「雑談から始める座談会」を体験
- 2016年12月06日(火)17:51
去る11月10日(木)、陽南寺(平野区加美正覚寺)様を会処に「組門徒研修の研修内容に関する組会」が持たれました。住職・坊守・「寺族」・組門徒会から、13名の参加がありました。
これまでの4組の門徒研修は、講師の先生のお話を聞くというスタイルでしたが、これは一方通行な研修になりがちです。そこで、組門徒会正副会長と正副組長の間で【門徒さんが自ら参加できる研修】にしてはどうかとの話になりました。
既に、昨年度、南の4ヶ寺のブロックでは、竹中慈祥・大阪教区駐在教導発案の[座談会]形式による門徒研修が行われています(第四組門徒会学習会)。本年度より、4組門徒研修に[座談会]形式を取り入れることになりましたので、実際に体験してみようというのが今回の組会になります。
野尻組長の趣旨説明、竹中駐在から発案に至った経緯などのお話をうかがった後、2班に分かれて実際に「雑談から始める座談会」を体験となりました。
初めは隣の班の声も聞こえていたのですが、途中から全く気にならなくなり、「あーなんかなぁ、こーなんかなぁ」と座談に夢中でした。「問い」だけを題材に座談をすると、「何故この問いが出されたのか」に意識が向いて、「答え」とセットで読むよりも深い学びが出来たと感じました。
尚、座談中は司会者はしゃべらないのが基本ルールなのですが、「しゃべらない=自分の意見も言えない」との誤解があり、しゃべりたそうにしている司会の丸田さんが少し気の毒でした。(途中で竹中駐在が誤解に気付かれました)
座談会終了後、竹中駐在から改めて説明を受け、解散となりました。
座談会の司会というと、円滑に回そうと思って苦労するイメージがありますが、この形式なら、誰でも司会が出来ます。銀杏通信掲載分だけでも150以上の「問いと答え」がありますので、「問いと答え」の雑談会、一度やってみてはいかがでしょう。