27組学習会開催

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  27組は、毎月27日に組内寺院会所持ち回りで、学習会を開催しています。内容は会所住職が、信心の味わいや課題を発表し、討議討論をしています。

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2月27日(金)午後7時~9時、会場は王寺 町の正光寺さんで、参加者は10名。発表は20代と組内で一番若い藤崎住職です。まず「肯定」「否定」と書かれたプラカードを参加者に配り、出題される問題に賛否をカードで示し、一人づつの意見を交わしていこうというものでした。

第1問は「安楽死について」。参加者の意見は半分に別れ、いろんな意見が交わされました。「苦しみながら死を待つのは嫌だ。」「いのちは誰のものでもない。自分の都合で死なせてはならない。」「人権を尊重するのなら、その人の死も尊重しなくてはならない 。」「尊厳死=安楽死」「自殺は尊重できない。」「自然法爾として死をいただく。」「生と死は一体。」「人のはたらきで犯してはならないものはある。」「人は自らのはからいを捨てることはできないので、安楽死を選ぶことは否定できない。」等々。いろんな意見が出て、結果の出る話ではありません。いろんな立場からの話も出て、死について今一度考えさせられる機会となりました。

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他にもいくつか設問を考えて下さっていたのですが、第1問に時間をに使ってしまい、二問で会は終了してしまいました。ちなみに第2問は「徒競走の順位について」。否定は1人。他が肯定での話し合いでした。DSC_0091