南御堂ヒューマン・フォーラム 「戦争と仏教―戦争は戦争の顔をしてこない」

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第101回 南御堂ヒューマン・フォーラム 「戦争と仏教―戦争は戦争の顔をしてこない」

今月17日に山内氏を迎え戦争と仏教について講演img-428170214-0001

難波別院では、大阪教区会議員教学振興委員会と共催し、今月17日(火)午後6時から、同朋会館講堂を会場に「南御堂シアター・第101回南御堂ヒューマン・フォーラム」を開催する。

同教学振興委員会の公開講座としては3回目となり、今回も真宗大谷派解放運動推進本部本部委員で大谷大学非常勤講師の山内小夜子氏を迎え、「戦争と仏教―戦争は戦争の顔をしてこない」と題した講演が行われる。

山内氏は講演に寄せて、「宮尾節子さんの詩『明日戦争が始まる』は、ネットで何度もシェアされて多くの人に読まれま
した。ちょうど秘密保護法や集団的自衛権行使容認の閣議決定がされるなどの政治情況もあり、言葉にならない不安なこころに、この詩が届き共鳴の波が広がったのでしょう。先の戦争の時、仏教者や仏教教団はどのような取り組みをし、何を見失っていたのか、先の歴史を振り返り、歴史に学ぶ時間を共にしたいと思います」と語る。

入場無料。
定員150名(自由席)。
手話通訳有り。
詳細は難波別院総局人権啓発推進(06・4708・3274)。

『南御堂』第647号 2016年(平成28)5月1日発行 12面より