1/31(木)お寺でお葬式 説明会

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〈八起会について〉

八起会は、教学研修院8期卒業生などで構成されている聞法学習会です。2012年の卒業以来毎月集まって仏法や儀式荘厳について様々に学習を重ねております。

 

 

 

 

 

 

 

〈お寺葬説明会のご案内〉
日 時 : 2019年1月31日(木)

17:30受付

18:00開始

場 所 : 難波別院 同朋会館 講堂
大阪市中央区久太郎町4-1-11 ℡/06-6251-5820

参加費 : 無料 どなたでもご参加いただけます

 

〈 お寺葬 とは……〉
この度の説明会では、恩楽寺(講師の自坊)で取り組んでいるお寺葬についてご説明します。恩楽寺では、5年ほど前からお寺葬の取り組みを始め、現在では20件以上執行しました。
 葬儀費用をできるだけ抑えたいという喪主はとても多いです。当寺のお寺葬では、野卓などを用いてお寺の設備や本堂内陣荘厳を利用して、葬儀社の祭壇を利用せず、聞法道場の暖かみのある本堂で行うお葬式です。生前からのご縁に基づき、葬儀社に協力してもらい、本堂を会場とすることでリーズナブルで質の高い儀式となりました。また他にも、白黒幕設営、枕飾り一式、中陰飾り一式、司会者、その他設営費と人件費なども削減できます。
また、特定の葬儀社と提携したり契約したり独占行為をしているのでは、と勘違いされることもありましたが、そういったことはありません。当寺のお寺葬に協力いただいた葬儀社は様々です。
費用はいずれの業者も19~42万円でした(お布施は別です)。各社の直葬プランや大阪市規格葬儀を利用し、そこで直接火葬場へ向かう のではなく、お寺の方で通夜葬儀式を執行します。日程にも余裕ができ、利用された方は葬儀社も含めてみなとても高い満足度を示してくださっています。ただし、喪主に葬儀に関する知識がないと要不要の判断が難しいので、これまでの「お寺葬」は葬儀社との打合せに恩楽寺の者が同席しております。
経済的負担が少なく済み、仏法に遇った喜びの声をこれまで執行したご門徒から頂いています。また葬儀社も本来なら直葬分の収入しかないところに、花や霊柩車など追加料金が発生し、人的負担が少ないので喜んで協力頂いています。

〈最大のメリットとは〉

お寺にとって最大のメリットが、遺族にお寺に参ってもらうということです。準備、打合せから、枕勤め、通夜、火葬、還骨までをお寺で共に過ごすことで、会館葬儀に比べて遺族と関わる時間が大幅に増えます。深いコミュニケーションができるため、仏法やお寺に対する信頼や、教化機会を優れて多く得られます。

お寺の中で、大切な人の死を目の前にして、厳かな、あるいは打ち砕けた雰囲気の中で、亡き人、死、往生、人生、様々なことを語り合う場が自然に発生します。真宗門徒・僧侶が培ってきた座談や傾聴の知識が生かされる、最高の教化現場となるわけです。お通夜では、葬儀を率先して取り組んでいる住職が法話をするのでとてもよく聞法して頂けます。

この度の説明会が、ともにお葬式について学びを深める場となることを念じております。どうぞお誘い合わせの上、ご参加くださいますようよろしくお願いします。  乙部大信