第2組門徒会員研修大会&あゆみの会第1回例会合同研修会 開催

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2019年3月29日(金)午後1時30分より、阿倍野区天王寺町の法山寺(藤原憲住職)をお借りして、第2組門徒会員研修大会兼あゆみの会第1回例会が開催され、門徒会員、推進員、住職、坊守の22名と、海老海恵幸組長(了安寺)、松本隆信副組長(西教寺)が参加された。

吉田雄彦副会長(法山寺)の進行で、真宗宗歌で開会。挨拶を中嶋ひろみ門徒会長(光照寺)から頂いた。引き続き「『恩』について」というテーマで、廣瀬俊先生(大阪教区第17組 法觀寺住職)からご法話を頂いた。始めに、新聞か雑誌の記事で「失われていく日本語」の中に「恩」という言葉が挙げられていたことを話され、それでいいのかなという危惧を述べられ、私たちが日頃の勤行(おつとめ)の後で拝読する蓮如上人の御文にある「そのうえの称名念仏は、如来わが往生をさだめたまいし、御恩報尽の念仏と、こころうべきなり。あなかしこ、あなかしこ」(聖人一流)を引かれたり、また「恩」と漢訳されたパーりー語の元々の意味は「なされたことを知る」ということで、我が身に頂いたことを心に思うことであると。また司馬遼太郎氏が「人」という字に感動されたというお話等いろいろと話された。

質疑応答の後、浪花博会長(法山寺)が挨拶を述べ、「恩徳讃」を唱和し、3時30分頃閉会した。

(レポート/写真:細川克彦【佛足寺門徒】)