仏青研修旅行-2022-

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2月7日 仏教青年会連盟・日帰り研修旅行(於 磯長廟「叡福寺」)

仏教青年会連盟(以後「仏青」)の活動で大阪河内郡太子町にある磯長山叡福寺参詣。
御存知の方も多いと思われますが、一昨年前4月10日開白致しました聖徳太子1400年御遠忌大法会は、5月11日に結願となりました。東本願寺からご門首も4月17日に奉修されてます。
期間中、大阪府にまん延防止重点措置、緊急事態宣言が出される事態となり大変なご苦労があったことが予想されましたが、無事に勤修できて本当に良かったと住職様からのお話をいただきました。

 

まずはこの石段を登るところからスタート。山門からはうっすらと太子の御廟が見える。

高齢者・身障者向けの階段を登らないルートも有り。

 

 

 

 

御廟は宮内庁の管轄。廟前の柵には菊の紋が並ぶ。

御廟前にて。三骨一廟と呼ばれる墓所。太子四十九歳で逝去された後にお妃様・お母様も埋葬される。阿弥陀三尊が人間の姿となりこの世に現れ人々を救済する、聖徳太子の生まれ変わりとする太子信仰の象徴と住職からお話しいただきました。

写真右側に三骨一廟。宮内庁管轄のため撮影禁止。一つのお堂に屋根が三つあり、三人分の納骨がなされているのがわかる。

 

住職(右奥)による宝蔵館のご案内。ご多忙の折、お寺のご縁記や聖徳太子にまつわるお話を頂戴しました。

住職の許可を得て撮影させていただいております。

 

 

 

聖人が四度ご参籠されたと言われている「見真堂」。

聖徳太子の御廟だけあって、主だった他宗派のお堂が境内に並ぶ。

 

 

 

 

 

山門前でパシャリ。山門奥に見えるのが御廟。

 

 

 

 

 

 

 

お寺のすぐ横の広場にて。太子町マスコットキャラクターの「たいしくん」

背景には太子町名物の「みかん」「ぶどう」と日本最古の官道「竹内街道」

自販機には太子町でしか手に入らない「みかん水」が並ぶ。

 

 

 

 

 

左は往路 近鉄・喜志前の太子御廟石碑。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

道中で見かけたマンホールには十七条憲法が記されていた。太子が町に親しんでいる様子がうかがえる。

帰路「道の駅しらとり(羽曳野市)」で寄り道&買い物。週末の朝は大混雑だが、夕方になると比較的空いていた。残念ながら今が旬のイチゴは品薄状態。

バレンタインが近いこともあり(?)奥様・お子様にご当地スイーツを買って帰る会員もちらほら。

コロナ自粛以降初めての日帰り研修。帰路の車内では次回はどこにしようか相談する声も聞こえてきた。

まだ芳しくない状況が続くがやはり現地に赴いてお話を聴聞することは学びが多いと実感できた一日だった。(report 長谷正利)