第27組青年会 一泊研修会 開催

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毎年、27組青年会(平野圭晋会長)では宿泊研修を開催しています。今年度は3月11日~12日、天理教本部と大阪教区25組宇陀ブロックを周り、奈良県下の宗教事情と過疎化の問題を考える研修を実施いたしました。

1日目は、天理教本部を視察。神殿、教祖殿、一周800メートルに及ぶ回廊を廻りながら、職員の方に天理教の歴史や教え、現状について説明を受けました。

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その夜は曽爾村の民宿に宿泊。地元の専光寺のご住職(田代公隆氏)夫妻の訪問を受け、宇陀地区の実情についてお話しを伺いました。

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2日目は、宇陀市(旧室生村)の専明寺(加藤惠住職)さんを訪れ、過疎限界集落にあるお寺の実情を伺いました。DSC_0135

境内地の中を伊勢本街が通るこの在所は、昔宿場として栄え、50戸を越えるご門徒さんがいらしゃいました。今では15戸となり、60才を越えるご住職ご夫妻がこの村で一番お若いそうです。

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お話しを聞かせていただくと、山間部のこの地域において、いかに法義相続が大変で、護持運営に尽くすご苦労が並大抵では無いことが伺われました。

27組においても、過疎地域の吉野地区のご寺院があり、お互い支え合っていける具体的な方法と施策のあり方について、本山や教区を交え考える必要性を、今回の研修を通し改めて感じました。

なんとか、手遅れになってしまわないように、みんなで考えて参りましょう。