公開講座「寺院における葬儀の基本」第1回が開催されました

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大阪教区教化委員会の儀式・法要部は、公開講座「真宗の仏事と法事を考える講座」を継続して開催してきました。

今年度は「葬儀」をテーマに、寺院における葬儀執行の基本を学ぶ住職・坊守・寺族対象の連続2回の講座と、葬儀の意味について、門徒と住職・坊守・寺族が一緒に考える講座1回の、計3回を開催します。

寺院における葬儀執行の基本を学ぶ講座の1回目が、12月12日(火)午後6時30分から、難波別院 同朋会館講堂で開催され、約30名が聴講しました。

『寺院における葬儀の基本』(大阪教区出版会議発行)をテキストに学ぶ今回の講師は吉川知徳氏(第4組阿彌陀寺住職)でした。吉川氏は、出版会議主査としてテキストの執筆・編集作業に携わっていました。

今回は、大正・昭和に本山で行われた宗派葬の様子も資料で紹介いただきながら、告別式形式が生まれた事情や、一般寺院における葬儀の枕勤めと納棺の基本となるを教えていただきました。

テキストは本山が達令で示している葬儀の基本形を記載している事と、テキストに書かれていない事は、定めがない事である、という事をわかりやすく解説していただきました。

聴講者からの質問にも丁寧に回答いただき、午後8時に閉会となりました。

「寺院における葬儀の基本」第2回は、2018年1月23日(火)午後6時30分から、難波別院で開催されます。

次回も多数のご聴講をお待ちしています。