2017年03月

「親鸞聖人に出遇う入門講座」開催のご報告…

IMG_20170302_182238

同朋会館で「親鸞聖人入門講座」を開催

さる3月2日、継続聞思の会では、南御堂難波別院を会場に「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」(後援:真宗大谷派難波別院)を開催し、26名の方のご参加を賜りました。当日は、真宗宗歌斉唱の後、参会者一同による『歎異抄』「第六章」の朗読、その後、発題者によるご法話が行われました。

 

IMG_20170302_181057

発題法話をする久世さん

またご法話の後は、座談会が行われました。座談会では、『歎異抄』第六章を通したご意見・ご感想などが率直に出し合われ、今回も共に楽しく語り合い、聞き合うことのできた有意義な一時を過ごさせていただきました。

IMG_20170302_183435

座談会①班

IMG_20170302_185912

座談会②班

なお、次回の同講座は、「2017年5月26日(金)午後6時~ 会場:難波別院同朋会館講堂」です。

初めての方のご参加、どうぞお待ちしております。

《同講座についてのお問い合わせは、大阪教区教化センター(難波別院内)℡06-6251-0745まで》

策定委員会最終報告書等

先日、策定委員会最終報告書とそれによる新教化体制が教区会・門徒会で承認可決されたことについて、2017年3月1日付けで全寺院に報告が送られました。以下にその全文を公開いたします。なお、新教化体制については、こちらに動画で説明されたものも掲載しています。合わせてご覧ください。

saku7-naka_ol

「大阪教区教化体制策定委員会(最終報告書)」等の送付について(通知)

大阪教務所長 宮浦一郎

 謹啓立春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、教区教化事業の推進に格別のご尽力を賜り、厚く御礼申しあげます。

 さて、過日2月22日の教区会および23日の教区門徒会(ともに臨時会)にて、第1号議案「大阪教区教化委員会規則の改正について」、第2号議案「大阪教区教化検討会議規則について」の教化体制関連案件の2議案※(同封資料1.2)が可決承認されました。
 この2議案につきましては、「大阪教区教化体制策定委員会(最終報告書)」※(同封資料3)をもとに構成されております。
 つきましては、次期の教化委員会任期(6月1日)より施行される新たな教区教化体制につきまして、何卒、同封資料にお目通し賜りますよう、お願い申しあげます。

 ここで改めまして、「大阪教区教化体制策定委員会(最終報告書)」が提出されるまでの経緯につきまして簡単に整理させていただきます。

 大阪教区では、宗祖親鶯聖人750回御遠忌法要を機縁として、時代社会に適応し、かつ真宗同朋会運動をより推進する体制を構築するため、教区教化体制の改革に取り組んできました。
 まず、2013年度大阪教区会通常会において議員発議による「大阪教区教化体制見直しのための審議会規則案」の提案、議決を経て、大阪教区門徒会通常会での議決をもって設置された「大阪教区教化体制見直しのための審議会」では、2013年9月から2014年3月まで精力的に審議を重ねられ、同年3月3日に答申(審議報告書)の提出を受けました。

 そして、この答申の内容を具体化すべく、すなわち現行の組織体制にどこまで反映させることが可能か検討し、新たな教区教化体制の構築を目指すために2014年3月に教区会及び教区門徒会(ともに臨時会)を開催して、「大阪教区教化体制策定委員会」を設置することを議決いたしました。
 当初は、現場とつながる教区教化の第一歩を可能な限り早く踏み出すため、なるべく早い段階で教区教化委員会規則を改正し、新教区教化委員会の活動を斜酌しつつ教区教化センター及び大阪真宗学院など諸機関との協議を重ねて方向性を見出し、その上で教化委員会体制について必要な修正を行う意向でありました。
 しかしながら、2015年3月9日開催の教区会議員懇談会において、教化委員会規則の全面改正は、教区教化センター及び大阪真宗学院などとの連携を充分に諮った上で、教化体制策定委員会の最終報告を受け、総合的な見解のもとに行うことが本来であるとのご意見を賜ったことは非常に重要であったと受け止めました。

 その結果、小職といたしましては、現役職者の任期中に教区の皆様方の声を充分お聞きし、各教化諸機関との連携を充分に図った上で、教化委員会規則または必要に応じてその他諸機関の規則の改正に望むべきと判断させていただきました。
 その後、次期教化委員会の任期(2017年6月~2020年5月)に間に合うよう、策定委員会での協議を重ねてきた他、教区教化センター運営委員会や大阪真宗学院との協議も行い、教区教化機関全体の状況を把握した上で、教化委員会規則の全面改正を進めてまいりました。

 そして、去る2月6日、教化体制策定委員長の山口知丈氏より、「大阪教区教化体制策定委員会(最終報告書)」をご提出賜った次第です。

 つきましては、当職といたしまして、現教区教化体制から滞りなく新体制へ移行できる体制が整ったと判断いたしましたので、このたび教区会および教区門徒会(ともに臨時会)において「大阪教区教化委員会規則」の改正並びに「大阪教区教化検討会議規則」の制定をご提案申しあげ、両会とも可決承認を賜ったことであります。

 最後に、大阪教区の教化体制の新たな一歩となる非常に重要な資料を同封しておりますので、何卒、お目通し賜りますよう、重ねてお願い申しあげます。
 なお、ご質問等につきましては、大阪教務所(担当:森・竹中。中嶋)までご連絡いただければ幸甚に存じます。

【資料】大阪教区教化委員会規則の改正、ならびに教化検討会議規則について

教化委員会規則

【資料】策定委員会最終報告書

策定委員会最終報告書

【資料】新教化委員会組織図

教化委員会図

教化新体制を動画でわかりやすく紹介

お知らせしております新教化体制をわかりやすく動画でご紹介。このビデオは臨時教区会・臨時門徒会で上映されたものです。ぜひご覧ください。

2017年3月14日(火) 戦争展公開講座のご案内 ~語り継ぐ戦争の記憶~

戦後70年以上が経過している現在において、戦争を体験された方が高齢化しており、当時の証言を直接お聞きする場が大変貴重なものとなってきました。

そこで、大阪教区教化委員会「戦争展実行委員会」では、戦争の悲惨さを学び、いのちの尊厳、いのちが共に生かされ合う世界を考えていく場として、下記のとおり「戦争展公開講座」を開催いたします。

つきましては、有縁の方々をお誘い合わせの上、是非ともご参加くださいますようご案内申しあげます。

日時 2017年3月14日(火)午後5時から

会場 難波別院(南御堂)同朋会館1階 講堂

講師 伊賀孝子氏(大阪戦災傷害者・遺族の会)・奥村誠一氏(国民学校と学童疎開を考える会)

内容 戦争体験の語り伝え

日程

午後4時30分 受付
午後5時00分 開会/挨拶
午後5時10分 講演①(伊賀孝子氏)
午後5時55分 休憩
午後6時00分 講演②(奥村誠一氏)
午後6時45分 質疑応答
午後7時00分 閉会

参加費 無料

問合せ 真宗大谷派大阪教務所(担当:波戸本)

戦争展

続・「法衣の修繕について」~さっそく役にたちました!

若坊守研修会で手に入れた袈裟の威儀の縫い方の紙がさっそく役にたちました!
「紐が今にもちぎれそう~」と住職から七条袈裟の修繕を頼まれたのです。

丁寧に針を運ぶ順番が書いてあるのでとても便利!
迷うことなく修繕することができました。
他にほころびているところも修繕し、これで大丈夫♪

pht_blg_170301

でも重い七條袈裟を支える紐はだいぶ痛んで、袖が摩れるところは布が擦りきれてしまっています。
この七條袈裟は御門徒さんの奥さんが寄進してくださった丸帯を仕立て直した物で、父がずっと愛用していました。
できることならまだまだ手直しして大切に使いたいです。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

以上、27組坊守会の方の代筆

山内小夜子さんの講演録を掲載しました

表紙_s 表紙_s

「銀杏文庫」に、山内小夜子さんの講演録(主催:教区会議員教学振興委員会)を掲載しました。

「大谷派における非戦・平和の取り組み」
「戦争と仏教―戦争は戦争の顔をしてこない―」

それぞれ、勉強会などでも使っていただけるようPDFファイル、あるいはスマートフォンやタブレットでも読みやすいように電子書籍ファイル(ePub・Kindle)も用意しています。どうぞご活用ください。

なお両冊子は在庫がございます(無償・要郵送費)。ご希望のかたは難波別院総局(担当:宗/TEL06-6251-5820)までご連絡ください。