第27組・松林俊明(組通信員)

27日は27組学習会の日

10月27日午後7時より安遊寺(藤本信宏住職)さんを会場に27組学習会が開催されました。
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今回のテーマは「葬儀について」。住職さんより二階堂行邦先生の「南無阿弥陀仏の葬儀」(伝道ブックス61)をテキストに、真宗の葬儀のあり方について発表がなされました。
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座談会では各お寺での葬儀の実状が話題となり、セレモニーホールの普及とともに葬儀社中心の葬儀が行われていること。家族葬と称される葬儀は、地域のつながりを無視した形で執り行なわれてしまうこと。いろんな状況の話から、田舎で昔ながら伝承されてきた葬儀のあり方が、ここ数年で全く変化してしまったこたがわかってきました。二階堂先生が本著で10年前に都市部の葬儀の空洞化を訴えられていますが、奈良の山間部においても同じことがこんな速いスピードで押し寄せてきています。あらためて、真宗の葬儀のあり方が問われてくる学習会でした。

大和大谷別院 宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 お待ち受け法要のお知らせ

来る11月18日(水)に大和大谷別院では「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌お待ち受け法要」が執り行なわれます。
当日は午後0時30分より高札立柱式があり、1時30分よりお待ち受け法要が厳修されます。
また午後2時45分からは澤田秀丸氏による記念講演があります。
みんなでお参りいたしましょう。
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27組報恩講が勤まりました。

昨日10月20日午後4時から、大谷別院会館にて27組の報恩講が勤まりました。参加者は81名。
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勤行の後は大橋恵真氏(18組遠慶寺住職)による法話を聴聞いたしました。
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法話の後はお斎をいただきます。
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お斎の途中で、恒例青年会によるお楽しみ会が始まります。
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今年はウルトラクイズの企画です。
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「徳川8代は吉宗ですが、我が宗の8代目は?」「正信偈の119句目は?」「ブットンくんの袈裟の色は?」等々…。クイズが出題され、回答者の3人は悪戦苦闘。結果、一番前で観ていらっしゃった山崎前組門徒会長さん(御歳90歳)が正解を連発!。優勝の栄冠を手に入れられました。
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27組巡回法座開催

去る9月25日(金)午後2時~4時、浄教寺(藤岡弘住職)さんを会場に、井関靖氏(10組慶徳寺住職)を講師に迎え巡回法座が開催されました。
浄教寺さんは奈良県吉野郡にある山間部のお寺で、柿と梅の産地にあります。参加のご門徒さんも農業を営んでおられ、毎年5月に開催していたこの巡回法座も梅の農繁期に重なるので、この9月に変更となりました。
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ご講師の熱心なお話に真剣に耳を傾け、参加者のご門徒さんからは、「尊いお話を聴聞できることが毎年の楽しみです。」と感謝を述べられていました。
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山門でご講師、ご住職、駐在教導、組スタッフでの記念撮影。

27組所長巡回・総会を開催

9月16日午後2時から大和大谷別院会館を会場に、大阪教務所長巡回並びに27組会・門徒会が開催されました。
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まず、本山・教区からの通達・業務報告があり、参加者は熱心に耳を傾け様々な取り組みについて説明を受けました。
また、難波別院並びに大谷別院からも報告とお知らせがありました。
後半は総会として、27組の事業・決算報告がなされ、今年度の事業計画・予算も強行採決されることなく、満場一致で承認されました。

27組学習会 一泊研修会開催

8月30日、31日の日程で寺族学習会企画の一泊研修が行われました。
今年は京都方面で、山科別院を参拝し、蓮如上人の旧跡地を散策しました。
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また、先ほどオープンした「しんらん交流館」を見学しました。参加者は職員の説明を聞き、一般に広く開かれた真新しい施設に感心していました。

27組学習会開催

去る7月27日(月)午後7時から27組学習会が開催されました。
 今回は正念寺(藤井正俊住職)さんを会場に、仏教大学の教授をなされているご住職から「大谷大学と仏教大学の建学の精神に学ぶ」をテーマに発表がありました。両大学の仏教の精神にもとづいた教育のあり方や研究成果の公開、社会貢献についてのお話しと、少子化で受験者が激減して、存立の危機にさらされる大学運営の現状についてもお話をうかがいました。発表後の座談会では宗門の教育機関について、存立の意義を確認し、充実を図るに方法についていろいろ意見が述べられました。

27組同朋大会開催

 去る7月25日(土)午後1時30分から大和大谷別院会館を会場に、27組同朋大会が開催されました。
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 猛暑の中にもかかわらず、参加者は100名を越えてホールいっぱいとなり、開会式では27組長(尻懸智氏)が喜びと御礼の辞が述べられました。
 今回の同朋大会は大和大谷別院宗祖親鸞聖人750回御遠忌のお待ち受けとしても開催いたしましたので、大和大谷別院輪番(大山彰英氏)から御遠忌の意義とご案内のご挨拶がありました。
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 勤行では正信偈の同朋唱和の声がホールいっぱいに響き渡り、参加者の方は「朋の大きな声に感動しました。」と感激しておられました。
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 講演は22組南溟寺住職(戸次公正氏)による、『御伝鈔』絵解き法話が行われました。御絵伝を前にプロジェクターを駆使して、節談説法の味わいを取りいれ、宗祖のご生涯をわかりやすくお話していただきました。時間の都合上、今回は御伝鈔上巻のみお話で終わってしまいましたので、来年は下巻をお説きくださることをお約束していただき講演の幕がおりました。
 閉会式では、27組門徒会長(鈴木順三氏)から挨拶がのべられ、今後の27組の取り組みについてご理解とご協力をお願いしていただきました。

27組青年会・坊守会の総会が開催されました。

6月は総会月。27組でも青年会、坊守会がそれぞれそ総会を開きました。
青年会は去る6月23日(火)午後7時より大谷別院会館で開催され、事業・決算の報告がなされました。本年度は役員改選がおこなわれ、新会長に吉内利彦氏・副会長兼会計に藤本信亮氏がそれぞれ選出されました。少子高齢化の波は27組寺院にも押し寄せ、会員の減少は切実な問題です。新年度は会員獲得の目標を立て、事業計画と予算が承認されました。この夏にはイベントを開催し目標達成のための計画が進行しています。
坊守会は6月29日(月)午前11時30分から大谷別院会館で開催され、事業報告・決算報告、事業計画・会計予算がそれぞれ満場一致で承認されました。昨年度は當麻秀圓氏(正行寺前住職)を講師に招いての学習会、会員の日見美代子氏(寂照寺坊守)のアイデア料理調理実習、親鸞聖人の足跡を訪ねて青蓮院での研修等がおこなわれました。新年度も学習会・研修会を中心に活動が行われて参ります。

27組学習会開催

去る6月27日(土)午後7時から即得寺(谷岡文秀住職)を会場に27組学習会が開催されました。
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毎年6月の学習会では年度末ということで、1年間の学習報告と次年度の計画が話し合われました。27組の学習会は、会所を組内寺院で持ち回り、会所住職は自身の課題となっていることを発題し、座談を進めています。昨年の発題には、「現代の老病死」「秋野川門徒」「寺院運営」「御遠忌」「ディベート」「見真額」等がありました。また人権学習として奥本武裕氏に「浄土真宗の広がりと大和の地域社会」の公開講座が開催されました。次年度も会所を持ち回り学習を重ね、公開講座の開催も実施することが確認されました。

27組同朋大会のお知らせ

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日時:2015年7月25日(土)午後1時30分~
 講師:戸次公正氏(22組南溟寺住職)
    『御伝鈔』絵解き法話
 会場:大和大谷別院会館
    大和高田市大谷274(電話0745-22-7619)
 お問合わせ:教願寺(尻懸)電話0745-73-1281
 主催:27組
 共催:大和大谷別院

本年度の27組同朋大会は、2017年4月に厳修されます大和大谷別院宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要のお待ち受けの一貫として開催いたします。

27組巡回法座開催

6月5日(金)午後2時から4時まで、御所市お淨宗寺(畠中光炎住職)さんで巡回法座が開催されました。講師は松井聡氏(21組浄得寺)をお招きし、「聞くということ」をテーマにお話をしていただきました。
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お話の中では、カルチャー講座が流行っている昨今「仏教」を教養として学ぶのではなく、自らの生き方として尋ねる聞き方を、浦島太郎の昔話をたとえに出してお話下さいました。
参加者からは、わかりやすいお話の中に「聞法」の大切さを改めていただくことができたと、感想を述べられていました。

奈宗連総会開催

 6月4日(木)午後1時から奈良県社会福祉総合センター(橿原市)大ホールに於いて、「差別をなくす奈良県宗教者連帯会議(奈宗連)第32回総会」が開催されました。奈宗連は奈良県内の約30の加盟教団からなり、当宗派からは当27組の平野圭晋(願隨寺住職)さんが事務局員として参画してくださっています。
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 総会での記念講演では、「違いを楽しみに力にかえる~多文化共生“新”時代~」と題して羽衣国際大学教授にしゃんたさんからユーモアを交えながら、「違い」と「変化」の中で生きている中で、「違い」を排除するでも、区別するでもなく、「違いを」受け入れ力に変えていく、違いしかないことに気づき、「共笑」ともに笑える、多文化共生のお話がありました。
 また総会の折には、「全国水平社創立宣言と関係資料」をユネスコ世界記憶遺産に登録をめざす水平社博物館からのご支援ご協力のお願いがありました。
水平社宣言世界記憶遺産へ

27組人権学習公開講座開催

5月27日午後7時から9時まで大和大谷別院会館を会場に「27組人権学習公開講座」が開催されました。講師は奈良県立同和問題関係史料センター所長の奥本武裕氏をお迎えし、「浄土真宗の広がりと大和の地域社会 -歴史からみた部落問題と浄土真宗-」と題して講演をいただきました。
最初に「部落問題」の現在の取り組みと課題をお話しいただき、それぞれの地域社会に即して、そもそもどのような問題かということについて改めた考え直すことを勧められました。
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現在の「部落史の見直し」の動向では、近世政治権力創出論の見直し(士農工商の下に「穢多」「非人」⇒武士と百姓・町人のほかに「穢多」「非人」)・超歴史的貧困論の見直し(穢多身分の多くは農業を営み年貢を納めていた)・社会差別の実態(卑賎視・蔑視・忌避・排除)が研究され、教科書の記述が変化してきていることを教えていただきました。
被差別部落と仏教の関係では、全国的には真宗だけではない被差別部落の宗派の状況が資料から読み取れ、真宗優勢地域でも寺院の存在様態に地域差が存在することを示されました。
また、特定の地域において真宗が緊密な結びつきを持つのは、戦国時代に真宗の教線が展開していく中で、被差別民を排除せず、穢れを厭わない真宗の教説を、被差別部落へ活発に布教する門流があり、その「浄」「不浄」を選ばない宗祖の教えが広く受容されていたからであると、理由を示されました。
次回は、江戸時代の寺院をめぐる被差別部落(穢多村)内外の社会的諸関係について講演していただきます。
また、次回講演予定が決まりましたらお知らせいたします。

27組教化委員会開催

5月25日(月)午後4時から大和大谷別院会館を会場に、27組教化委員会が開催されました。
次年度の行事計画が主な議題で、組同朋大会・組報恩講のための実行委員会の開催や、組門徒会・組推進員協議会の充実を図るべく意見が出されました。
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今年度の行事としては、5月27日午後7時より大和大谷別院にて「27組人権学習公開講座」が奥本武裕氏を講師に迎え開催されます。皆さまのご参加をお待ちしています。