年頭のご挨拶 2020年

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新年を迎え、教区内の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。minamimido_201701_01_cut

昨年は山門が完成し、難波別院が新たな教化の発信を求められることとなりました。「『御堂“開”館WEEK』~おいでーや南御堂~」では、一般市民やこれから浄土真宗の教えを聞きたい人に対して、アピールする機会となりました。山門のコンセプトである“門”を体現していく教化事業をこれからも展開していく所存です。

また教区においては、教化委員会による“出向く教化”を主軸として、「現場が主役!つながる教区教化」のスローガンのもと、教区教化を進めてまいりました。本年、教区としては、慶讃法要の委員会設置に向けて進めていき、教区の慶讃法要事業の展開にも力を注いでいきたく思います。

また難波別院では、本堂耐震補強工事の計画がすでに予定され、院議会にてお図りいただき進めていきます。皆様の事業へのご理解を賜りながら11月の着工を目指していきます。

現在、新施設が竣工し、本堂の改修工事に着手しますが、それは親鸞聖人の本願念仏の教えを伝えていく、大事な歩みが改めて始まったことでもあります。一人でも多くの方々に、慶讃法要のテーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」を共有していただき、「お念仏によって私の人生が確かなものとして明らかにしてくださった」と言ってもらえるように、教化の発信をしていきたいと思います。

どうか皆様のご協力を賜り、事業への深いご理解をいただきますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

大阪教務所長・難波別院輪番
大町 慶華