暮らしと帰敬式「寺族」研修会開催

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去る6月25日、茨木別院フリールームを会場に組会が開催されました。組会に引きつづき、「寺族」研修会の場がもたれました。組会では、5月21日に難波別院で開催された「第42回教区同朋大会」の参加状況などが報告され、次年度の教区同朋大会に向け、組としてよりご門徒が参加しやすい方途について話し合われました。

身振り手振りをまじえ、白熱したご講義をいただきました(筆者感想)

身振り手振りをまじえ、白熱したご講義をいただきました

一方「寺族」研修会は、ご講師として、ご本山研修部長の譽田和人師にお越しいただきました。「暮らしと帰敬式」と題し、約70分お話をくださいました。

弱さに気づいていくことこそが平等の中に生きていく力に

譽田師は、暮らしの中で誰しもがかかえる「不安」こそが、生きていくうえでの「エネルギー」すなわち思いを超えた「用き(はたらき)」を感じ得る大切な事柄。そして、「不安」とは外との接点であり、「弱さ」において人は「平等」であり、「弱さ」に気づいていくことこそが、「平等」の中に生きていく力になると話されました。随所に、師の歩まれた人生や宗務において感じられたことを率直に語られ、わかりやすくご講義くださいました。最後に帰敬式の意義と今後の展望についてお話しくださいました。

組内、住職「寺族」11人が参加され、ノートを取るなど、熱心に聴講される姿が見受けられました。限られた時間でしたが、意義深い研修となりました。