第2組 聞法会を開催しました

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2018年7月12日(木)午後2時から、浪速区の唯専寺をお借りして、第2組聞法会が開催され、組内の住職、寺族と門徒、推進員25名と組外の2名のご門徒さんが参加しました。

講師はお馴染みの平野区正業寺住職の新田修巳先生。

先生は、オウム真理教の麻原彰晃元教祖等の死刑報道を紹介され、作家村上春樹著「アンダーグラウンド」のあとがきを題材に、あらためて「仏法を伝えていくということは、どういうことか」を考えたいと始められました。そして、38歳の時に自らの本山での伝道講習会で、和田稠先生から受けた「大海原に船に乗って出て、長いロープの先に錨をつけて下ろしても、いつまでもそこにつかない」を喩えを聞き、後年、「蓮如上人御一代記聞書」の「心得たと思うは、心得ぬなり、心得ぬと思うは、心得たるなり。弥陀の御たすけあるべきことのとうとさよと思うが、心得たるなり」を読んだ時に、自分の邪見憍慢な心を指摘されていたのを自覚し、頭が下がる思いであったと話されました。

また、善導大師や曽我量深師の言葉や聞法仲間の歌人萩原よし江さんの詩を紹介されながら、法蔵菩薩の誕生を大切にすることの大事さを話され、仏法との触れ合いをあの手この手で仕向けてくれた父母に感謝されました。

次回の二組聞法会は、8月25日(土)午後2時から天王寺区の光照寺で、講師は稲垣直来先生(17組 徳因寺住職)です。

(文章/写真=本持喜康 )