【安住荘】3月のご講師は、大阪教区 第4組恩敬寺住職 安城正人先生でした

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【安住荘】3月のご講師は、大阪教区 第4組恩敬寺住職 安城正人先生でした。30人近い聴聞される方々で本堂は満員御礼でありました。

お話しでは
・人類は誕生から今まで如何に健康に豊かに便利に生きようと
は努力してきた。しかし人の力では及ばない事実に対して、
そんな時代(400年前)でも宗教的な祈りがあった。

「生のみが我等にあらず、死もまた我等なり。」
清沢満之先生の言葉を取り上げ
二種の生死ということを説明してくださいました。

分断生死
・生きていく上で大事なものを喪失し、生きていく事を絶対化する我々の普段の生き方。

変易生死
・生きていく上で本当に大事な物を回復するはたらきに出遇う、法の方から自分自身の日常性を問われる生き方。

「救われない我が身に出遇いつづけるしかない。そこに如来の呼び声が
如来回向の信として念仏の声が届く。」
「仏法を聞いて、賢くなっていくのではなく、愚かになっていく、愚かで
ある私に気づかせていただくのが仏法である。」
こういったお言葉が身に染みる思いでした。

人類学~生物の進化~、先生の日常体験、色んな視点からお話しを頂き
最後に恩徳讃を斉唱して閉会いたしました。

4月の【安住荘】定例法話のご案内

日時 : 4月6日(土) 午後1時から午後3時ごろ

講師 : 難波別院法務部長 竹中慈祥先生

【安住荘】〒547-0026 大阪市平野区喜連西5-4-14