第2組・清水拓

第二組聞法会が開かれました

 

2025年6月17日(火)午後2時から、天王寺区の專行寺で、組内の住職、坊守、門徒、推進員26名が参加して、第2組聞法会が開かれました。

 墨林浩組長(光照寺住職)の挨拶の後、正信偈草四句目下・念仏・和讃・回向をお勤めしました。続いて、先月から2回目となる大橋恵真先生の法話が始まりました。

 先生はレジュメを用意して下さり、今回は「正信偈」の龍樹大師章の後半、「宣説大乗無上法」から「応報大悲弘誓恩」のところをお話し下さいました。

 一般に仏教各宗において、龍樹大師は八宗の祖と仰がれ、難行苦行をされて、菩薩の階段の41位、歓喜地に至られ、「空」の教えを説かれたといわれているが、親鸞聖人は「正信偈」の中で龍樹大師は、煩悩をなくすことができないということに深く気づかれ、「南無阿弥陀仏」の教えに帰して救われたのであると。その点において、我々凡夫が「南無阿弥陀仏」と称えて救われていくのと同質であると教えてくださいました。

 休憩後、涅槃」ということについて金子大栄師の、涅槃とは完全燃焼であるという言葉を紹介され、それは燃えカスがないこと、例えば愚痴がないことであり、何事も他人のせいにすることなく、ただありがとうと言って死んでいけることではないかと話されました。

 さらに「大悲」について、例えば人が一緒に泣いてくれることで救われる(同悲)ことがあるように、仏さまのそのような働きを大悲というのでしょうという、これも金子先生の言葉を引いて話されました。

 レジュメでは「大悲」の意味として、仏様が私の人生の悲しみやきを我がこととして受け止め、いっしょに悲しんで下さるということであると書かれています

 私の心の、煩悩より深い所にある大悲する心に目覚めて下さいと結ばれました。

 私はそれはどういうことか、よくよく考えてみたいと宿題をいただきました。

(レポート・写真:細川克彦〈佛足寺〉)

あゆみ通信 VOL.195

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第195号(2025年7月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第2組青年僧有志と合同研修会開催しました

▼第2組聞法会

▼親鸞のことば

▼親鸞聖人との出会い お朝事に思う④(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼門徒会との合同研修会

▼第2組聞法会開催

 

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あゆみ通信195

第2回あゆみ例会を開催

 

 

 第1回あゆみ例会は大阪教区慶讃法要への個人個人の参加を当てることといたしましたが、去る6月12日(木)午後2時より、第2回あゆみ例会が、第2組青年ご住職有志との合同研修会(コラボ)として、稱念寺(岸野龍之住職)を会場に開かれました。

 進行は吉田雄彦氏(法山寺門徒)が勤め、真宗宗歌斉唱の後、細川克彦あゆみの会会長(佛足寺門徒)が挨拶を述べました。

 今回のご講師は、同じ2組の喜佐上信証先生(紹隆寺副住職)です。

 先生ははじめに、大学を卒業されてしばらくして祖父の死に出会われたことを話されました。死は誰一人避けられないこと、また祖父と心の中で向きあっていると自分の生が問われているように思えると。

 先生はレジュメを用意して下さり、「白骨の御文」や仏典童話「キサーゴ―タミーの話」を紹介されました。

 また、ある人の投稿「一生を終えて残るのは」の文章を読み上げられ、両親から受けた有形無形の施しを消費するだけでなく、次の世代に伝えていくことが自分が生を受けた意味なのかもしれないというお話も紹介されました。

 その他にもご用意いただいた資料を読み上げられました。

 休憩後は座談会が持たれました。

 吉田氏の司会で、僧侶と門徒がお互いに気兼ねなく、普段感じたり考えていることを話し合いましょうと切り出しました。

 ある門徒の方は、お寺さんが門徒宅に逮夜参りや法事で出かけられることも大切ですが、お寺に門徒が集まって、交流し、また、仏法に出会える機会を作って下さることも大事ではないかという意見を述べました。

 また、あるご住職は大事だと思っているが、なかなか踏み出せないと話されました。

 また、漠然とそういうことを要望するより、ご住職一人ひとりにお願いしたらどうかという意見も出されました。

 また、法事で共に会食を勧められたら、お受けして交流を深めたいというご住職もおられました。

 侃々諤々、僧侶の方も積極的に発言して下さり、課題がいくらか見えてきたような座談会でした。

 最後に恩徳讃を唱和し、閉会となりました。

 今回の参加者は、僧侶9名、門徒5名でした。(レポート・写真:細川克彦〈佛足寺〉)

あゆみ通信 VOL.194

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第194号(2025年6月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼聞法会スタート

▼第2組青年住職有志と合同研修会を開催(案内)

▼第2組教化委員会報告 次年度第41回第2組同朋大会の講師等決まる

▼親鸞のことば

▼過去帳から お朝事に思う③(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼第41回第2組同朋大会

▼第2組合同報恩講・同朋総会

▼紙上法話 和国の教主⑦親鸞聖人における聖徳太子観
池田勇諦先生

▼お悔やみ申し上げます

 

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あゆみ通信194

第2組本年度の聞法会スタートしました

5月24日(土)午後2時から天王寺区の稱念寺(岸野龍之住職)を会場に、講師の大橋恵真先生(第18組遠慶寺住職)をお迎えして本年度第一回目の聞法会が開催されました。あいにくの雨で足下が悪い中を組内の住職や坊守、寺族と門徒や推進員19名が参加しました。

真宗宗歌で開会、「正信偈」「念仏・和讃」「回向」を岸野龍之住職の調声で勤めました。

今回から、『正信念仏偈』の「依釈分」と言うことで、①「印度西天之論家 中夏日域之高僧 顯大聖興世正意 明如来本誓応機」と②「釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺龍樹大士出於世 悉能催破有無見」について、学びました。

先生は、最初に構成について、復習として説明された後、それぞれの「訓読」「語句の意味」「意訳」「考察」についてお話されました。

特に、今回のメインの課題の「有無の見」について、「歎異抄」の親鸞聖人のお言葉を紹介されながら「執着する心が私たちの迷いを深め、苦悩の基になっていること」と、詳しく説明いただきました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)

 

 

あゆみ通信 VOL.193

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第193号(2025年5月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第2組聞法会開幕

▼大阪教区宗祖親鸞
聖人御生誕850年・
立教開宗800年慶讃
法要に分散して団
体参拝

▼紙上法話
親鸞聖人における聖徳太子観
和国の教主⑥
池田 勇諦先生
同朋社会の顕現

▼親鸞のことば
ただ信じると言うことが、
なかなか難しい

▼お朝事に思う2(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼大推協通信
公開講座ご案内

 

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あゆみ通信193

第二組 人権学習会

大阪教区第二組(墨林浩組長)では4月23日午後2時より、宗恩寺(大阪市天王寺区)で人権学習会を開催しました。
「ハラスメントの原因とその克服への一考察」というテーマで、講師の池田英二郎(宗恩寺住職)の90分の講義と質疑応答が行われました。
ハラスメント問題を概説する動画を視聴した後、講師が「ハラスメントとは人を道具として扱うこと」という新たな定義をベースにして、ハラスメントでは何が起きているのかを解説し、
インナーチャイルドとインナーペアレントという概念を元に、ハラスメントの世界を出て自立の姿勢で歩むようになるまでの話を、住職・坊守・寺族・門徒会会員 18名が熱心に聴講しました。

あゆみ通信 VOL.192

 

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第192号(2025年4月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼大阪教区宗祖親鸞聖人御生誕850年・立教開宗800年慶讃法要にご参詣を

▼第40回同朋大会執行

▼親鸞のことば 人に支えられて生きている 御こころざしのぜに三百文、たしかにたしかにかしこまりて、賜りて候う「親鸞聖人御消息集」

▼お朝事に思う(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼第2組聞法会いよいよ

▼如是我聞 3/15 名和先生法話聞書 佛足寺 細川 克彦

▼大推協通信

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あゆみ通信192

第40回第2組同朋大会が開催されました

2025年3月15日(土)午後2時から、2025年最初の第2組行事である第40回第2組同朋大会が難波別院同朋会館講堂を会場に、天候不順な中を組内の住職や坊守、寺族と門徒や推進員69名が参加し、粛々と勤まりました。
武石由美専行寺住職の進行で、真宗宗歌斉唱で開会。池田英二郎副組長(宗恩寺)の調声で「正信偈」「同朋奉讃念仏讃」を全員で勤めました。そして、墨林浩組長(光照寺)による開会挨拶をいただきま
した。
記念講演は、真宗大谷派教学研究所所員の名和達宣先生(兵庫県明泉寺)から「立教開宗の願い」を講題にお話いただきました。
先生は冒頭、立教開宗の意味について、「私自身が教えに立ち、『宗』が開かれること。「宗」とは、故中川皓三郎先生が「扇のかなめ」だと言われたと、紹介されました。
そして、慶讃法要のテーマ「南無阿弥陀仏―人と生まれたことの意味をたずねていこうー」について、南無阿弥陀仏が入っているのは、宗門が危機的状況を迎えており、私の存在とのかかわり問うていると話されました。
続いて「立教開宗」の歴史的な経過を詳しく説明いただきました。
休憩後は、池田勇諦先生の「南無阿弥陀仏は、私たちの存在の本名である」と言う言葉に接した先生が、あるご家族との出来事を通して気付かれた「仏の名を呼ぶこと。その名には大切なことを思い出し、本来の帰るべきところに帰って欲しい」という願いが込められていると結ばれました。
終了後、恩徳讃斉唱し、中嶋ひろみ門徒会会長(光照寺)による閉会挨拶で、4月の慶讃法要への参詣
と、今後の第2組仏事への参加をお願いし、閉会されました。(レポート・写真:本持 喜康 〔即應寺
〕)

第2組門徒会総会が開催されました

2025年3月4日(火)午後12時から、天王寺区のアポロビルの楓林閣において、第2組門徒会総会が、来賓に墨林浩組長と池田英二郎副組長を迎え、門徒委員10名が参加して開催されました。

事務局本持の司会で進行、挨拶を招集者の墨林組長、および中嶋門徒会会長からいただき、議事に入りました。まず、2024年の会計報告と監査報告について拍手で承認。

続いて、2025年の第2組関係行事について、事務局から①教区宗祖親鸞聖人御生誕850年・立教開宗800年慶讃法要の参詣、②第2組第40回同朋大会、③第2組聞法会日程、④第2組人権学習会等について、組長から補足をいただき説明されました。これで第1部は終了。

第2部は懇親会にうつり、池田副組長の乾杯の発声で第2組及び寺院、門徒会の興隆を願い、お斎をいただきながらの歓談に入り、各自交流を深め。午後2時30分に散会を致しました。

あゆみ通信 VOL.191

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第191号(2025年3月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第40回第2組同朋大会にご参集を

▼聞法会、全日程決まる

▼大阪教区宗祖親鸞聖人御生誕850年・立教開宗800年慶讃法要にご参詣を

▼親鸞のことば 欲や打算のない人はいない

▼聞即信(本持編集長の編集後記)

【第2面】

あゆみの会第1回例会は、
大阪教区慶讃法要参加に
あてることにいたします。
ご了解ください。

▼紙上法話 和国の教主⑤ 親鸞聖人における聖徳太子観 池田 勇諦先生『十七条憲法』ー帰依三宝

▼第2組人権学習会に参加しませんか

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あゆみ通信191

あゆみ通信 VOL.190

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第190号(2025年2月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第40回第2組同朋大会にご参集を

▼如是我聞 友澤先生の法話聞書 仏足寺 細川克彦

▼親鸞のことば 欲や打算のない人はいない

▼私が鬼だった?(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼紙上法話 和国の教主④ 親鸞聖人における聖徳太子観 池田 勇諦先生

▼おすすめの書籍 生も死も引き受けて -南無阿弥陀仏のいのちに生きるー 延塚知道著

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あゆみ通信190

あゆみ通信 VOL.189

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第189号(2025年1月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼新年のご挨拶 会長 細川 克彦

▼あゆみの会総会開催 2024年12月15日(日)

▼親鸞のことば 変わらず私を照らし続けてくれるもの

▼あけまして おめでとうございます(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼合同報恩講執行

▼如是我聞 越本先生法話聞書 佛足寺 細川 克彦

▼大推協通信 真宗本廟おみがき奉仕団 募集

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あゆみ通信189 (1)

あゆみの会(第2組組推協)総会を開催

 

2024年12月15日(日)午後1時30分から、天王寺区の南照寺(友澤秀三住職)をお借りして、あゆみの会総会が開催され、11名の会員が参加しました。第2組からは池田英二郎副組長(宗恩寺住職)がご参加いただきました。

総会は、事務局の本持の進行で、真宗宗歌で開会。細川克彦会長(佛足寺)のご挨拶、そして池田副組長から来賓挨拶をいただきました。

そして総会議事に入り、事業報告並びに事業計画案を吉田雄彦副会長(法山寺)が提案し、また、会計報告並びに予算案の提案を本持が、監査報告を細川孝子監査委員(佛足寺)が行い、皆さんの拍手で承認されました。

休憩後、友澤秀三先生のご法話に入り、「浄土真宗は仏教である」と題してお話をいただきました。先生は、若い頃に熱心に聴聞されていた和田稠先生の「浄土真宗は世界に開かれた仏法であります。仏法と言うより人々を世界に開かれた解放する教えです。浄土真宗は仏教でなくてもいいのです。」という言葉を受けてのテーマだと話されました。また、大阪教区発行の「南御堂」誌(2024年11月・12月号)巻頭に掲載のキリスト教信者の言葉「仏教とは、キリスト教とは対極的で知的な人、強者にはふさわしかろう。だが、私は弱くイエスなしには生きられない。イエスや「弥陀の誓願」は、そのような人びとの真の救いではあるまいか」を紹介されながら話されました。法話の後の座談は吉田雄彦副会長の進行で、先生の法話について発言や質問があり、活気ある座談となりました。今回の聞法をスタートとして共に歩むことを確かめ、恩徳讃を斉唱して閉会としました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)

 

あゆみ通信 VOL.188

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第188号(2024年12月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼総会に来てね

▼あゆみの会総会

▼第2組聞法会が開催

▼親鸞のことば(信じる心はただひとつ 源空が信心も、如来より
たまわりたる信心なり。善信房の信心も如来よりたまわらせたまいたる信心なり。されば、ただひとつなり。歎異抄 )

▼たゆまぬ歩みを共に(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼如是我聞 廣瀬先生法話聞書2 佛足寺 細川 克彦

▼大阪教区宗祖親鸞聖人ご生誕850年・立教開宗800年慶讃法要

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あゆみ通信188