あゆみの会第1回例会 開催

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2024年3月23日(土)午後1時30分から天王寺区の光照寺(墨林浩住職)をお借りして、あゆみの会(第2組組推協)の第1回例会がスタートしました。

事務局・本持の進行で、真宗宗歌で開会、細川克彦会長(佛足寺)が挨拶を行い、続いて上場直裕先生(大阪教区駐在教導)から、講題「濁世を生きる」と題してお話をいただきました。

先生は、蓮如上人と親交のあった一休さんの「正月や、冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」を紹介されながら、世の無常を示されていると。

また、「歎異抄」の「念仏者は無碍の一道なり」(第7章)と言う、親鸞聖人の言葉を引きながら無得について、さまたげがないという意味ではなくて、さまたげを超える念仏者であると説明されました。

最後に、あゆみの会のこうした聞法会も、お彼岸の仏事も、目印(一里塚)。そこで確かめることが必要になります。日ごろの毎日、お念仏をしてくださいと言うお願い事ですが、そういう私を確かめる目印、そこから私と言うものを考えていく、生きていく。それが濁世を生きると言うことではないかと、話してくださいました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)