自殺について考える

 前回の話し合いの中から、「自殺」という問題をピックアップしました。ご投稿頂いたご意見にも「自殺」に関するものが多いようです。

 そこで、「自殺」についてご投稿頂いたご意見、また「自殺」についての他のホームページなど、いろいろ検討してみました。その結果、当たり前のことですが、一口に自殺といってもケースバイケースで問題が多岐にわたっていること、自殺をしたいと思っている人のことをろくに知らずに、他人がとやかくいうことの傲慢さ、仮にいのちの尊厳と言ってみても、頭の中だけになってしまっては逆にいのちを軽々しくおとしめてしまうこと、問題をあげればきりがありません。この場ではとても今まさに自殺をしようという方に、特効薬的なお話をすることは不可能という結論に達しました。

 そこで今回は、我々がこのホームページ上ででできることに問題を絞り、前回収録された話題を糸口にスタッフ自身の課題を問い直すことから話を進めることとしました。

その1 「まじめに生きる?」

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 私たちは毎日毎日とにかく何かをしながら生きています。一生懸命生きています。しかし本当に精一杯生きているといえるのでしょうか?「自殺」という言葉を聞いたとき、ふと自分の生き様を考えてしまいます。

出演者(左から)
山雄竜麿(以速寺住職)・高島 章(圓明寺住職)・藤澤隆章先生(泉證寺住職)

その2 日常の錯覚(四顛倒 してんどう)

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 私たちが当たり前と思っている所に大きな落とし穴が・・・。仏教では「四顛倒」(してんどう)、4つのひっくり返った間違ったものの見方ということが説かれています。いったいどんな落とし穴があるというのでしょう。

出演者(左から)
山雄竜麿(以速寺住職)・高島 章(圓明寺住職)・藤澤隆章先生(泉證寺住職)

お寄せいただいたご意見

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Last modified : 2015/02/24 10:59 by 第12組・澤田見(ホームページ部)