~ 人間は 自分の心に 自分が縛られている ~ 仲野良俊 ~  

 桜の咲くこの季節は新入社員をよく見かける。
 彼らの姿から、希望や不安で一杯であった頃の自分を思い出す。当時は、何をするにも周囲に相談し、助言にも熱心に耳を傾けていたように思う。
 それがいつの間にか、自分の考え方や判断に疑問を持たなくなり、ついには、それに固執し守ろうと必死になっているようだ。その結果、我が意にそぐわないものは切り捨て、やがては自分が孤立していくことにもなる。拠り所としていた私の心が逆に私をがんじがらめにしていく。
 そんな私に、それでいいのかと呼びかける声がある。この身の事実に気づかせていただく声に、しっかりと耳を傾けていきたいものだ。

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Last modified : 2014/12/12 11:44 by 第12組・澤田見(ホームページ部)