臘扇忌法要のご案内

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【臘扇忌法要のご案内】
~~ 清沢満之先生 113回忌 ~~

臘扇忌法要2015チラシ謹啓 麦秋の候、皆様におかれましては、ますます為法精進のこととお慶び申し上げます。

さて、本年も難度会主催の臘扇忌法要の御案内ができる運びとなりました。平成元年、親鸞聖人の『教行信証』を輪読すべく、大阪教区の若手僧侶が集い合って発足した難度会も、試行錯誤を繰り返しながら、昨年で25周年を迎えることができました。また、平成9年を皮きりに、毎年、難波別院の御厚意のもと、臘扇忌法要をお勤めしてまいり、これまでに18回、17人の御講師に出講たまわった次第です。これほど長く会が存続し、臘扇忌法要をお勤めしてまいれましたのも、ひとえに御講師の方々、及び聴衆の方々の御理解と御協力の賜物と存じております。

しかし、毎回貴重なお時間をいただきながらも、難度会では、次年度の臘扇忌法要の記念品とすべく、毎年、講義録は作成してまいりましたが、それを用いて会員同士が清沢先生のことをさらに深く学び合うようなことはしてきませんでした。この間、御講師の方々の中には、既に還浄なされた方もいらっしゃいます。発会25年の節目を迎え、聴講の皆様と共に、いつまでも色褪せることのない、御講師の方々の清沢先生理解をもう一度聞き開く機会に本年度の臘扇忌法要を充てたいという機運が、会員の中から自然と昂まってまいりました。

そこで、本年度の臘扇忌法要は2部構成とし、先ずは、歴代の難度会代表が、御来場の皆様と改めて聞き合いたい御講師の方々のお言葉を掘り起こし、それぞれ提言してまいります。その後、清沢先生のお寺である、三河西方寺住職・清沢聡之氏にもお加わりいただき、発表者の了解や、最新の研究なども踏まえた清沢満之先生の姿を、シンポジウム形式で模索してまいります。

例年とはいささか趣向が異なるものの、先師のお言葉を改めて掘り起こすことも大切だと思います。本年も、皆様のお参りを、心よりお待ちしております。

日  時    2015年7月8日(水)午後6時から8時半
場  所    難波別院(同朋会館講堂)
今年はシンポジウム形式で実施いたします。
聴 講 料    1,000円(記念品代を含む)
主  催    難 度 会
後  援    難 波 別 院
難度会会員 稲垣直来、大橋恵真、奥野 賢(事務局)、小谷淳也、後藤裕司、佐野元直、竹中光史、竹中慈祥、当麻宏文、中尾 哲、長洲真史、難波教行、西受秀文、橋田尊光、橋本知良(代表)、秦 真哉、林 一信、原田祐生、藤井紀安、前田慈之、松井 聡、間野功雄、森川 徹、安間観志(会計)、山雄竜麿、山口知丈
お問い合わせ 難度会事務局 電話072(285)2121 奥野まで