはフィッシング詐欺と言われる事例です。フィッシングとは釣りという意味で、私たちが釣られる側です。

ある日、大手YH社よりメールが来たところから始まります。そのサイトで会員登録をすると買い物、オークション、ゲーム、映画などさまざまなサービスを受けることが出来ます。それら買い物等をした費用を支払うためには、クレジットカードを登録しなければなりません。そういうことを踏まえての今回のメールです。そこにある「更新時期が来たので更新の手続きを行ってください」とアドレスが書いてあるところをクリックすると、いつも見ているようなデザインの画面へ連れて行かれました。個人情報・カード番号・有効期限・パスワードを入力する画面です。

入会してから5年は経っているので、もうそんな時期かと何の疑いもなく、入力しようとしましたが…ちょっと待てよ!「何故パスワードが必要?」と疑問を持ちました。もしやと思いメールの題名を検索サイトで検索させてみると出るわ出るわ、クレジットカードの情報を抜き取る詐欺であることが判明しました。危ないところでした。お酒を飲みながら操作していたら恐らく引っかかっていたでしょう。

つまり、このメールはYH社を偽装したものだったのです。他にもインターネットバンキングという、ネット上で銀行取引が出来るサービスでも同様の詐欺が横行しています。いずれにせよ、変だなと思ったら入力する前に検索サイトで検索するか、予めフィッシング詐欺対策ソフトをインストールしておきましょう。

【委員SM】2014/1発行

201401チラシNo.10_ver.1※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

第4回 ACT449 開催のお知らせ

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獅子吼の会では、このたび第4回「ACT449(アクト獅子吼)~法話と朗読劇のコラボレーション」を開催いたします。前回同様、朗読劇と法話を組み合わせてお送りいたします。
御堂会館閉鎖のため、この会場での最後の開催となります。
みなさまお誘い合わせの上、御来場いただきますよう、ご案内申し上げます。

詳しくは下記PDFまたは、https://www.icho.gr.jp/events/9725をご覧ください。

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12組門徒会報恩講

毎年この時期に開かれております第12組の組門徒会報恩講が、護念寺にて行われました。

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門徒会のみなさんが調声・キン役・巡讃を務めて「正信偈草四句目下・念仏讃淘三 弥陀成仏のこのかたは 次第六首」をお勤めしました。今回は初めて女性が三人、巡讃に加わり、たいへんいいお勤めになったと思います。

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法話は第12組清澤寺前住職・澤田秀丸師。報恩講の意義と、南無阿弥陀仏のお名号のはたらきについてご法話いただきました。

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その後、お齋を僧俗ともにいただきました。

今年の12組締めくくりの行事として、真宗門徒として最もたいせつな行事である報恩講を今年も盛大に行うことができました。

十二組青年会研修

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12月7日、第十二組青年会で日帰り研修に紅葉まっさかりの宇治へ、会員六名で行ってまいりました!

行き先は、宗祖親鸞聖人ご誕生の地、日野の法界寺。国宝である平安時代末期の阿弥陀堂と丈六の阿弥陀仏座像が残る真言宗の名刹です。親鸞聖人も幼少の頃、この阿弥陀様をご覧になっていたと思うと、感慨深かったです。

その後、黄檗宗の本山、黄檗山萬福寺にもお参りしました。禅宗らしいぴりりとした空気と中国っぽい雰囲気のあるお寺でした。ご本尊、釈迦如来の右となり(向かって左)には阿難尊者がいらっしゃいます。また、木魚の元祖といわれる開版(かいぱん)がでかかったです^^。

大阪へ帰り、八名にて今年最後の活動をしめくくる懇親会を行いました。

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法界寺パンフレットより

親鸞聖人と日野家
浄土真宗の開祖見真大師親鸞聖人は、この法界寺を創った日野資業から四代後に、今を去る八百余年の昔、承安三年四月一日(陽暦五月二十一日)、皇太后宮大進正五位日野有範を父とし、吉光女を母としてここ法界寺でご誕生になりました。ご両親と早くお別れになりました聖人は、九歳の時に伯父範綱につれられて粟田青蓮院において慈円僧正を戒師としてご得度になりますが、得度された九歳までこの日野でお過ごしになり、ご幼少の頃お父君に手をひかれお母上に抱かれ、初めてみ仏さまのご縁を結ばれたのが、この法界寺の阿弥陀如来です。小さい両手を合わせて日夜合掌礼拝される聖人のお姿が今も堂内に浮かんでくる思いがいたします。(以下略)

「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座」開催のご報告

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今回も盛大に開催された「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座」

さる12月3日、継続聞思の会では、南御堂難波別院を会場に「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」(後援:真宗大谷派難波別院)を開催し、約40名の方のご参加を賜りました。 当日は、真宗宗歌斉唱の後、参会者一同による『歎異抄』「第二章」の朗読、その後、発題者によるご法話が行われました。

入門講座 (3)

発題法話をする岸野さん

またご法話の後は、班別の座談会が行われました。各班ともに活発なご意見・ご感想などが出し合われ、共に楽しく語り合い、聞き合うことのできた大変有意義な一時を過ごさせていただきました。

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座談会1班

入門講座 (4)

座談会2班

なお、次回の同講座は、「2016年2月4日(木)午後6時~ 会場:難波別院(南御堂)」です。

初めての方のご参加、どうぞお待ちしております。

《同講座についてのお問い合わせは、大阪教区教化センター(難波別院内)℡06-6251-0745まで》

第一回 温雅会演奏会

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第一回 温雅会演奏会はたくさんの参詣の方たちに見守られ無事に演奏ができました。

法要時の附楽には使用しない楽琴や琵琶を加えての管絃だったので普段とは違う雰囲気の演奏でした。

改めて音源をUPさせていただきます。

さらに研鑽し来年も素晴らしい演奏をお届け出来ればと思っております。

 

11月18日 大和別院へ団体参拝

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去る 11月18日 大和別院に於いて、2017年4月15日から翌 16日にかけ
宗祖 親鸞聖人 七百五十回忌御遠忌法要の第一歩として、別院報恩講と併せ

「御遠忌お待ち受け法要」が勤まりました。

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小雨模様のあいにくの天気にもかかわらず大勢の方が、お参りに来られ24組門徒会からも27名がバスで、

お待ち受け法要の逮夜勤行に参拝されました。

雨の合間の高札立柱式を拍手で終え、本堂での 第26組坊守会さんによる
紙芝居、逮夜勤行、別院輪番・大山彰英師の挨拶、講師澤田秀丸先生のお話し
御遠忌委員会委員長の閉会の挨拶、充実した半日を過ごし参拝を終えられました。

27組歴史研究会

27組の有志が真宗に留まらず、歴史ある神社仏閣を訪ね、学習と見聞を深める不定期の現地研修会こそが「27組歴史研究会」です。
先日、御本殿修復工事中で特別参拝を実施していた橿原神宮に行って参りました。
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橿原神宮は神武天皇が即位された畝傍山山麓の地に、社殿として京都御所の賢所と神嘉殿を移築し明治23年に創建されました。今回その修復現場と、初公開となる勅使館をはじめ、3つの館と有する庭を見学することができました。
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職員の方からの説明を受けて、熱心に耳を傾ける参加者。

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奉納される久米舞の時の衣装も展示されていて、袴は当宗派で使用される表袴と同じものでした。

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展示物には天皇陛下からの御幣物の実物があり、柳筥(やないばこ)には五色の絹の織物が入っていました。

明治になり、建国創業の聖地として橿原神宮が創建されたこと。昭和15年の紀元二千六百年の記念事業では延べ120万人の勤労奉仕を受けて拡張整備され現在の姿となっていること。(参加者の祖母が樫の木の苗を植える奉仕に来られていたそうです。)国と宗教の関係について考える研修となりました。

「親鸞の教えと、水平社運動に関わった人びと」 水平社博物館企画展

shinran01「差別をなくす奈良県宗教者連帯会議(奈宗連)」の事務局として紹介させていただきます。この度、水平社博物館において「親鸞の教えと、水平社運動に関わった人びと」という企画展が催されます。以下に詳細を記しますので、関心がおありの方は是非お越しください。

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◆ 第16回企画展  「親鸞の教えと、水平社運動に関わった人びと」
(共催:浄土真宗本願寺派奈良教区)

開催期間-2015年12月4日(金)~2016年4月10日(日)

戦前期において、親鸞の教えをもとに、 水平社運動や、部落改善運動、融和運動など、部落解放運動に関わった奈良県の人びとを紹介し、 現代における親鸞思想の意義について考えます。

 

◆企画展関連事業 「2015年公開講座」 受講者募集suihaku_logo01

○演題 ― 「水平社創立と親鸞の思想」

○講師 ― 赤松徹眞さん(龍谷大学学長)

○日時 ― 2016年1月31日(日) 受付午後1時30分 / 開会午後2時~午後4時終了予定

○場所 ― 御所市人権センター(水平社博物館隣)

○定員 ― 60名

○受講お申し込み方法 
・Eメールでの場合、お名前・お電話番号・ご住所と「2015年度公開講座受講希望」とご明記の上、suihei@mahoroba.ne.jpに(水平社運動HP 左メニュー フレームから)ご送信ください。
・FAXまたは郵便の場合、申込書をプリントアウトしていただき、必要事項をご記入の上、水平社博物館までご送信またはご送付ください。ご送信ご送付を確認後、お電話でご連絡いたします。

○申込締切 ― 2016年1月21日(木)(但し、定員に満ち次第締め切らせていただきます)

教区自主交流会~陶芸好き集まれ~ 立ち上げ式

icho_151120_pht11月20日、第27組青年会主催の「教区自主交流会~陶芸好き集まれ~」の第一回会合として立ち上げ式を行いました。
簡単な趣旨説明の後、第27組の浄宗寺住職であり陶芸家でもある講師の畠中光炎氏より陶芸の基礎知識として陶器の歴史と性質、制作の流れを説明していただきました。
また工房のパートナーであり浄宗寺坊守の晃子さまからレッスンの概要と制作費の説明をしていただきました。
続いて参加者の希望の聞き取りを行い、最後に今後の運営について話し合い、閉式となりました。

今回、27組以外の方が6人来てくださり、組を越えた交流という企画の目的を果たすことができ、参加者のみなさまには深く感謝いたしております。今後ともよろしくお願いいたします。

会議で決まりましたのは、
・制作のための土や道具は27組青年会で用意する。
・初心者へのレッスンは、畠中氏の工房で行っている陶芸教室に準じた金額を個人個人で支払う。
・焼成代等の諸費用も工房の金額に準ずる。
・制作を目的とせず陶磁器が好きで遊びに来たいという方も歓迎するので、名称は「陶芸教室」ではなく「陶芸同好会」とする。
・月1回、基本は第三水曜日に、今回同様南御堂の一室をお借りして例会を行う。(南御堂の行事によっては変更あり)
・会員は随時受け入れ、例会への参加は自由。

作ってみたいものとしては、やはりお寺さんの集まりらしく、土香炉や花器といったものが多かったです。
他に後々やってみたいこととして、会員の作品の発表会や、陶芸作品の展覧会やすてきな器を遣っているお料理屋さんへ行き見識を深めよう等々の案が出ました。
これからどんな会になっていくのか楽しみです♪

次回は、12月はお休みして、1月20日(水)です。
今回ご都合の合わなかった方も是非ご参加ください。お待ち申し上げております。

 

主旨 組や団体の枠を超えた教区内の交流
対象 教区内寺院関係者(年齢、役職は問わず)
日時 2016年1月20日(水) 午後3時~7時
※会議ではありませんのでご都合に合わせ途中参加、途中退席していただいて結構です。
場所 難波別院本堂地下・第二会議室

お問い合わせ:第27組・願隨寺 平野圭晋(第27組青年会顧問) ℡0745-75-5395

獅子吼の会のACT449、練習中!

来たる16日に行われます「ACT449」の練習中です!
このACT449も今回で4回目となります。

今回も「法話と朗読劇のコラボレーション」として、廣瀬俊脚本の朗読劇「声、耳ニ入ル」を行います。
本番間近となり、練習にも力が入ってまいりました。どうぞお楽しみに!

●12月16日18:00〜
●南御堂五階ホール