「久しぶりに真宗らしい法縁をいただきました」~第27組組推協聞法会「彼岸会の集い」

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去る3月11日午後2時から大和大谷別院研修ホールにて、27組彼岸会が執り行われました。

この会は組門徒会と組推進員協議会(組推 協)の主催で、組内の全寺院のご門徒を対象に、お勤めと法話の会を開催しています。
当日は晴天にも恵まれ、ひと月早い春の陽気の中、各ご寺院より43名の参加がありました。

まず、同朋唱和で正信偈のお勤めをします。次に法善寺松林組長の挨拶があり、コロナ禍が治まりつつあるものの、不安が残るにも係わらずご参加いただいた方々に謝意が述べられました。
法話には大阪教区駐在教導の王来王家純也氏を講師に迎え、慶讃法要についてその歴史や意義をわかりやすく丁寧にお話をしていただきました。
案外歴史の浅い慶讃法要ではあるものの、その意義 は深く、宗祖の開顕せられた真宗について改めていただき直す機会となりました。

熱心に聴聞くださった参加者のお一人が、帰り際にご講師に「久しぶりに真宗らしい法縁をいただきました」と、お礼を申されていました。
コロナ禍でお寺での法座も中止になっていたり、感染に気を使い参加を控えたりと、聴聞の機会が減っていましたが、法との出会いの場が如何に大切なものであるとかと感じさせていただきました。

閉会式では上田組門徒会長が、コロナ過で中止となっていた門徒会研修旅行の再開を述べ、学習と親睦の場を続けていくことを誓い、彼岸会が締 めくくられた。

第27組副組長 真善寺住職・松林俊明