道に迷ったら たちどまって 道を知っている人に 尋ねるのが一番 -鈴木 章子-

 「道」という言葉には地面にある道路だけでなく、人の生き方の規範といった意味もある。
 最近、友人が「今の世の中、飾りたてた偽物ばかりじゃないか。そんな中をどうやって生きていけばいいのか、わからないよな…」と呟いた。人生について悩んだり、迷ったりすることは誰にでもある。自身を振り返ると、自分で考えて答えを出してきたし、また、そうすることが社会の常識のように考えてきた。しかし、果たして本当に解決してきたのだろうか。悩むことに疲れ、都合のよい答えを出しているだけではないだろうか。本当に私はこのままでいいのだろうか。
 標記の言葉は「そのうちにと思っていると日が暮れてしまう」と続く。どうやって生きていけばいいのかわからない今こそ、「道を知っている人」に尋ねる絶好の機会である。

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Last modified : 2014/12/12 11:38 by 第12組・澤田見(ホームページ部)