あゆみの会総会、開催

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去る12月11日(日)、あゆみの会総会が光照寺(天王寺区上汐、墨林浩住職)において開催され、コロナの第8波の中でしたが会員10名が出席しました(委任状17通)。

吉田雄彦副会長の司会の下、真宗宗歌斉唱で始まり、細川克彦会長の挨拶の後、来賓の墨林組長様からご挨拶をいただきました。

その後、議事に移り、本持喜康副会長(会計兼務)が欠席のため、細川会長より2022年度事業報告と同会計報告が行われ、続いて細川孝子監査委員より監査報告が行われました。慎重審議の後、全員の挙手により承認されました。

続いて、2023年度事業計画について細川会長より、第1回例会は3月28日の本山での「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」参拝を当てることとし、また第2回例会は6月に第2組朋友会とのコラボレーション、第3回例会は9月に2組門徒会研修と合同で行うことを提案、続いて予算案を提案し、慎重審議の後、全員より承認され、以上をもって議事はすべて終了しました。

その後の意見交換では、吉田副会長より、聞法学習とともに推進員同士がもっと和やかに意見交換できるような場造りが出来ないだろうかという問題提起がありました。

休憩の後、墨林浩先生より約1時間、「二尊教の教え」という講題で、ご法話をいただきました。

はじめに「身土不二」という仏教の教えを紹介され、土とは環境を表わし、身と土は実は深くつながっている。場(土)とは心の置き場所を表わし、人は心が落ち着く居場所を求めている。そして、それを真宗では浄土と表わす。

また、真宗は二尊教であると教えられているが、教主は釈尊(人間)であり、救主は阿弥陀如来(擬人化して表現されているが、法、道理法則)である。

世間では一体化して、教祖が救主となっている宗教も多いが、これは人に依存しており、釈尊は「法に依りて、人に依らざれ」と教えて下さっていると。

また、阿弥陀様が私を助けるのではなく、私を助ける働きを阿弥陀と言い、浄土とは存在を存在たらしめる働きであると。

また、ここにいる自分がどれだけのご縁を得てきたかということに気づくことが大切であると。資料も配って下さり、わかりやすく話してくださいました。

最後に、皆で「恩徳讃」を唱和して、閉会しました。(レポート:細川克彦〈佛足寺〉)