第38回第2組同朋大会

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去る3月11日(土)午後2時から、本年の第2組行事のスタートとなる第38回第2組同朋大会が、難波別院同朋会館講堂で開催され、組内の住職、寺族や門徒、推進員等66名が参加しました。この日は2011年に東日本大震災、福島原発事故から12年に当たり、難波別院でも午後2時46分に忽那の鐘が鳴り響き、参加者は各自被災された方を偲びました。

当日の進行は松本隆信住職(西教寺)で、真宗宗歌斉唱のあと、池田英二郎副組長(宗恩寺)が導師となり「正信偈」同朋奉讃式を参加者全員で称えました。続いて墨林浩組長(光照寺)により開会挨拶があり、釈徹宗先生(相愛大学学長、浄土真宗本願寺派如来寺)を講師にお迎えして「柔らかな心」という講題でお話いただきました。

先生は、親鸞聖人のご生涯、特にご臨終の様子から、見えない世界に心をのばすと言うことを考えたいと、板書を使いながら丁寧にお話いただきました。心が柔らくなるとは何か。それは、仏教の教えに出遇って「自分の頑なな心を知らされることだと。そして、親鸞聖人は「浄土真宗の教えは『柔軟心』だと言われ、仏教の目指すところであると話されました。

法話終了後、閉会式に入り、中嶋ひろみ門徒会会長(光照寺)から第2組の今後の仏事に参加を呼びかけられた閉会挨拶があり、午後3時45分に終了しました。(レポート:本持喜康)