「祈りの念仏」と「感謝のお念仏」

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7月5日(金)、14時30分から第21組主催による「第39回夏季仏教講座」が開催されました。会場は堺市産業振興センターイベントホール。

今年は600名の方が参加して下さいました。暑い中、今年も多くの方々にお越しいただき深く感謝しております。

会場ロビーでは、昨年に続き被災地復興応援として、植物の絵を販売いたしました。ご協力ありがとうございました。売り上げは全額寄付させていただきます。

講師は淺田恵真さん(龍谷大学名誉教授・大阪教区因念寺住職)。「祈りの念仏」と「感謝のお念仏」を講題にお話下さいました。

淺田恵真さんの恩師土橋秀高先生は苦脳の人生を歩まれ往生されました。

「両親(おや)おくり妻さきにゆき 子のいそぐ あかねの雲は美しき哉」など土橋秀高先生の遺品の句を紹介されながら、「祈りの念仏」と「感謝のお念仏」の違いを明らかにして下さいました。「あかねの雲は美しい」という喜びは単にお浄土の讃嘆ではなく、苦難という雲が浄土の光に照らされて、光雲として輝いている喜びであるとおっしゃっていました。

淺田恵真さんありがとうございました。