戦争展 兵戈無用

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戦争展 兵戈無用

戦争展 2016
日本は、「戦争をしない国」から再び「戦争のできる国」へ大きく変わろうとしています。昨年、安全保障関連法が成立し、今後ますますその動きが活発になってくるでしょう。

経典には、「兵戈(ひょうが)無用(むよう)」という言葉があります。仏教が広まるところは、兵隊(兵)も武器(戈)もいらない(無用)という意味です。この仏さまの説かれた教えこそ私たちの目指すべき真の平和と言えるのではないでしょうか。

私たちは次の世代のためにも戦争の愚かさと平和の尊さを伝えていかなければなりません。「平和とは何か?」、「今、私たちは何をすべきか?」一緒に考えてみませんか。

佛所遊履 國邑丘聚 靡不蒙化 天下和順 日月淸明
風雨以時 災厲不起 國豐民安 兵戈無用
仏の遊履したもうところの国邑丘聚、化を蒙らざるはなし。天下和順し日月清明にして、風雨時をもってし災厲起こらず。国豊に民安し。兵戈用いることなし。

『佛説無量寿経』巻下

展示内容:大阪大空襲を中心に戦争の悲惨さを共に考えていくためのパネル展示を行います。
期間:2016年3月12日(土)~4月10日(日)
会場:難波別院(南御堂)同朋会館1階 銀杏の間

8回におよぶ「大阪大空襲」のうち、最も多くの方が犠牲になったのが1945年3月13日から14日にかけての第1回大阪大空襲です。そのため、私たち大阪教区教化委員会では、戦争展を毎年3月の時期に開催しています。