仏青~立華講習~安泉寺

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去る4月4日(火)生野区の安泉寺様にて立華講習会を行いました。

「ちいちの華の会」から洲崎先生と治田先生が講師として来てくださいました。

実技の前の講義では、洲崎先生から浄土真宗の立華のルーツ、花材の選び方、荘厳としての立華とはどうあるべきか、等の心構えからご教授いただきました。

また、今まさに桜満開の季節ということもあり、桜をはじめとした花々についての話題も出ました。花によっては、「散る」以外にも、「舞う(菊・紅葉)」「こぼれる(梅)」「落ちる(椿)」「沈む(蓮)」と表現することもあることを知り、花の表現方法にも多様性があることに驚きました。

先生方には生徒の個人的な質問にも懇切丁寧に答えていただき、大変貴重な体験をすることができました。

洲崎先生による実演指導

一例として、花材の選び方についての質問があった際には、花材によっては旬の時期があることや、季節によって色合いや表情が変化することなどについて教えていただきました。

また、荘厳としての立華に必要な要素についても、具体的な例を挙げながら詳しく解説していただきました。今回の立華講習会を通じて、荘厳の意味を理解するとともに、花を通じた表現方法や、花の魅力について改めて学ぶことができました。また、生徒たちが積極的に質問をすることで、より深い理解を得ることができたことも大きな収穫でした。

グループに分かれて実技スタート!!

治田先生による手直し。見違えるような出来栄えに

 

追記

今回、平日ながら11人の参加者が集まり、参加者には今回初めて花を立てる方や、寺族以外の方、女性の方もいらっしゃいました。

会員のお寺を借り花祭りの立華を学ばせていただき、貴重な体験をさせていただきました。

0から一人で立華を始めるのは中々腰が上がらなかったことを思い出します。また大勢で参加できるような活動を開催していきたいと思います。