2017年06月

第12回「大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで11回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

今夏にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の7月上旬となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  • 期 間  2017年7月28日(金)~8月1日(火)4泊5日
  • 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員5家族
    ※対象は中学校3年生以下とし、高校生は引率の保護者とみなします。
    ※事情がある場合を除き、引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  • 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  • 申込締切 2017年7月3日(月)
    申込多数の場合は書類選考を行い、7月上旬に書面にてお知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

第12回夏のホームステイ 参加者募集要項

第12回「大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集のお願い

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで11回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、今夏にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期 間   2017年7月28日(金)~8月1日(火)4泊5日
  2. 対 象   福島の子どもたちとその保護者(定員5家族)
  3. ホストファミリー申込期限   2017年6月30日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

ホストファミリー募集要項

2016年度大阪教区坊守会総会

6月5日(月)、難波別院同朋会館1階講堂において「2016年度大阪教区坊守会総会」が開催されました。参加者104名。

宮浦教務所長、猪甘坊守会長の挨拶のあと、この総会が今期最後の行事となる現役員からも挨拶をさせていただきました。続いて議長を選出、2016年度の事業報告・決算報告について審議され、満場一致で可決承認されました。

山雄次期坊守会長からの挨拶、次期役員の紹介のあと、2017年度の事業計画案・会計予算案について審議され、こちらも満場一致で可決承認されました。

総会に引き続き記念講演が行われました。今期定例学習会の講師でもある一楽 真氏(大谷大学教授)に「人間は何を求めているのか-法蔵の本願に学ぶ-」という講題でお話をしていただきました。

「人間は居場所を求めているが、その居場所は往々にして他を排除することで得ようとしているのではないか」等々、たくさんのことを教えていただきました。

一楽先生には次期定例学習会も引き続きご講師をしていただきます。坊守・寺族女性の皆さま、予定表をご確認のうえ定例学習会にぜひご参加ください。

 

 

12日にプルタブや衣類を集めます <夏の衣類・プルタブボランティア6月12日>

 

衣替えの季節を迎えます。そんなときに、昨年は着られたけれども、今では着ることができなくなってしまった衣類や、不要になった衣類はありませんか?

私たち大阪教区ボランティア推進会議は、そんな衣類(男性物の夏服に限ります)を、屋外生活を余儀なくされている方たちに送り届ける「衣類のボランティア」を実施いたしますので、各ご家庭に不要になった衣類がございましたら、洗濯済のものを下記のとおりお届けください。

また、お米などの保存の利く食料品、調味料がございましたら、あわせてお届けください。

★ 同時にプルタブの収集も行っております。ボランティア推進会議では、空缶のプルタブを回収して換金し、車椅子等を購入して様々な施設に贈呈しています。みなさまのご協力をお待ちしております。

 

また当日の仕分け作業のボランティアも募集しています。【6月12日(月)午後1時から作業開始です】こちらもふるってご参加下さい。

           記

募集期間  2016年6月 12日(月) 午前9時~午後3時

集める物

  • ① 夏物の服(男性物で、クリーニング(洗濯)済のもの
  • ② お米などの保存の利く食料品、調味料
  • ③ プルタブ

 

法話会「いまから、親鸞さんの話をしよう。」


先日6月3日、東本願寺・しんらん交流館すみれの間にて、南学会(滋賀県有志の会)と獅子吼の会共催の法話会「いまから、親鸞さんの話をしよう。」が開催されました。

16時半より始まった会は、120人を超える来場者ですみれの間が満堂になるほどの盛況でした。

プログラムはまず、恩徳讃斉唱ののち、山雄竜麿獅子吼の会会長があいさつし、両団体の法話が始まりました。一人目は南学会の赤松崇麿さんが「仏法、聞き難し。」と題して、続けて獅子吼の会の森 広樹が「私の眼 仏さまのまなざし」と題してそれぞれ40分の法話。

休憩を挟んで、当会の宮部渡・乙部大信、南学会の瓜生崇さんと赤松崇麿さんによるトークセッションが行われました。

続いて南学会の瓜生 崇さんの「迷いに還る救い」、最後に当会の松井 聰が「お念仏の救い」と題してお話をいたしました。

それぞれ、バラエティに富んだ四人の法話とトークセッション。およそ三時間半の長丁場ですが、さまざまな場所から来てくださったみなさまは、熱心に聴聞してくださいました。

大阪を飛び出して、京都の御本山で行う初めての法話会。それも教区外の団体との共催ということで、うまくいくか不安でしたが、ふたを開けてみれば大盛況のうちに終わることができたと思っております。

ご協力いただいた「しんらん交流館」の職員はじめ宗務所のみなさんにも、感謝いたします。そしてもちろん、足を運んでいただいた多くのみなさまも、ありがとうございました。

また機会があれば、大阪以外の場所でもさまざまに聞法していただける「場」を持ちたいと思っております。

               

21組研修旅行

5月30~31日、組の研修旅行で京都伊根町に行きました。

観光地として有名な舟屋ですが、漁業をやめた方も多く、

後継者不足に悩んでおられるという厳しい話も聞くことができました。

隠れ念仏研修

5月29日~31日にかけて、鹿児島県に伝わる隠れ念仏の研修(第五組青年会の研修として)に行ってきました。研修では主に西本願寺鹿児島別院、東本願寺鹿児島別院、鹿児島別院東俣出張所、花尾隠れ念仏洞、知覧特攻平和会館、ミュージアム知覧等に足を運び、隠れ念仏や戦争中の貴重な資料を見学しました。

薩摩の地に親鸞聖人を開祖とする浄土真宗(一向宗)が伝わったのは室町時代中期(1500年頃)と言われていますが、浄土真宗が民衆の間に広まると「阿弥陀如来の前には、すべての生きとし生けるいのちは等しく尊い」という浄土真宗の教えが、当時の封建体制に相そぐわない等の理由から、薩摩藩は浄土真宗を厳しく禁じました。
拷問、流罪、死罪などの厳しく過酷な弾圧が続く中、真宗信者は講(信者による集まり)を結成し、ひそかに山奥深い辺地や船上、ガマ(洞穴)の中で法座を開き、信仰を存続しました。これを通称「隠れ念仏」といいます。念仏禁制が解かれたのは明治9年(1867)9月5日でした。薩摩の真宗信者は実に300年もの間、お念仏み教えを譲り抜いたのでした。(花尾隠れ念仏洞看板より抜粋)

西本願寺鹿児島別院にて隠れ念仏の講義を頂く機会があり、そこで聞いた話ですが、念仏をしている所を見つかった者は厳しい弾圧にあったわけですが、誰一人として仲間を売るようなことは無かったそうです。「私個人の信心ならばすぐに仲間のことを話したでしょうが、この信心は『如来よりたまわりたる信心』阿弥陀様の信心を売ることは出来ない」と伝わっているそうです。また、海に生きる動物、山に生きる植物、生きとし生きるもの全てが等しく尊い命という親鸞様の教えを強く信じていたために拷問を受けている最中でさえ、「役人様はまだ親鸞様の教え、念仏の教えに出遇われていない。権力や暴力で解決なさろうとしている。私は痛い目に遭っていても黙って受け入れる」といった事でした。現在は厳しい弾圧も解かれ、念仏を自由に称えられるようになりましたが、命がけで伝えてくれた先達のように念仏の教えを聞いているだろうかと問題提起してくださいました。

私個人的には鹿児島別院東俣出張所で見せて頂いた花尾隠れ念仏洞で実際に使用されていたとされる御本尊を見せて頂いたことや、花尾隠れ念仏洞で実際にその場所を見学したことが印象的でした。

今回の研修では事前研修として圓徳寺の上場先生をはじめ、沢山の方々に講義やお話を聞く機会がありました。関係者の皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

 

「あん」上映会

「あん」

大阪教区第14組の人権啓発委員会の主催にて「あん」の

上映会を下記の日時にて行います。是非ご参加ください。

 

日 時:2017年6月13日(火)14:00~(開場は13:30~)

場 所:寝屋川市立地域交流センター「アルカスホール」

        大阪府寝屋川市早子町12番21号(☎072-821-1240)

 京阪本線「寝屋川市駅」東口より徒歩3分

 

※自動車でのご来場は、近隣の民間有料駐車場をご利用ください。

上映会主催:大阪教区第14組 人権啓発委員会

    お 問 合 せ:専隆寺 澤田(☎06-6901-0685)

あゆみ通信 VOL.102

2017年6月1日、あゆみの会(第2組同朋の会推進員連絡協議会/浪花 博会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第102号が発行されました。

おもて面

うら面

今回は、6月22日に了安寺で開催予定の「あゆみの会 第2回例会」の告知と、5月20日に難波別院で開催された「大阪教区同朋大会」の報告が掲載されています。

ayumi102

第2組推進員養成講座「共に真宗に聞く会」第3回本講座を開催

2017年5月27日(土)午後2時から天王寺区の光圓寺で、第4期となる推進員養成講座の第3回本講座を開催しました。

「人間は、いったい何のために生きているのだろう?」という基本テーマで開催している講座です。今回は受講者9名と講師の三好泰紹氏(第22組蓮正寺住職)並びに教区・組のスタッフ16名が参加しました。

海老海恵幸組長(了安寺住職)の進行で開会の辞、勤行、真宗宗歌斉唱を行いました。

引き続いての座談会は、「あなたが今、大事にしていることは何ですか」というテーマで、司会を友澤秀三氏(南照寺住職)、司会補佐を稲垣洋信氏(第7組長教寺候補衆徒/教区スタッフ)、記録を墨林宏子氏(光照寺坊守)が担当し、和やかな雰囲気の中、次々と発言が続き盛り上がりました。

休憩後、「健康を大切にしています」という座談会での意見を踏まえた三好泰紹先生の講義がありました。

「老・病・死は悪者だという意識が植え付けられていて、《健康が大事だ》という考えになっているのではないか。」

「先輩からいただいた《人、使命あり》という言葉があり、関係性の中で私が存在するということに、何かを伝えていくという大事な意味があります。」

「居場所があれば、つらくても生きていけますが、居場所が無いと、健康であっても非常につらいのではないですか。」

等々の話をいただきました。

講義を受けて再度の座談会が講師を交えて行われ、「私が私になる居場所」について考えました。

今日のお話が分かりましたか?という司会からの問いかけに、受講者の返事は「大体分かった」と「分からない」が半々という結果で、本日の講座は終了となりました。

次の第4回本講座は7月8日(土)に光照寺で開催予定です。