お寺だってIT/WindowsXPのサポート終了

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お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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WindowsXPのサポート終了

みなさんのパソコンは何年前に購入されましたか。「もう10年前くらいかな」という人は注意が必要です。最近、「WindowsXPのサポート終了」と新聞・テレビなどで話題になっていましたね。これはどのような話なのでしょうか。

パソコンにはOSという基本ソフトが入っています。WindowsXPもその一つです。このOS上でさまざまなアプリケーション(ソフト)が動いています。OSは日々アップデート(更新)されています。利便性の向上のために行われることもありますが、ほとんどはセキュリティホール(システムのセキュリティ上の弱点)の改修など、ウィルスや不正操作を防ぐために行われてます。

OSはあらゆる情報にアクセスできます。そのためOSが不正操作されると、そのパソコン上の全ての情報にアクセスできるようになり、個人的な写真や文書、銀行口座やカードのパスワードまで奪われてしまいます。それでは困るとアップデートされるOSなのですが、いよいよWindowsXPではそのアップデートが行われなくなる、というのが今回の話なのでした。「なんでサポートを止めるんだ!」とのお怒りも分かりますが、車でも割と頻繁に法律や社会常識が変わって、古い車が乗りにくく、車検を通しにくくなりますよね。それと同じように古い設計のOSも現状に合いにくくなり、アップデートにも限界がでてきたわけです。まだ使えるのにとお思いでしょうが、諦めて早めに新しいOSのパソコンにしてしまいましょう。

新しいパソコンをどう選んだいいかわからない、新しいパソコンの使い方がわからない、新しいパソコンに古いパソコンからデータを移したいけどやり方がわからない。そんな時には、ぜひパソコン相談室においでください。

【委員HK】2014/6発行

※銀杏通信注 2014年4月8日にWindowsXPのサポートは終了しています。セキュリティ上危険ですので、すみやかに新しいOSに乗り換えてください。また、WindowsVISTAは2017年4月、Windows 7は2020年1月にサポートが終了すると、マイクロソフトはアナウンスしています。詳しくはこちらをご覧ください(マイクロソフト:Windows のサポート期限

201406チラシNo.12_ver.1※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。