映画『日本と再生』上映会のご報告

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さる1月26日(金)難波別院・同朋会館におきまして、映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の上映会(主催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」、共催:真宗大谷派 難波別院)を開催いたしました。当日は、約80名の方々にご参加をいただきました。ありがとうございました。

この映画は、原発問題に関連する訴訟に関わり続けてきた弁護士・河合弘之氏が、ドイツ、アメリカ、中国をはじめとする国々をめぐって世界の自然エネルギーの実情を取材したものであり、また国内で自然エネルギーに取り組む様々な団体の取材を通して、日本の自然エネルギーの現状とその問題点について伝える内容の映画でした。この映画を見て、世界の自然エネルギーはここまで来ているのかとたいへん驚かされました。

映画上映終了後、河合弘之監督による講演も行われ、非常に熱のこもったお話をうかがうことができました。「世界では自然エネルギーへのシフトがかなり進んでおり、この流れはもう止まることはない。また、日本の自然エネルギーのポテンシャルは、実はドイツの9倍もある。だから、日本においても自然エネルギーがどんどん増え、それにともなって原発が衰退していくことは間違いない。しかし、それまでに再び原発事故が起これば日本は破壊されてしまう。だから、原発を止めるための裁判は続けていかなければならない」という監督のお話が非常に印象的でした。

河合監督による講演の様子