宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要に団体で参拝

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 4月17日、真宗本廟(東本願寺)で厳修されている宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要に、組から団体で参拝しました。総勢250名を超える大人数での参拝になりました。

 公共交通機関を利用して上山した一部の寺院以外は、朝8時前に観光バスに分乗して出発すると、京田辺サービスエリアで合流して、予定通り9時半前に本山に到着しました。

 

 今回の法要は阿弥陀堂、御影堂の両方で同時にお勤めが行われ、大阪教区第6組は阿弥陀堂でお参りすることになっていました。三々五々入堂後、予め寺院ごとに定められた座席に座ると、9時40分に真宗宗歌の斉唱に続いて、慶讃テーマソングの合唱がありました。

 そして予定通り10時より、初の両堂一体となった勤行が始まりました。門首による登高座、表白の拝読後、仏説阿弥陀経が読誦されました。そして参列者が一緒に正信偈念仏讃を唱和しました。1時間弱のお勤めの後は、門徒感話と法話を聴聞し、最後に恩徳讃を高らかに歌いました。大きな御堂で全国から参列した御同朋と共に勤行聴聞できたことは、少なからぬ感動を伴った経験になったと思います。

 その後多くの寺院は本山を後にして、バスでホテル平安の森に移動すると、大きな広間に一同に会して昼食を摂りました。そして午後は、真宗十派の一つ佛光寺派の本山である佛光寺に参拝しました。御影堂で寺院と教団の沿革等についてお話を窺いました。

 

 団体参拝を通じて、慶讃テーマにあるように、これまで伝えられて来た南無阿弥陀仏の呼び声に包まれて、生まれたことの意義を確かめるまたとない機会になったのではないでしょうか。今後四半世紀の間、このような大きな法要はありません。今回貴重な法縁に巡り会えたことの慶びを、参拝した門徒一人一人が噛み締めながら、いっそうの自覚をもってこれからの聞法生活に勤しむことが願われます。