摂護会研修旅行で、瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪ねる。

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因島水軍城

8月30、31日の1泊2日の日程で、恒例の摂護会(6組住職の会)研修旅行が行われました。摂護会の研修旅行は、毎年8月の30、31日の両日を基本として行われているもので、今回は瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪れました。12名の参加(内2名は現地で合流)がありました。

今回の研修旅行は、朝バスで大阪を発ってしまなみ街道を辿る形で、最初に因島に向かいました。まず訪れたのは、瀬戸内海の交易を広く担い、石山合戦にも関わった村上海賊の因島水軍城でした。汗を掻きながら登った小高い丘の上に、城を再現した資料館があり、村上海賊にまつわる歴史資料を見学しました。

光明坊

次に生口島に渡って光明坊を訪れました。四国に流罪になった法然上人が立ち寄られたと伝えられ、承元の法難の松虫・鈴虫が晩年を送ったとされる寺院で、本堂で住職のお話を聞いた後、宝物の阿弥陀如来坐像等を拝観しました。

その日は湯坂温泉のホテル賀茂川荘に宿泊し,旅の疲れを癒やしながら、参加者の間で親睦を図りました。

翌31日は、石山合戦の際に安芸門徒ゆかりの本願寺派寺院・長善寺を訪れました。本堂で前住職から、寺史や当地の安芸門徒の信仰についてお話を伺いました。「10年も続いた石山合戦は、合戦ではなく、『石山戦争』と呼ぶべきである」という言葉が印象に残りました。

続いて庫裏に案内してもらい、数々の寺宝を見せていただきました。「進まば往生極楽 退かば無間地獄」と記された軍旗からは、石山合戦に参戦した当時の安芸門徒の仏法領の庇護に止まらない、一方ならぬ信心への覚悟が窺えました。

その後、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原の風情溢れる町並みを散策し、名物のお好み焼きを食してから、無事帰路に着きました。

長善寺

「進まば往生極楽 退かば無間地獄」の軍旗

 

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