公開講座[3/1開催]:部落差別問題と真宗大谷派 ~「部落問題学習資料集」発刊の願いに学ぶ ~

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1922 年水平社創立時の決議に対し、真宗大谷派は「水平社の趣旨は真宗教義と一致するを以て、出来る限り後援すべし」と回答したにも関わらず、その後数多くの差別事件(発言)を引き起こし、1969 年から部落解放同盟との間で十数回の糾弾会がもたれました。
その中で宗派は、「教化基本条例」第五条に「僧侶、寺族及び門徒は、同和問題に関する正しい認識に基づき、その解決を自らの課題とし、もって同信同朋の実を挙げなければならない」と定めます。そして、真宗大谷派教師資格取得者は「部落問題学習資料集」をテキストにしての学びが現在も必修となっていますが、その学習がその場限りのものとなっている現状があります。
そこで、この「部落問題学習資料集」が発刊された背景や願いを、当時関わっておられた訓覇先生からお聞きし、今後の学びにつなげるべく本講座を開催します。
親鸞聖人を宗祖と仰ぐ真宗大谷派が水平社設立以来、問われ続けていることを確かめ、今後の課題を明らかにしていきたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。


講師訓覇 浩 氏(三重教区 金藏寺 住職、大谷大学・同朋大学 非常勤講師、元解放運動推進本部委員)

日時3月1日(火)17:30 ~ 20:00 ( 受付 / 17:00 ~)

参加費:無料 事前申込制とさせていただきます。(限定50名・先着順)
ライブ配信(限定公開)も実施します

お申込み:参加申込書(2021年度部落公開講座(裏))をダウンロードしてご記入いただき、FAXもしくは郵送にてお申込みください。
もしくは、同内容をメール送信いただいても結構です。

お問い合わせ:真宗大谷派大阪教務所
大阪市中央区久太郎町4丁目1番11号
TEL 06-6251-4720 FAX 06-6251-4796 ✉osaka@higashihonganji.or.jp

日程:
17:00 開場・受付開始
17:30 開会・趣旨説明
講演 講師:訓覇 浩 氏
(途中休憩)
19:45 質疑応答
20:00 閉会


2021年度部落公開講座(表)入稿用2021年度部落公開講座(裏)

主催:教化委員会 社会・人権部 部落差別問題に学ぶ実行委員会