仏青公開講座「お寺×Youtube」

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去る12月14日(火)難波別院、講堂にて大阪教区第二組、宗恩寺住職 池田英二郎師を講師にお招きし、

「お寺×Youtube」という講題で公開講座を開催しました。10名程の方が参加されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

先生が自坊の「宗恩寺ちゃんねる」を立ち上げられたキッカケや、その願い、そして実際の動画の作り方から公開まで、

必要な最低限の機材等、実物の機材の使い方を順を追って、分かりやすく説明していただきました。
後半の質疑応答では動画制作に関する質問や、LINEやzoomを法務に生かしていく方法等の質問が交わされました。
・先生は緊急事態宣言に伴いステイホームの中で「他宗や本願寺派と比べて大谷派の動画が少ない」という事と、「大谷派独自の儀式や教学を伝えたい」。

また「20代~40代の方に身近に仏教を感じてほしい」といった願いから2020年10月からchを立ち上げられたそうです。

動画制作に必要なものとして、最低限必要な機器としては
・外部出力のできるビデオカメラ(スマホ可)・三脚・動画編集用PC(編集ソフト)
慣れてきたら機材を追加していく。
・動画を作り多くの人に伝えたいというfeeling

実際に使用しているカメラを用いての解説

キャラクターを使ったゆっくりボイスやLive2Dを使った手法も,画面はvtuberです

 

 

 

 

 

 

 

 

注意点に関して

・作るのを義務感でやっていけない。自分が好きな事、得意な事を、自分なりのやり方でお寺から発信していけばいい。

・動画の再生回数や高評価の数を目的化してはいけない。

自分が見て欲しいと思った動画であっても、視聴数とのギャップがある。伝えたい届けたいものがあるから動画を発信するのであり、視聴者数の多い少ないに一喜一憂する自分自身に縛られてはいけない、と言った心構えも話していただきました。

所感

Youtubeの世間的な需要はあるが、お寺からどうやって発信していくか、講座やマニュアルがこれまで無かったと思い、今回開催に至りました。

SNSを使っている上で他人の評価(いいねや高評価ボタン、Google mapの星等)が常につきまとっていますが、そんな事ばっかり気にしてしまって、

本当に大事な事や、やりたい事が何だったのかよく見失ったりしていたと思います。

chを運営していく上では、まず自分が動画制作を「楽しむ」、そしてあまり制作時間をかけすぎず余力の中でやっていくということが大事だと思いました。

仏青では活動を銀杏通信内や全寺院発送で告知していますので、是非興味がある方はご参加お待ちしております。

お問い合わせ  大阪教務所(武田) 06-6251-4720