「第8回 福島の子どもたちホームステイ」のご報告

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さる7月27日(月)から7月31日(金)まで4泊5日の日程で、「第8回 大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」が実施されました。

2012年の春から、毎年春休みと夏休みに実施してきた福島の子どもたちホームステイも今回で8回目。今回は、福島県から10家族、計25名(保護者10名、子ども15名)をお迎えし、大阪教区内9カ寺のご寺院にホームステイをしていただきました。

2日目には、教区ボランティア推進会議さんによる企画、「みんなでランチをご一緒に」が実施されました。当日は7家族、計19名にご参加いただき、なんばパークスにあるレストラン「チェルシー」にて、色々なことを語り合いながら、ゆっくりとランチをいただきました。食事場所が大阪の中心地ということもあり、ランチの後は皆さん色々な場所の観光に向かわれました。

ランチ

みんなでランチ

また3日目には、 大阪京橋ライオンズクラブ様による協賛企画、「大阪ベイエリアご招待」が実施されました。午前中に集合して、海遊館の見学や観光船サンタマリア号への乗船を楽しまれ、夕食は会場をホテルに移して豪華なビュッフェ形式のディナーと、大阪京橋ライオンズクラブの方々と交流を深めながら、一日たっぷりと楽しまれたようです。

海遊館の大水槽

海遊館の大水槽

サンタマリア号

サンタマリア号に乗船

ビュッフェ会場

夕食は豪華なビュッフェ

最終日の閉会式兼昼食交流会は、今回も教区坊守会さんに準備と運営のお手伝いをいただきました。4泊5日という短い期間ではありましたが、子どもたちの元気な声を聞いていると、今回も福島から来ていただけて良かったと改めて思いました。

昼食交流会

昼食交流会の様子

昼食交流会料理

昼食交流会のメニュー

福島からいらっしゃったご家族のお顔を見ていると、以前よりも笑顔が増えたように思われ、一見すると福島での生活が少し落ち着いてきたようにも感じられます。しかし、ゆっくりとお母さんのお話をうかがうと、まだたくさんの制約の中での生活を余儀なくされており、健康に対する様々な不安を抱えながら、子どもたちを守るために一生懸命頑張っておられることを思い知らされます。このホームステイという活動を、一年でも、一回でも長く続けていけるよう、改めて皆様のご協力をお願いいたします。

今回ホストファミリーとしてご協力いただいたご寺院様、また毎回様々な形でご協力いただいている教区内外の各団体の皆様、いつもご協力ありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。

また、新規のホストファミリーも引き続き募集しております。現在、受け入れを行っていただくご寺院の不足によるホストファミリーの固定化が問題となっております。これからもホームステイ事業を継続するために、教区全体に支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。

次回の福島の子どもたちホームステイは、2016年3月下旬ごろの実施を予定しております。詳細が決定しましたら、改めて当ホームページにてお知らせいたしますので、定期的にご確認いただければと思います。よろしくお願いいたします。