第10回 定例学習会

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本日は第三十八願~四十願を中心にお話し下さいました。三十八願は「衣服随念の願」です。これは物(衣服等)によって苦しむ事からの解放という事です。仏様は糞掃衣というボロ布を身にまとっておられました。道を歩むという課題ができたら衣服などはどうでもよく、色褪せてしまい、物事に対する執着にとらわれるという事はありません。という事です。

三十九願は「快楽無染の願」です。これは本当の満足を得てもその満足にとれわれない、執着からの解放という事です。日々の生活の中において阿弥陀の名前を聞くところに、気付かされます。四十願は「見諸物土の願」です。私たち凡夫だけでなく、仏道修行を重ねて来られた人の願いも叶えるという願です。いよいよ四十願までお話し頂きました。私にとって難しい言葉も多いのですが、先生のおかげで楽しみながら参加しています。今回の質疑応答では、「三十九願」の漏尽比丘についての質問もあり、最後まで丁寧にお答えいただきました。

次回もたくさんのご参加お待ちしております。