第2組 門徒と寺族の合同研修会

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2017年9月26日(火)午後1時30分から、大阪市天王寺区の稱念寺(岸野龍之住職)をお借りして、第2組の寺族青年会「朋友会」と組推協「あゆみの会」の合同研修会が、朋友会から8名、あゆみの会から12名の20名が参加して開催された。

開会は、あゆみの会の本持喜康事務局による進行で、真宗宗歌で始まり、朋友会の友澤秀三会長(南照寺住職)が挨拶。

挨拶する朋友会の友澤会長(南照寺住職)

そして朋友会の藤井真隆氏(即應寺副住職)から、「仏にお育てをいただいて」と題して1時間の講演をいただいた。お寺から逃げ出したかった自分が体験した仏法との出会い、そしてそれに至るまでの住職であるお父さんへの激しいやりとり、大谷大学の恩師からの叱咤激励。そして卒業後まもなく仏教教誡師として講演をした少年院で、聴衆の少女からの壮絶な人生経験の訴えかけに衝撃を受けた事など、自らの歩みを赤裸々にお話しいただいた。

講師の藤井氏(即應寺副住職)

休憩後、岸野住職の進行で座談が行われ、藤井真隆氏の法話についての事や、仏法がどうしたらわかるのか、門徒が減少する状況で同朋会の設立を含めた寺院の活性化について等、朋友会やあゆみの会会員から様々な発言があり、午後4時の終了予定を約30分超過する活気に満ちた会となった。

座談会

座談会

 

 

 

 

 

 

閉会は、あゆみの会の浪花博会長から「共に第2組の寺院が聞法の道場になるように前向きに、活性化に向けて頑張ろう」という挨拶で締めくくられた。

 

(文章=細川克彦・池田英二郎 / 写真=本持喜康)