第2組青年会巡回報告

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第2組巡回報告

第2組朋友会(青年住職組織)とあゆみの会(組推協)合同研修会 開催

こちらにも今回の合同研修会の報告があゆみの会の方々からされております。

【概要】
朋友会(青年会)とあゆみの会(推進員養成講座を修了した方の会)の合同聞法会

内容は講師による法話と座談

会所 第2組 即應寺

 

座談テーマ「お寺離れを考える」参加人数36名

 

【会の内容と所感】
前半の法話では講師により自身の体験や感銘を受けた師の言葉を通して仏法に出会った喜びや自身の課題についてお話いただいた。

後半の座談ではテーマ「お寺離れについて考える」に基づき積極的な意見交換がなされた。
御門徒から

「町行く人がふらっと立ち寄れる場所(寺)であってほしい」、

「聞法道場である事を回復してほしい」、

「月参りでもっと仏法の話をして欲しい」、

「寺報を出してほしい」

などの意見が出された。また住職からは

「お寺にある悲しい、苦しい、辛いというイメージを払拭したい」

「お寺は仏教の学校であり、月参りは家庭訪問であると考えている」などの意見が出されたり、それぞれのお寺で取り組んでいることが話された。

お寺でされているChalk art school

今回の合同研修会の次第

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の座談は御門徒と住職方が直接言葉を交える場であり、これまでに経験することが中々なかったので新鮮であった。

前半は講師の方による御法話、後半は座談の形式でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々はお寺から人が離れることを、寺族側の視点で考えることがあっても、御門徒側視点の意見に触れる事は少ないため、非常に有意義な座談であり、このような場は積極的に持つべきであると思った。半面、御門徒が住職に求める厳しい御意見もあり、反省を促される場面もあった。
座談の雰囲気として、それぞれが自由に発言していく形式であったが、発言者が熱い思いを語る場となり、一時間半の時間が短く感じられた。
「先細っていく、現代における寺の形態、あり方とは?」

「青年層や若い世代同士が話し合える場をどのように作っていくか?」

「お寺が地域や社会にどのように還元していけるか?

」こういった課題を住職と門徒が共に考え共有することでお寺離れという問題に向き合っていくことが必要であると感じた。

寺族・御住職と御門徒の間で熱心な座談が行われ我々も参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【2組の青年会について】
会ができたのは10年程前であって初代会長は元組長の海老海住職である。
年齢制限は設けていないが、20~30代は少ない。
組から予算をいただいて活動している。

・主な活動
月に一回、有志による勉強会を行っている。
組、門徒会で報恩講を執行しており(会所は即応寺)、所作等の学習会を行っている。また出仕の配役を青年会で担当している。
年5~6回の組の聞法会への関わり(案内文作成等)
あゆみの会(推進員養成講座を終了された方々の聞法会)と青年会(朋友会)との合同での研修会。これまで5回行っている。内容は住職が法話、その後に法話を受けてので座談であったが、今回初めてテーマを設けて座談を行った。
その他新年会など適宜交流の場を持っている。
・抱える課題
20~30代のいわゆる若手世代が少なく、内部の新陳代謝が上手くいっていない。次の世代への入れ替りが課題である。
・青少年活動に学ぶ実行委員会の活動について
大懇親会と記録冊子の作成にあたっては協力しますということで概ね好意的に受け止めていただきました。

第2組青年会の皆様お邪魔させていただきました。