2019年01月

ハンセン病問題を共に学ぶ一泊研修会交流会2019

1月21日(月)から22日(火)にかけて、一泊研修会交流会を行いました。
21日は香川県高松市の大島青松園において、22日は岡山県瀬戸内市の邑久光明園において、入所者のみなさんと交流させていただきました。
また、大島青松園では自治会副会長の野村宏さんよりお話しをいただきました。

大島青松園の船着き場
[大島青松園の船着き場]

大島青松園園内図
[大島青松園の園内案内図]

このように、ハンセン病問題を共に学ぶ実行委員会では、毎年1月、瀬戸内三園(大島青松園、邑久光明園、長島愛生園)の皆さんとの交流会を開催しています。
各園の皆さんとの交流を通して、共に学び、共に歩むことを教えていただく研修会です。
また大阪教区だけでなく、四国教区、山陽教区などの関係委員さんも参加してくださり、各教区工夫を凝らして新年の集いの会場を盛り上げます。

次回も12月頃ご案内いたしますので、是非みなさまもご参加ください。

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

【参加者の声】

一泊研修会交流会で大島青松園の野村宏さんにお話を伺いました。

16歳の時に入所して辛いことも沢山あったけれど、私の今があるのは、強制収容される野村さんを乗せたバスを半狂乱になって追いかけてくれたお母さんが、高齢になっても「お前がいつでも帰ってこられるように、ここで長生きして元気でおらなあかん」と言って自分を支え続けてくれたことです、と話してくださいました。

そして20年前の国賠訴訟で原告になった経緯も語ってくださいました。国から強制的に収容され、妻が妊娠したのに堕胎され、子どもはホルマリン漬けにされて病棟の部屋に置き去りにされていたのに、20年以前の事は訴えられないとの国の答弁書を見て憤慨し原告になられたそうです。思い出したくない話もしてくださり、貴重な時間をいただきました。(小松裕子委員)

野村さんのお話の様子
[野村さんのお話の様子]

「ハンセン病家族訴訟に関する公開講演会」のご案内

国が長年続けた、「無らい県運動」などのハンセン病隔離政策によって、社会には、ハンセン病回復者はもちろん、その家族に対しても、無理解や偏見による差別に苦しめられてきました。2016年に提訴されたハンセン病家族訴訟は、これまで沈黙を続けてきた568名の家族らが初めて被害を訴え、国に対し、謝罪と損害賠償を求めて、闘っています。

ハンセン病に対する無理解や、偏見、差別に怯えることなく、自らを偽ることなく暮らせる社会を願い、原告たちは、尋問で、被害を語り、社会へと問いかけを繰り返してきました。

そうした思いが詰まった家族訴訟も、208年12月に結審を迎え、2019年春には判決が言い渡されます。
ハンセン病家族訴訟を支える集いでは、裁判に込められた原告たちの思いが社会に届き、勝利判決に実を結ぶよう、みなさまの支援をお願いします。

― ハンセン病問題を共に学ぶ実行委員会公開講座 ―
「ハンセン病家族訴訟に関する公開講演会」

●期 日 2019年2月2日(土) 開場 午後5時 ~開会 午後5時30分

●会 場 真宗大谷派 南御堂 難波別院 同朋会館1階 講堂
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-11
大阪市営地下鉄 御堂筋線・中央線「本町」13号出口から南へ徒歩3分、8号出口から南へ徒歩7分
※現在工事中の為、御堂筋側から境内への出入りができません。お手数ですが、境内南側の仮参道よりお入りください。

●内 容 弁護士より提訴の背景及び裁判概要についての説明・家族訴訟原告によるお話・VTR上映 等
※内容に関して一部変更となる場合がございますのでご了承ください。

●主 催 真宗大谷派大阪教区教化委員会(ハンセン病問題を共に学ぶ実行委員会)
ハンセン病家族訴訟原告団
ハンセン病家族訴訟弁護団
ハンセン病回復者とともに歩む関西連絡会
ハンセン病関西退所者原告団いちょうの会
ハンセン病回復者支援センター
ハンセン病問題を考えるネットワーク泉北
ハンセン病問題を考える尼崎市民の会

●お問合せ 真宗大谷派(東本願寺)大阪教務所
TEL /06-6251-4720
FAX /06-6251-4796

第2組 教化委員会

2019年1月17日(木)午後6時から、天王寺区の了安寺において、二組教化委員会が開かれた。

真宗宗歌を斉唱、松本隆信副組長(西教寺)の開会挨拶の後議事が進められた。
議事は、
①2018年の二組報恩講の報告、反省点の確認。
②2019年二組聞法会日程を確認。
③2/14開催される組門徒会総会開催について連絡。
④2/17全推進員の集い開催の連絡。
⑤3/2二組同朋大会の役割分担等の協議。
⑥3/29あゆみの会・組門徒会合同研修大会開催の連絡。
⑦二組日帰り旅行の件。
⑧2019年 二組報恩講の件。

以上の内容に関して話し合われた後、恩徳讃を斉唱して閉会。その後、お斎をいただき歓談し終了となった。
(文章/写真=清水 拓)

大阪教区伝研の会 公開講座「一から読む『浄土論註』」(第6回)

大阪教区伝研の会が、2017年より開催しております公開講座「一から読む『浄土論註』」も第6回目になります。

講師には光川眞翔先生にお越しいただき、ゆっくりと時間をかけて講義を進めていただいております。

前回(12/14)の講義では、易行道釈についてお話いただきました。

どなたでも、また途中からの参加も出来ますので、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

日時  2月1日(金)午後6時~午後8時まで

会場  難波別院1階 講堂

講師  光川 眞翔氏(大谷大学 助教)

テキスト  「解読浄土論註(改訂版)」蓑輪秀邦編 東本願寺出版部

※お手数ですが、大阪教務所または東本願寺出版部などで、各自ご準備下さい。

参加費  1000円

今後の予定

*第7回 2019年4月 於難波別院 午後6時から午後8時 於難波別院(日程については後日お伝えします)

主催  大阪教区伝研の会【事務局 正受寺 TEL 0721-23-6048】

公開講座案内チラシ(第6回)

第34回 第二組同朋大会のお知らせ

第2組では、「真宗にであう講演と歌曲の集い」と題して、第34回同朋大会を下記の通り開催します。

第2組の寺院以外のご門徒さんや、所属寺院が無い方、他宗教の方でも、どなた様でもご参加いただけます。

事前申し込みは不要です。多数のご参加をお待ちしております。

 

日 時:2019年3月2日(土)午後1時30分~午後4時(午後1時開場)

会 場:難波別院(南御堂)同朋会館1階講堂 / 大阪市中央区久太郎町4-1-11

内 容:1)開会式

2)第1部 歌 曲 / ソプラノ独唱 藤澤 敦子 氏【第16組浄興寺住職】

ピアノ伴奏  外川 千恵子 氏【第26組 蓮行寺坊守】

3)第2部 講 演 / 梶原 敬一 師【姫路医療センター小児科医長/真宗大谷派僧侶】

講 題 「浄土の真宗は証道いま盛なり」

4)閉会式

参加費:1,000円(当日受付にていただきます。参加者には記念品をお渡します。)

※「案内状」が参加申込券となっています。お名前、性別、所属寺院に記入いただき、受付へご提出下さい。

お持ちで無い場合は、受付で用紙をお渡しします。

 

↓↓↓詳細は「案内状」を御覧ください。↓↓↓

案内チラシ (PDF)

推進員とは何か?

1月15日(火)、16時から第3期推進員養成講座「懇談・懇親会」が開催されました。

21組では昨年7月1日に後期教習を終え、24名の方が新たに推進員になられました。

この「懇談・懇親会」は、昨年9月に予定していましたが、台風21号の影響で延期となり、今回改めて開催する運びとなり、推進員、スタッフ、教務所職員、推進員養成講座で講師をしていただいた高橋法信さん、多数の方が参加してくださいました。

はじめに堺支院において懇談会が行われ、組長、推進員活動検討会委員の原さん、松本さん、高橋法信さんの順にお話頂きました。

新しく推進員になられた方も、何をしたらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

松本さんは「推進員になって何をしたらいいのかわからなかった。まず自分自身で聞法を聞きに行こうと思った。」と述べられ、また原さんは「難しく考えないで、とにかく会に来てもらい意見を頂きたい。」と強く語ってられました。

我々寺族も含め、「推進員とは何か?」一緒に考え、話し合う事が大切だと思われます。

その後、場所を移動して懇親会が行われ、交流を深めました。

参加者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

1/24 天満別院定例法話にて歌と法話のコラボ開催

“響”と題して、歌と法話が交差するとき、そこに響くのは・・・ 
定例法話では初めての試みです、是非ともお越しください。
歌・弾き語り 角谷 早音美
法話 洲﨑 善範(大阪教区第13組即念寺住職)
★法話の途中に歌が入るとのことです。 

三夜連続法話の会

第15回獅子吼の会は、2012・2013年の連続法話でも取り上げました、『正信偈』に再び挑みます。今までは当たり前に正信偈の響きが各家庭の仏事の場であったのですが、家族葬が普通になる中、通夜の場でもいっしょに唱和する声が消えつつあります。私たち真宗門徒にとってなによりも身近にあり、触れてきたその『正信偈』の響きを消さないという強固な決意を、この三夜連続法話の会、正信偈四十話として取り組みます。難波別院に引き続き、八尾別院、大和大谷別院にも、どうか足をお運びいただきたく、ご案内いたします。会長 洲崎善範

初参式のリーフレットを配布しました

広報・出版部では年末、「お寺に初参り、しませんか」と題したリーフレットを発行し、教区内寺院に配布いたしました。これは8月に発行したポスターと連動するもので、ご門徒さんに初参式にお参りしていただくことを推奨・宣伝するリーフレットです。

残部がございます。ご希望の方は大阪教務所までお知らせください。

また年度初めに配布したポスターは以下の通りです。こちらもまだ残部が少しございます。

2018年度 聖典講座 in 天満別院

このたび、2018年度大阪教区教化委員会「研修・講座部」主催並びに天満別院共催にて聖典講座が開催されます。

2月から5月までの全4回で、会場を従来の難波別院ではなく、天満別院を会場に開催いたします。

講師に織田顕祐先生(大谷大学教授)にお越しいただき、大乗仏教入門「釋尊を説いた経」のテーマでお話いただきます。

「お経ってむずかしそう…、何が書いてあるのかわからない…」「お釈迦さまと阿弥陀さま、どうちがうの?」など、ぜひこの機会に「お経」に親しんでみませんか。

お誘いあわせのうえ、ご参加をお待ちしております。

と き 1回目 2019 年 2 月8日(火)

2回目 2019年 3月 6日(水)

3回目 2019年 4月12日(金)

4回目 2019年 5月 16日(木)

いずれも午後6時~午後8時まで

ところ 真宗大谷派 天満別院

〒530-0044
大阪府大阪市北区東天満1‐8‐26
TEL 06−6351−3535

JR 東西線「大阪天満宮駅」下車、2番出口より徒歩約3分。
または、大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町」下車、JR の2番出口より徒歩約3分。
または、大阪メトロ谷町線・京阪線「天満橋」下車2番出口より徒歩約10分。

参加費 無料(事前申込不要)

詳細は下記チラシをご参照ください。

この講座に関するお問い合わせは大阪教務所(06-6251-4720)まで。

 

聖典講座2018チラシ(1)

宗祖親鸞聖人学習講座 開催中!

大阪教区教化委員会「研修・講座部」では、去る12月5日に「宗祖親鸞聖人学習講座」の第1回が開講されました。

講師は九州大谷短期大学名誉学長の古田和弘先生にお越し賜り、全4回に分けて「高僧和讃に学ぶ」と題し、御講義を賜ります。

今月1月16日㈬に第2回が予定されておりますので、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。

どの回も午後2時からの講義の後、座談会も予定しております。

会場や時間については、下記チラシをご参照ください。

なお、第2回の会場は本堂地下講義室で行われますが、第3回及び第4回は会場が難波別院講堂に変更になりますので、ご承知おきください。

この研修会に関するお問い合わせは大阪教務所(06-6251-4720)まで。

 

宗祖親鸞聖人学習講座2018(12月全カ寺)

第5組青年会巡回報告

去る12月28日(金)、5組青年会報恩講(於 猪飼野専光寺)に「青少年活動に学ぶ実行委員会」から、各組青年会巡回として4名が参加させていただきました。青年会からは12,3名の参加があり、組の青年会としてはかなり大規模なものだと感じました。お勤めの後は「私の生活 僧侶の生活」というテーマで、講師の5組専光寺越本達了先生からご法話をいただき、引き続き座談会となりました。今回の法話のテーマを決めるにあたって、どういう話が聞きたいかということが事前に青年会内で話し合われ、その時に出た意見も配布された資料中にまとめてありました。その中から、越本先生が気になる意見を拾い上げてお話を進めておられました。2011年から、青年会内でテーマを決めて法話をいただいているということだそうです。(2012年は無し)

座談会が終了した後は場所を移して忘年会が行われ、委員4名も引き続き参加させていただきました。忘年会から参加された青年会の方もおられ、委員含めて総勢20名以上となりました。忘年会中、5組青年会がどんな活動をしているのか等、様々な情報交換・共有ができたと思います。5組青年会の皆様ありがとうございました。

「青少年活動に学ぶ実行委員会」では、各組青年会巡回を通して、青年会の活動調査や情報共有を行っております。どの組でも巡回を受け入れてくださることは大歓迎です。私たちの活動にご興味を持たれましたら、お気軽に以下までご連絡ください。

真宗大谷派大阪教務所
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
TEL06-6251-4720
大阪教区教化委員会
「青少年活動に学ぶ実行委員会」 担当 中嶋

via PressSync

2018.12.21 第6回坊守学習会

今年最後の一楽先生の四十八願文。講義は二十八願、二十九願、三十願でした。
浄土に生まれて終わりではない。如何にその教えを共有できるか、どう共有していくかという周りの人との関係がスタートする。お釈迦様は「私の国に生まれた人皆、道場樹を見る事ができるようにしたい」とおっしゃられたそうです。聞法をし続けると私も道場樹を見る事ができるのでしょうか?そう信じて残りの講義も楽しみにしたいです。

青少年活動に学ぶ実行委員会 会議

去る12月20日(木)2018年最後となる会議では

前回から継続して大阪教区組青年会の活動記録冊子の作成について、

・冊子が他組事業を参考に刺激になるようなものを目指す、
・書式を自由形式でそれぞれの組に任せる形を取るが
サンプルとなるものは当委員会でまず作成する。
・冊子に単位仏青の紹介をするかどうか?等の意見が出ました。
同時に以前実施したアンケートを踏襲した新たな組青年会に向けたアンケートを目下作成中であります。

・12月28日第5組青年会報恩講の巡回の最終確認、
続く2月15日17組青年会巡回についても確認作業が行われました
青年会に関するお問い合わせは下記まで
真宗大谷派教務所
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
TEL06-6251-4720
大阪教区教化委員会「青少年活動に学ぶ実行委員会」 担当 中嶋

謹賀新年

一一のはなのなかよりは
三十六百千億の
仏身もひかりもひとしくて
相好金山のごとくなり

みなさま、あけましておめでとうございます。今年も仏華研究会「ちいちの華」をよろしくお願いいたします。

写真は会員が立てた修正会のお華です。季節感を大事にして、立華を愉しみましょう!

作・松井 聰 作・松井 聰 作・松井 聰 作・洲崎善範 作・洲崎善範 作・広澤信彦 作・澤田 見 作・澤田 見 作・澤田 見 作・澤田 見 作・杉本 潤 作・墨林尚顕 作・桑田和貴 作・乙部大信 作・乙部大信