『生命の足音 大阪教区教化センター研究紀要38号』発刊のお知らせ

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大阪教区教化センターでは、年度末に研究紀要『生命の足音』を発行しています。

本日2022年6月30日付けで2021年度の研究紀要『生命の足音』38号が出る予定ですが、実はまだ印刷が上がっておらず、配本が遅れます。申し訳ありません。

さて、『生命の足音』38号に掲載される当「教学儀式研究班」の研究報告ですが、「本願寺の相伝について」という題になっています。
2020年12月25日にYoutube公開講座と銘打ち、「本願寺の相伝の歴史」という題でお話しした動画を公開していますが、
今回の『生命の足音』という本には、相伝の歴史だけでなく、相伝とはどういうものなのか、その全体像を明らかにできれば、という思いで纏めた文章を掲載しています。

また、『宗意心得之事』と『相承弁惑』という、相伝文書の翻刻を掲載しています。

なお、今回の教化センター紀要には、現代教学研究班の報告として「寺院・諸施設のバリアフリー研究Ⅳ -共生社会へのまなざし考-」が、教化研究班の報告として「『大無量寿経』に聞く(2) -本願文ノートと語彙」も掲載されています。
1冊1,500円で、真宗大谷派大阪教区教化センターから発刊されますので、是非お読みいただきたいと思います。

最後に、教化センター研究班の今後についてお知らせします。
大阪教区の教化体制の見直しが行われていて、その最後に「教化センター」の在り方について、抜本的な見直しが行われる事になりました。
教学儀式研究班を含む、これまで設置されていた研究班は全て休止となり、これから1年かけて新体制を考えて行くことになっています。
という事で、教学儀式研究班としての公式な活動はできなくなりました。
今後は「元・教学儀式研究班」として、Youtubeなどには解説動画を上げていきたいと思っております。