2018年09月

『歎異抄』を語り合う講座(親鸞聖人に出遇う入門講座のご報告)

同朋会館で「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座」を開催

さる9月13日、継続聞思の会では、南御堂難波別院を会場に「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」(後援:真宗大谷派難波別院)を開催し、28名の方のご参加を賜りました。当日は、真宗宗歌斉唱の後、参会者一同による『歎異抄』「第11章」の朗読、その後、発題者によるご法話が行われました。

発題法話をする西受さん

また発題法話の後は、座談会が行われました。座談会では、『歎異抄』第11章を通したご意見・ご感想などが率直に出し合われ、今回も共に楽しく語り合い、聞き合うことのできた有意義な一時を過ごさせていただきました。

座談会1班の様子

座談会2班の様子

なお、次回の同講座は、「2018年10月17日(水)午後6時~ 会場:難波別院同朋会館講堂」です。

初めての方のご参加、どうぞお待ちしております。

《同講座についてのお問い合わせは、大阪教区教化センター(難波別院内)℡06-6251-0745まで

『夏の一泊研修会』に行ってきました

9月18日〜19日にかけて、大谷青年会で『夏の一泊研修会』に行ってまいりました。

今回は蓮如上人のご旧跡を巡るということで、滋賀県を訪ねることになりました。

初日は17時頃に滋賀県内のキャンプ場に到着し、バーベキューをして懇親会、そのまま施設内のログハウスで一泊。

二日目の午前中は、蓮如上人のご遺骨や上人直筆の御文、名号が残る【善立寺】
そして、「寛正の法難」により大谷の地を追われた上人が居を構へ、史上初の一向一揆とされる金森合戦の舞台となった【金森御坊】を訪れました。
善立寺御住職からお話を伺い、善立寺の向かいに位置する金森御坊の中も案内していただきました。

午後からは、蓮如上人が吉崎御坊から堅田に向かう途中に遭難した際に立ち寄られたと言われている、琵琶湖に浮かぶ沖島にある本願寺派の【西福寺】を訪れました。
ここにも上人直筆の名号か残っており、ムシロの上で書かれたため、名号に虎斑のような濃淡が出ていることから「虎斑の名号」と呼ばれています。
ここでは西福寺坊守様からお話を伺うことができました。

このように大谷青年会では、毎年夏と冬に一泊研修を行っています。普段中々行くことの出来ない宗門の関わりの深い場所を訪ねたり、会員で色々な事に挑戦してみたり、また夜には座談会をして、よりお互いの距離が縮まり、気兼ねなく話せる関係を作る事を目的として活動しています。

大谷青年会の活動に興味のある方は、下記の電話にてご相談ください。
皆さまの参加を心よりお待ちしております。

大阪教務所(担当:中嶋)
06-6251-4720

via PressSync

2018年度 教区声明講習会 開講しました

2018年9月13日 午後6時30分より、難波別院北広間において、2018年度「教区声明講習会」の開講式と、第1回目の講義が行われました。

開講式では、主催者の教区教化委員会「儀式・法要部」から挨拶を兼ねて開催趣旨を述べ、続いて授業を担当する講師(教区准堂衆会会員)から自己紹介がありました。

引き続き、第1回目の講義が行われました。本日は猪甘教淳氏(第5組安泉寺住職)の担当で、「正信偈真四句目下、念仏讃淘五」のお稽古を行いました。

教区声明講習会

今年度の教区声明講習会には25名の受講申し込みがありました。「報恩講のお勤め」をテーマに来年6月まで月1回、計10回の講義を行います。

なお、今年度の受講申し込みは終了しており、年度途中の受講受付はいたしておりません。

 

 

10組 聖典講座

2018年9月18日 10組 第三回聖典講座が開催されました。

大阪北部地震の影響で延期なりましたが、スタッフを含めて44名の参加でした。

「つながりを考えよう」をテーマに代表的な寺内町である、貝塚・願泉寺を訪れました。講師の太田浩史先生の講義を受け、全3回の聖典講座が閉講されました。

2018.9.19 第5回坊守学習会

本日も一楽先生をお迎えして四十八願文の勉強をしました。二十二~二十四願の復習のあと、二十五、二十六願についてお話し頂きました。

「諸国仏国」「供養諸仏」「開化衆生」繰り返しお話し頂く言葉ですが、まだまだ何がわからないかも整理がつかないので、質疑応答にも手をあげる事ができず、毎回もどかしい思いをしています。

本日は39名の坊守様にご参加いただきました。この所の災害における被災地への募金箱にたくさんのご協力を頂くことができました。本当にありがとうございました。

次回の学習会は12月21日です。終了後には先生を囲んで懇親会も予定しております。たくさんのご参加をお待ちしております。尚、懇親会に参加希望の方は、前もって教務所までお問合せ下さい。

第2組 聞法会を開催しました

 

 

2018年9月12日(水)午後2時から、天王寺区の紹隆寺(喜左上恵子住職)をお借りして、第2組聞法会「共に学ぶ『正信偈』」が開催され、組内の住職、寺族と門徒、推進員等31名が参加しました。

講師はお馴染みの新田修巳先生(平野区第四組正業寺住職)で、「遊煩悩林現神通 入生死園示応化」を学びました。

先生は、石寛太氏の俳句や蒔田さくら子さんの短歌や芭蕉の俳句等を紹介しながら、説明をされた後、信心の人は無数の懐かしい聞法の朋友を恵まれるのですと、締めくくられました。

次回は、10月20日(土)の2時から、天王寺区の光圓寺にて開かれます。講師は三好泰紹先生です。

(レポート・文=細川克彦・本持喜康/写真=本持喜康 )

 

201810

光圓寺地図2018

実践法話

獅子吼の会では実践法話の場として、来る9/20(木)午後2時から、大阪府門真市下島町14-33心願寺を会所として、秋季彼岸会の法座で、当会員の小松肇(大東市赤井泉勝寺副住職)がお話しいたします。どうぞお気軽にお越し下さい。駐車場は車2、3台なら何とかします、前もってお電話ください(072-885-1233)心願寺 松井 聰

善鸞(慈信)への手紙 ~法話を考える会~

21組では、9月15日(土)午後6時から法話を考える会(第5回)を行いました。

会場は堺支院。

参加者は8名でした。

前回に引き続き、講師に村上宗博先生(京都教区山城第1組・願教寺住職)を招いて、お話頂きました。

今回は『親鸞聖人御消息集』の善鸞(慈信)に宛てた第10通・第11通、性信に宛てた第13通を学びました。

『親鸞聖人御消息集』は、全43通からなる門弟に宛てられた手紙で、晩年の親鸞聖人の信境を窺うことができます。

第11通では父としての親鸞聖人の複雑な胸中を感じ取ることができました。

その後の質疑応答では様々な質問がありました。

予定時間を少し過ぎてしまいましたが、一つ一つ丁寧にお答え下さいました。

村上宗博先生有難うございました。

 

 

第11組推進員養成講座受講者の集い

9月12日水曜日午後6時より茨木市役所南館9階スカイレストランに於いて、 講師、教区スタッフ含め28名の御参加を頂き、第11組推進員養成講座受講者の集いが開催されました。玉井組長の挨拶で始まった会は和やかな雰囲気で、今後推進員として定期的に集まる願いを持って無事に11組の推進員養成講座を修了いたしました。

推進員養成講座の第2回目を開催

9月8日、同朋の会推進員養成講座の第2回目が天満別院で行われました。講座全体のテーマは「真宗の教えに聞く」ですが、各回に話し合いのテーマが設けられており、前回の「お内仏と私」に続いて、この日は「お経と私」がテーマになっていました。

今回も組内約40名の門徒の参加を得て、予定通り午後2時に開会しました。まず全員で正信偈同朋奉讃式のお勤めをした後、講師の大橋恵真師(第18組遠慶寺住職)の導入のお話がありました。お経はお釈迦様のご説法の記録であり、人生に苦を感じた者が救いを求めて聞くものである、と説明されました。そして改めてお経がいったい誰のために説かれているのかを問いかけられました。

座談会は前回と同じ5つの班に別れて行われました。座談も2回目になり、参加者は雰囲気にも慣れて、落ち着
いて発言ができている印象でした。各々の普段のお勤めの様子を紹介したり、どんな気持ちでお経を聞いているかを述べたりして、有意義な意見交換の時間を取れたと思います。正信偈はお経ではないことを知って驚いたという感想もありました。

休憩の後、各班の書記が座談会で取り上げられた課題について報告を行いました。今回は組内寺族スタッフの人数が足りず、教区スタッフにも協力を願いしました。それを受けて最後に講師からまとめのお話がありました。『仏説無量寿経』からの引用に拠りな
がら、私たちは問題が自分の外にあると考えてしまう(外道)が、実は思い通りにしたいという私の心が苦しみを作っているのであって、それに目覚めていきなさい(仏道)、ということがお経に書かれていると語られました。

第3回は報恩講シーズンを避けて、明年1月に開催されます。

所長巡回が行われる。

9月6日にリバーサイドホテルにおいて、午後6時からの組会に続き、所長巡回が行われました。

教務所から本年度の主な宗務の課題と業務報告、財務報告が行われ、教化施策等についての説明がありました。また、難波別院からも諸事業についての説明がありました。最後に質疑応答が行われ、地震・台風における被害寺院への救済措置に対する要望、若年者の参拝における配慮を求める意見等が出されました。

その後別室で懇親会が行われ、各寺院と教務所員らとの間で親しく交流を深めることができました。

門徒会勉強会で正信偈を学ぶ

9月5日午後2時より第6組門徒会の勉強会が、天満別院で行われました。組門徒会員の約30名の参加がありました。

正信偈同朋奉讃のお勤めの後、天満別院の武宮信勝輪番から、正信偈についてのお話をいただきました。その後、昨年に続いて座談会がもたれました。3班に別れて約1時間にわたり話し合いをもちましたが、参加者の各々が自分の体験を基に積極的に発言を重ねて、どの班も充実した座談ができました。

身近な正信偈のお勤めを課題とした話し合いを通して感じたことを、これからの個々の聞法生活、各々の自坊での活動に生かしていただきたいと思います。

雨衝いて北陸路での研修旅行

8月30〜31日に、摂護会(6組住職の会)研修旅行が行われました。本年は葬儀等による急な参加の取り止めが相次いで、9名という少ない人数での研修になりました。

今回は北陸の御旧跡を巡る旅行でした。初日の30日は朝バスで大阪を発ち、午後には、鯖江市の真宗誠照寺派の本山・誠照寺を訪ねました。当派では歴史的経緯から蓮如上人は祀られず、門徒の間で和讃が大切にされて来たことを聞きました。

宿泊した氷見温泉では、折りからの激しい雷雨に見舞われ、翌31日は豪雨の中での研修となりました。高岡市伏木の勝興寺は本願寺派の大坊で、数々の重要文化財から成る伽藍を参拝しました。修復中のために境内全体を拝することはできませんでしたが、かつては越中一向一揆の中心であった歴史を感じることができました。

雨の中2日にわたる有意義な研修を終えて、夕刻、無事大阪に帰着しました。

第2組 教化委員会

2018年9月6日(木)午後6時から、天王寺区の了安寺において、組内の住職、坊守会、門徒会、組推協ら15名が参加し教化委員会が開かれた。

まず真宗宗歌を斉唱して開会、海老海組長(了安寺)から開会挨拶で台風21号による組内寺院の被害状況などの報告があり、そのあと松本隆信副組長(西教寺)の進行で議事が進められた。

議事は、

①2018年の二組報恩講の日程、会場、講師、お斎に関して確認。同時に開催の同朋総会の進行内容等の確認。

②2019年二組同朋大会の構成を確認。依頼する講師の決定。

③2019年の二組聞法会について、5月から10月開催を確認。依頼する講師を決定。

④2019年二組バスツアーについて検討。日程と行き先について協議し、一応の目標を決め、あとは組長等の執行部に一任。

以上の内容に関して話し合われた後、恩徳讃を斉唱して閉会。その後、お斎をいただき歓談し終了となった。

(文章=本持喜康・清水拓/写真=本持喜康)

2018.09.06 坊守会研修旅行

圓周寺

愛知県 あま市方面~名古屋別院と圓周寺を訪ねて~

名古屋別院

ノリタケの森

台風の後片付けに後ろ髪を引かれつつ、総勢38名の皆様と共に行って参りました。
7:30に出発し、まずは名古屋別院に向かいました。一如上人のご尽力によって建てられた別院は、まるで本山と見間違えるくらい立派な建物でした。教務所の方よりその成り立ちなどお話しいただいたり、往復100段もある山門に上ったり、短い時間でしたが有意義なひと時でした。名古屋教区の御遠忌キャラクターである、ちづるちゃんとあやちゃんに会えなかったのが残念でしたが、名古屋教区の坊守会長様がわざわざお見えになり、差し入れまで頂戴し、大変有難かったです。
ランチは『ノリタケの森』で楽しく過ごしました。
午後からは、ハンセン病強制隔離に抗した念仏者 小笠原 登先生のゆかりのお寺、圓周寺を訪ねました。御住職が、ハンセン病の歴史や小笠原先生の人となりを、熱く語って下さいました。詳しい資料を戴きましたので、今日のお話しを思い出しながらしっかり勉強していきたいと思います。
帰りは少し渋滞にも遭いましたがほぼ予定通りに到着し、お土産で重くなった荷物を抱え家路につきました。
駆け足でしたが盛り沢山の内容で、どの場所も近いうちにもう一度訪ねたいと、余韻の残る研修旅行となりました。
皆様ほんとうにお疲れ様でした。