教区内各組を訪問し意見交換

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教区教化体制策定委員会(山口知丈委員長)では、新たな教区教化体制の策定に向けて、昨年12月から教区内各組を訪問し、意見交換を行っている。

教区内各組を訪問し意見交換

minamimido_201501_p10教区教化体制策定委員会の取り組みは、昨年3月に「教区教化体制の見直しのための審議会」から教区教化委員長宛に提出された答申の内容を受け、 「現場が主役」という方針のもと、各組・寺院から直接現場の声を聞くために行っているもの。

意見交換会では、現在同委員会が構想を練っている新教化体制の試案の説明の後に意見交換を行っており、「今、それぞれの寺院が門徒離れで、苦しんでいる状況の中、新しい体制で具体的に何が変わるのか」、「教区の教化委員会が門徒の思いと乖離しているのではないか」、「これまでこういう現場の悩みを聞く場が教区には無かった。これからも継続的に場をもってほしい」など、現場からの率直な声が聞かれている。

今後、同委員会では、聞き取った意見を踏まえて、新教化体制の具体的な策定作業を進め、今年3月を目処として新教化体制案の構築を目指している。

『南御堂』1月号「大阪教区通信」より