寺族研修会でしんらん交流センターと交流

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2016年6月17日に平野区瓜破東の敬正寺様を会場に「第3回 四組寺族研修会」を行いました。当日は組内の別の行事と重なり、参加者は20名弱となりました。IMG_20160617_171907

「変化を見通して、今何をするか ―しんらん交流センターと末寺の経営危機を交流する―」と題し、真宗教化センター しんらん交流館 企画調整局次長の大江則成氏を講師に招き、本山の持っている情報と、これまでの寺族研修で出てきた課題を突き合わせてみようという試みです。

まず、大江氏から「真宗教化センターの使命」として「同朋会運動が展開される最も重要な教化の現場である、別院・寺院・教会の活性化」と「寺院を支える組・教区、宗務所の各機関をつなぐ紐帯的役割を果たす」ことが示されました。続いて、「教勢調査から見える都市部寺院とそれを取り巻く状況」「都市型教化と他教区・他組の共同教化の取り組みについて」をお話しいただき、その後、質疑を行いました。

質疑では、寺院での葬儀の取り組みや「直葬」や「家族葬」が話題になりました。葬儀がご門徒との重要な接点であるので、ここをどうするのかが、やはり課題となります。
「人と情報をつなぐ」として「浄土真宗ドットインフォ」の紹介がありました。真宗大谷派としてもっとインターネットを活用してはとの声もあがっていました。

会所の敬正寺様、調整にご尽力いただきました慧光寺様ありがとうございました。

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平野区瓜破東の敬正寺様山門から