第1回大和大谷別院公開講座開催

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去る2月16日(日)午後2時より大和大谷別院おきまして、「第1回公開講座」が開催されました。

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仏教がもともと課題としてきた「生・老・病・死」の苦悩に応えていく医療と介護をおこなうビハーラ活動のお話を、『いのちに寄り添うビハーラ活動』と題して三浦紀夫氏にしていただきました。三浦氏は大阪教区第4組瑞興寺の衆徒で、NPO法人ビハーラ21の理事兼事務局長をされ、上智大学のグリーフケア研究所の非常勤講師でもいらっしゃいます。

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「ビハーラ」とは、サンスクリット語で僧院、安住・休養の場を意味する言葉です。 高齢の方、障がいを抱える方が安心して暮らせる「住」環境を整え、お坊さんが常に寄り添っていく活動をされながら、超高齢社会にあたり、医療・介護と仏事の一体化の推進をめざしておられるお話を聞かせていただきました。

大和大谷別院では2017年4月に宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要をお勤めするにあたり、御遠忌テーマに基づき、「いのち」について考える機縁となる公開講座が開催されます。

第2回は6月19日(日)午後2時から、講師に小西好彦氏(奈良少年刑務所教育専門官)をお招きし、「いのちは 体にあるのではなく 心にあるのです」と題して開催されます。