27日は27組学習会の日
- 2015年10月27日(火)22:44
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10月27日午後7時より安遊寺(藤本信宏住職)さんを会場に27組学習会が開催されました。
今回のテーマは「葬儀について」。住職さんより二階堂行邦先生の「南無阿弥陀仏の葬儀」(伝道ブックス61)をテキストに、真宗の葬儀のあり方について発表がなされました。
座談会では各お寺での葬儀の実状が話題となり、セレモニーホールの普及とともに葬儀社中心の葬儀が行われていること。家族葬と称される葬儀は、地域のつながりを無視した形で執り行なわれてしまうこと。いろんな状況の話から、田舎で昔ながら伝承されてきた葬儀のあり方が、ここ数年で全く変化してしまったこたがわかってきました。二階堂先生が本著で10年前に都市部の葬儀の空洞化を訴えられていますが、奈良の山間部においても同じことがこんな速いスピードで押し寄せてきています。あらためて、真宗の葬儀のあり方が問われてくる学習会でした。
大和大谷別院 宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 お待ち受け法要のお知らせ
- 2015年10月27日(火)22:04
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27組報恩講が勤まりました。
- 2015年10月21日(水)18:17
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27組所長巡回・総会を開催
- 2015年09月18日(金)0:49
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27組学習会 一泊研修会開催
- 2015年09月07日(月)20:20
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27組学習会開催
- 2015年07月31日(金)12:47
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去る7月27日(月)午後7時から27組学習会が開催されました。
今回は正念寺(藤井正俊住職)さんを会場に、仏教大学の教授をなされているご住職から「大谷大学と仏教大学の建学の精神に学ぶ」をテーマに発表がありました。両大学の仏教の精神にもとづいた教育のあり方や研究成果の公開、社会貢献についてのお話しと、少子化で受験者が激減して、存立の危機にさらされる大学運営の現状についてもお話をうかがいました。発表後の座談会では宗門の教育機関について、存立の意義を確認し、充実を図るに方法についていろいろ意見が述べられました。
27組同朋大会開催
- 2015年07月28日(火)8:56
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去る7月25日(土)午後1時30分から大和大谷別院会館を会場に、27組同朋大会が開催されました。
猛暑の中にもかかわらず、参加者は100名を越えてホールいっぱいとなり、開会式では27組長(尻懸智氏)が喜びと御礼の辞が述べられました。
今回の同朋大会は大和大谷別院宗祖親鸞聖人750回御遠忌のお待ち受けとしても開催いたしましたので、大和大谷別院輪番(大山彰英氏)から御遠忌の意義とご案内のご挨拶がありました。
勤行では正信偈の同朋唱和の声がホールいっぱいに響き渡り、参加者の方は「朋の大きな声に感動しました。」と感激しておられました。
講演は22組南溟寺住職(戸次公正氏)による、『御伝鈔』絵解き法話が行われました。御絵伝を前にプロジェクターを駆使して、節談説法の味わいを取りいれ、宗祖のご生涯をわかりやすくお話していただきました。時間の都合上、今回は御伝鈔上巻のみお話で終わってしまいましたので、来年は下巻をお説きくださることをお約束していただき講演の幕がおりました。
閉会式では、27組門徒会長(鈴木順三氏)から挨拶がのべられ、今後の27組の取り組みについてご理解とご協力をお願いしていただきました。
27組青年会・坊守会の総会が開催されました。
- 2015年07月01日(水)0:34
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6月は総会月。27組でも青年会、坊守会がそれぞれそ総会を開きました。
青年会は去る6月23日(火)午後7時より大谷別院会館で開催され、事業・決算の報告がなされました。本年度は役員改選がおこなわれ、新会長に吉内利彦氏・副会長兼会計に藤本信亮氏がそれぞれ選出されました。少子高齢化の波は27組寺院にも押し寄せ、会員の減少は切実な問題です。新年度は会員獲得の目標を立て、事業計画と予算が承認されました。この夏にはイベントを開催し目標達成のための計画が進行しています。
坊守会は6月29日(月)午前11時30分から大谷別院会館で開催され、事業報告・決算報告、事業計画・会計予算がそれぞれ満場一致で承認されました。昨年度は當麻秀圓氏(正行寺前住職)を講師に招いての学習会、会員の日見美代子氏(寂照寺坊守)のアイデア料理調理実習、親鸞聖人の足跡を訪ねて青蓮院での研修等がおこなわれました。新年度も学習会・研修会を中心に活動が行われて参ります。
27組同朋大会のお知らせ
- 2015年06月15日(月)22:15
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奈宗連総会開催
- 2015年06月05日(金)0:55
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6月4日(木)午後1時から奈良県社会福祉総合センター(橿原市)大ホールに於いて、「差別をなくす奈良県宗教者連帯会議(奈宗連)第32回総会」が開催されました。奈宗連は奈良県内の約30の加盟教団からなり、当宗派からは当27組の平野圭晋(願隨寺住職)さんが事務局員として参画してくださっています。
総会での記念講演では、「違いを楽しみに力にかえる~多文化共生“新”時代~」と題して羽衣国際大学教授にしゃんたさんからユーモアを交えながら、「違い」と「変化」の中で生きている中で、「違い」を排除するでも、区別するでもなく、「違いを」受け入れ力に変えていく、違いしかないことに気づき、「共笑」ともに笑える、多文化共生のお話がありました。
また総会の折には、「全国水平社創立宣言と関係資料」をユネスコ世界記憶遺産に登録をめざす水平社博物館からのご支援ご協力のお願いがありました。
27組人権学習公開講座開催
- 2015年05月30日(土)21:19
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5月27日午後7時から9時まで大和大谷別院会館を会場に「27組人権学習公開講座」が開催されました。講師は奈良県立同和問題関係史料センター所長の奥本武裕氏をお迎えし、「浄土真宗の広がりと大和の地域社会 -歴史からみた部落問題と浄土真宗-」と題して講演をいただきました。
最初に「部落問題」の現在の取り組みと課題をお話しいただき、それぞれの地域社会に即して、そもそもどのような問題かということについて改めた考え直すことを勧められました。
現在の「部落史の見直し」の動向では、近世政治権力創出論の見直し(士農工商の下に「穢多」「非人」⇒武士と百姓・町人のほかに「穢多」「非人」)・超歴史的貧困論の見直し(穢多身分の多くは農業を営み年貢を納めていた)・社会差別の実態(卑賎視・蔑視・忌避・排除)が研究され、教科書の記述が変化してきていることを教えていただきました。
被差別部落と仏教の関係では、全国的には真宗だけではない被差別部落の宗派の状況が資料から読み取れ、真宗優勢地域でも寺院の存在様態に地域差が存在することを示されました。
また、特定の地域において真宗が緊密な結びつきを持つのは、戦国時代に真宗の教線が展開していく中で、被差別民を排除せず、穢れを厭わない真宗の教説を、被差別部落へ活発に布教する門流があり、その「浄」「不浄」を選ばない宗祖の教えが広く受容されていたからであると、理由を示されました。
次回は、江戸時代の寺院をめぐる被差別部落(穢多村)内外の社会的諸関係について講演していただきます。
また、次回講演予定が決まりましたらお知らせいたします。
27組教化委員会開催
- 2015年05月27日(水)0:37
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5月25日(月)午後4時から大和大谷別院会館を会場に、27組教化委員会が開催されました。
次年度の行事計画が主な議題で、組同朋大会・組報恩講のための実行委員会の開催や、組門徒会・組推進員協議会の充実を図るべく意見が出されました。
今年度の行事としては、5月27日午後7時より大和大谷別院にて「27組人権学習公開講座」が奥本武裕氏を講師に迎え開催されます。皆さまのご参加をお待ちしています。