2019年05月

2018年度総会を実施しました

去る5月30日、今年度も大谷青年会【総会】を難波別院南御堂の同朋会館2階、青少年ルームにて実施させていただきました。

大谷青年会は役員も含め、大阪教区内で30歳までの青年男女を対象とした勉強会や交流会などを主な活動としていますので、ほぼ毎年の様に役員改選が行われております。

今回の【総会】では、今年度会計を務めていただいた12組乗雲寺の渡邊氏が退任・卒業されました。

*2019年度の役員*

《会長》
15組本傳寺 間野 淳雄

《副会長》
14組光善寺 藤原 玄

《会計》
19組金光寺 巽 量正

《委員》
15組本念寺 辻岡 和貴

これからお寺の法務に入られる方やすでに勤めている方などが、お寺に関する日々の不安・不満等を気軽に相談しあえる関係を築く為に、皆さまの参加をお待ちしております。

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あゆみ通信 VOL.126

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/浪花 博会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第126号(2019年6月1日号)が発行されました。

【第1面】
▼第2組聞法会にご参集を!(第2組聞法会ご案内 )

▼6/26あゆみの会野外例会 ご案内

▼釈迦の説法は (本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼十方衆生というは、十方のよろずの衆 生なり すなわちわれらなり(第2組聞法会レポート/文・写真:佛足寺門徒・細川克彦)

 

「あゆみ通信126号」のプリントアウトは、
↓↓ こちらのPDFファイルをお使い下さい。 ↓↓

 

あゆみ通信126A

青少年活動に学ぶ実行委員会 会議

 

 去る5月28日に、難波別院にて『青少年活動に学ぶ実行委員会』の会議が行われました。
 今回で今年度、最後の会議となりましたので、青少幼年部より松井幹事に出席していただき、今年度の活動内容についての報告や、次年度の活動予算と活動内容の説明をして、今後の活動スケジュールについての詳細を委員会で確認させていただきました。
 まず初めに、委員が各々で聞き取りをしてきた「組青年会」についての活動内容を報告していただき、次年度に巡回させていただく候補の確認を行いました。
 次に、次年度開催予定の「大懇親会」について、これまでの会議で協議されてきた内容(案内の時期や方法、会場や依頼する講師など)の最終確認を致しました。
 次に、次年度作製予定の記録冊子の掲載内容についての最終確認をし、『各組青年会の魅力を発信し、これからの青年会活動の参考になる物』を目標に作製していく事となりました。
青年会に関するお問い合わせは下記まで
真宗大谷派教務所
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
大阪教区教化委員会「青少年活動に学ぶ実行委員会」 担当 中嶋

『歎異抄』を語り合う講座(親鸞聖人に出遇う入門講座のご報告)

同朋会館で「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座」を開催

さる5月14日、継続聞思の会では、南御堂難波別院を会場に「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」(後援:真宗大谷派難波別院)を開催し、31名の方のご参加を賜りました。当日は、真宗宗歌斉唱の後、参会者一同による『歎異抄』「第13章」の朗読、その後、発題者によるご法話が行われました。

発題法話をする二階堂さん

また発題法話の後は、座談会が行われました。座談会では、『歎異抄』第13章を通したご意見・ご感想などが率直に出し合われ、今回も共に楽しく語り合い、聞き合うことのできた有意義な一時を過ごさせていただきました。

座談会1班の様子①

座談会1班の様子②

座談会2班の様子①

座談会2班の様子②

なお、次回の同講座は、「2019年6月14日(金)午後6時~ 会場:難波別院同朋会館講堂」です。

初めての方のご参加、どうぞお待ちしております。

《同講座についてのお問い合わせは、大阪教区教化センター(難波別院内)℡06-6251-0745まで

ボイスロイドによる歎異抄朗読、スタート!

https://www.icho.gr.jp/kiku/tannisyou

ホームページ実行委員会では、新コンテンツ、VOICEROIDによる『歎異抄』の朗読を始めました。今回は前序と第一章をアップしています。

VOICEROIDとは読み上げ用音声合成ソフトのことで、歎異抄の朗読をさせたのは(おそらく)史上初ではないかと思います(^o^) 普通にテキスト文をソフトに読みこませるだけではだめで、微妙な調整が必要になります。そのあたり作成者のオタク心 研究の成果が炸裂しております。

この音声ファイルは自由にお使いいただけます(ただしネット上での再配布、改変は不可)。ぜひご活用ください。

また今後、順次アップしていく予定ですので、お楽しみに!

二組人権学習会を開催

 

5月22日(水) 午後3時より、講師に浄土真宗本願寺派清光山西正寺の中平了悟住職を講師にお招きし、専行寺を会場に人権学習会が開催されました。

『現代社会における性に関わる生きづらさ~性の多様性と阿弥陀如来の本願の救い~』というテーマでお話を頂きました。

・LGBTとはそれぞれどういう事か?
・無意識のうち、当事者を傷つけてしまっていること。
・LGBTをとりまく日本国内、あるいは国際的な動き。
・中平氏が、自坊と地域とのかかわりにおいて社会問題に目を向ける中で、LGBTの問題もその一つとして取り組み、LGBTに関する勉強会、座談会を開き、それを通じて何を学び、感じたか。
・私たちを含む性の多様性として、いわゆるLGBTだけでなく様々な肉体的、精神的な問題があり、家族間、友人関係をはじめ社会の中で多くの苦悩があるということ。
・日本では約8.9パーセント(11人に一人)の方がLGBTに該当するという調査があり、 私たちの認識より多くの方が苦悩されているという現状がある一方『これだけ多くの人が悩んでいるのだから』という理由で注目するだけでなく、十方衆生を救おうという如来の願いのもと、『ひとりひとりの苦悩』として、私たち僧侶としてどう向き合うのかが問題である。

といったお話を頂き、講義の後も、参加者と講師を交え意見交換もなされ、非常に有意義な学習会となりました。

ATCエイジレスセンターで人権研修会

5月9日、第6組の人権研修会で、ATCエイジレスセンターに行きました。福祉に関する様々な情報を提供する施設として,23年前に南港のATC(アジア太平洋トレードセンター)内に開設しました。日本最大規模を誇る介護・福祉・健康関連の常設展示場で、展示されている福祉用具には実際に触って体験することができます。

10名の参加者は、フロアスタッフの説明を聞きながら、広い展示場を1時間余にわたって回りました。装具を付けての高齢者の疑似体験や車椅子の試乗を通して、高齢者や障害者の視点で日々の生活を見直すことを学びました。また、生活の実状に合わせて改良が進む介護機器には、思わず目を見張りました。

同時に超高齢化社会を控え、障害者も含めて、寺院の参拝におけるハンディの解消は、避けて通れない問題であることが、改めて認識できました。今後寺院のバリアフリーにどのように取り組んでいくべきか、課題も見えた充実の研修となりました。

原子力問題を学ぶフィールドワーク(福井県)のご報告

4月15日(月)から16日(火)まで1泊2日の日程で、「原子力問題を学ぶフィールドワーク」として福井県に行ってきました。参加者は5名と少人数ではありましたが、その分内容の濃いフィールドワークであったと思います。

初日は、長年にわたって原発問題に取り組んでこられた中嶌晢演氏が住職をつとめる福井県小浜市の明通寺を訪れました。

明通寺は、大同元年(806年)に坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる若狭地方きっての古刹で、境内にはたくさんの国宝や重要文化財が存在します。到着後、まずは国宝である本堂にお参りし、明通寺の由来などを聞かせていただきました。また重要文化財でもある御本尊・薬師如来像や、国宝の三重塔などもゆっくりと拝観しました。

明通寺本堂

明通寺三重塔

30分ほど境内を散策した後、客殿に移動して中嶌晢演氏からお話をうかがいました。参加者が少人数であったため、座談会のような形式で質問にも丁寧にお答えくださり、3時間近くにわたって様々なお話をいただきました。

お話の中にあった「受益圏」と「受苦圏」という考え方が特に印象に残っています。原発問題に関しては、電力の供給を受ける大都市圏という「受益圏」と、原発事故や放射線被ばくのリスクを引き受ける地域「受苦圏」の分離が進み、そのことが原発からの電力に依存してきた大都市圏の「無関心」を引き起こしているという指摘でした。

福島第一原発の事故から8年が経過し、事故当時は多くの人が持っていた原発問題に対する関心が、私自身も含めて徐々に薄くなってきているように感じています。「受益圏」に住む私たちが、「受苦圏」に住む方々のリスクや不安について、自分自身の問題として受け止めていかなければ、「分断」や「無関心」は更に加速していくのではないでしょうか。

中嶌晢演氏のお話

 

二日目は、まず「原子力行政を問い直す宗教者の会」の事務局を担当されている岡山巧氏が住職をつとめる福井県敦賀市の真宗大谷派西誓寺を訪ねました。

岡山氏は「歴史観を開く」と題して、私たちが原発問題に何を学ぶべきかを問いかけられました。「私たちが原発問題に学ぶことは、本願の<いわれ><こころ>であり、また本願への目覚めを呼びかけられている<この身>であることをはっきりさせることである。また、原発問題に詳しくなることや原発に反対することが目的ではないが、結果としてそういう内容を伴った仏道の歩みとして展開してくる」とお話しくださいました。

岡山巧氏のお話

その後、岡山氏にもバスに同乗いただき、複数の原発が立地する敦賀半島をバスで巡りながら、さらに詳しくお話を聞かせていただきました。直径10キロほどの範囲に敦賀原発、もんじゅ、美浜原発という3つの原発関連施設が集中している状況や、その周辺の集落の様子などを実際に見て、改めて原発が持っている問題性について考えさせられました。

美浜原発

岡山氏はバスを降りられる際に、「立地地元」(原発が実際に立地する地域)と「消費地元」(原発の電気を消費する地域)という中嶌晢演氏の言葉を用いて、「立地地元に住む私たちは、立地地元だからできることは何かを考えながら、できる限りの行動を起こしています。消費地元に住む皆さんは、消費地元だからできることは何かを考えながら、行動を起こしてください」と呼びかけられました。

「消費地元」そして「受益圏」に住む私たちは、どのように原発問題に向き合い、また行動していけば良いのか。色々なことを問いかけられた2日間のフィールドワークでした。

「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、公開講座、映画上映、フィールドワークなど、原発問題について共に考える活動を行なっています。次回の予定は、5月23日(木)映画『フタバから遠く離れて』上映会です。皆様のご参加をお待ちしております。

“鳴物”等の公開講習会を開催します

天満別院では教化委員会 儀式・法要部会主催による公開講習会を下記のとおり開催いたします。

講師は大阪教区准堂衆会の方々から鳴物等について計2回の講習会を行います。

対象者は得度受式者としておりますので得度を受式された方はどなたでもご参加できます。

是非お気軽にご参加くださいますようご案内致します。

♦︎ 日 時
6月17日(月) 午後5時〜7時
7月17日(水) 午後5時〜7時
♦ 場 所
天満別院 2 階 仏間
♦ 持ち物
本山出版大谷声明集・真宗の儀式(声明作法)・間衣・輪袈裟
♦ 対象者
得度受式者(得度を受式された方)

※参加希望者は事前に別院へFAXか電話でお申し込みください。
※当日参加でも結構です。

公開講習会 案内状

5/18 天満別院 合唱団『みのり』団員募集します !

間際になりましたが、今月も合唱団員募集します。今月の練習は5/18(土)午後2時からです。指導は村上奈津子先生(大阪教区第13組超願寺住職) ★参加希望の方はあらかじめ天満別院の方へ電話かFAXで申し込んで下さい。
2019年05月11日みのり

第2組 聞法会を開催しました

 

2019年5月13日午後2時から、天王寺区の紹隆寺(喜佐上恵子住職)を会場に、今年度第1回目の2組聞法会「共に学ぶ『正信偈』」が開催され、組内の住職・寺族と門徒、推進員など、30名が参加した。

講師は第4組正業寺住職の新田修巳先生で、今回は「本師曇鸞梁天子 常向鸞処菩薩礼 三蔵流支授浄教   焚焼仙経帰楽邦」を学んだ。

仏法を広めるためといって権力(政治)を利用してはならないとの宗祖のお手紙を紹介されたり、また宗祖は十方衆生、みな我らなりというお心であった。いのちの平等を共に生き合う世界を浄土と話された。

(レポート/写真:細川克彦〈佛足寺門徒〉)

即応寺マルシェが開催されました

 

4月29日(月曜・昭和の日)に阿倍野区の即應寺(藤井真隆住職)にて「即応寺マルシェ」が開かれ、即応寺境内にて様々な出店を、本堂内では落語会や音楽演奏会などが催されました。

心配されていた雨も降らず、多数の方にお越しいただき大変盛況となりました。

即応寺ホームページ

https://www.sokuouji.com/

「どっぷり昭和町」ホームページ

https://blog.showacho.jp/

第48回仏教文化講演会 藤場俊基師を講師に6月8日に開催

大阪教区第15組(宮部 渡組長)では、来る6月8日(土)午後1時30分から大東市市民会館「キラリエホール」で、第48回仏教文化講演会を開催します。今回は金沢教区・常讃寺住職の藤場俊基師を講師に迎え、「仏教とはどのような教えか」と題して講演いただきます。

この講演会は大阪教区第15組寺院・門徒会が主催し、難波別院河内二日講、地元の木本石材株式会社・おぶつだんの山下・泉屋仏壇店の協賛を受けて開催されている。入場無料。大東市市民会館へはJR住道駅北へ徒歩約10分、近鉄バス「大東市役所前」下車すぐ。お問い合わせは、西称寺(072-884-7602)まで。

5/24(金)午後1時半から 天満別院定例法話

天満別院では5月24日午後1時半から定例法話を行います。
講師に大阪教区第13組願乗寺の田中寛子さんをお呼びして「しあわせとは」と題してお話し下さいます。お誘いあわせの上ご参詣くださいますようご案内いたします。なお家庭用のプリンターで印刷される方は白黒版を利用して頂くとインクの節約になります。

 

2019_05天満別院定例法話チラシ(カラー版)

 

臘扇忌法要のご案内を発送致しました。

6月10日に開催いたします臘扇忌法要(清沢満之先生117回忌)のご案内を、大阪教区内の寺院を始めとする有縁の方に発送させていただきました。
5月7日に発送準備を行いましたので、そろそろお手元に届くことかと思います。
どなたさまもご自由にお参りください。心よりお待ちしております。

日時: 令和元(二〇一九)年六月十日(月)
午後六時〜八時半

場所: 難波別院 同朋会館講堂

記念講話講師: ロバート F. ローズ師
(大谷大学名誉教授)

参加料: 千円(記念品代含む)

主催: 難度会

後援: 難波別院

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