第22組・加藤斉(原発に依存しない社会の実現を目指す委員会)

2020年夏のホームステイ開催中止のお知らせ

7月末の開催を予定しておりました「2020年夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」ですが、新型コロナウィルス感染症への対応に関して協議を重ねた結果、今回の開催は中止することにいたしました。

5月21日付で大阪府に対する「緊急事態宣言」は解除されましたが、福島県から参加されるご家族が府県をまたぐ長距離の移動によって感染するリスクや、受け入れをしていただくホストファミリーの負担が大きくなる可能性等を考え、今回はやむを得ず中止とする判断をいたしました。

楽しみにされていた皆さまには大変申し訳ございませんが、何卒事情をご賢察のうえ、ご容赦賜りますようお願い申しあげます。

本事業の中止に伴うご質問等は、大阪教務所(06-6251-4720 担当:中嶋)までお願いいたします。

なお、来年春以降のホームステイについては、何らかの決定があり次第、当ホームページにて告知させていただきます。

夏のホームステイの開催中止について

『ふたつの故郷を生きる』上映会のご報告

さる2月6日(木)難波別院・同朋会館講堂におきまして、南御堂シアター 第113回 南御堂ヒューマン・フォーラム『ふたつの故郷を生きる』上映会(主催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」、共催:真宗大谷派 難波別院)を開催いたしました。当日は、約50名の方々にご参加をいただきました。ありがとうございました。

この映画は、福島第一原発事故の影響から子どもの健康を守るために自主的に避難することを選んだ母親たちが、年月が経過し事故の記憶が風化するなかで新たな困難に直面している様子を追ったドキュメンタリーでした。

住宅支援の打ち切り等によって厳しい経済状況に追い込まれながらも、子どもたちの健康のためにと懸命に生活されているご家族の姿が取り上げられており、とても印象に残りました。

また映画の中で、この問題はシングルマザーや非正規労働者の貧困という格差社会の問題とも密接に関わっているという指摘があり、原発の問題だけではない社会全体の問題として考えていく必要があるのだと、改めて教えられました。

上映終了後の中川あゆみ監督によるアフタートークは、質疑応答形式で進められました。上映会には、当委員会が主催する「福島の子どもたちのホームステイ」のホストファミリーの方も参加しておられ、福島のご家族との交流で感じたことなどについて、監督との間で活発に意見交換が行われていました。

上映終了後のアフタートーク

上映終了後のアフタートーク

当委員会では、これからも原子力問題を考える公開講座や、フィールドワークなどを定期的に実施してまいります。ぜひご参加いただきますよう、お願いいたします。

2/6(木) 映画『ふたつの故郷を生きる』上映会のお知らせ

大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、難波別院と共催して、南御堂シアター 第113回 南御堂ヒューマン・フォーラム『ふたつの故郷を生きる』上映会(兼 監督講演会)を下記のとおり開催いたします。

この映画は、福島第一原発事故の影響から子どもの健康を守るために自主的に避難することを選んだ母親たちが、年月が経過し事故の記憶が風化するなかで新たな困難に直面している様子を追ったドキュメンタリーです。

ぜひともご覧ください。

映画上映終了後、中川あゆみ監督によるアフタートークを行います。監督のお話を直接うかがうことができる貴重な機会ですので、みなさまのご参加をお待ちしております。

  • 日 時:2020年2月6日(木)午後6時から(午後5時半開場)
  • 会 場:難波別院同朋会館(南御堂)講堂
  • 主 催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」
  • 共 催:真宗大谷派 難波別院
  • 入場料:無料

※詳しくは、添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

『ふたつの故郷を生きる』チラシ

「2020年春休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集

※この事業は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止になりました。(2020年3月6日追記)

福島の子どもたち・保護者の皆さま

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで16回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

来春にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の2020年1月末頃となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 期 間  2020年3月30日(月)~4月3日(金)4泊5日
  2. 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員10家族
    ※対象は中学校3年生以下
    ※引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  3. 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
    ※ただし、2人目以降の引率の保護者への交通費は支給いたしません。
  4. 申込締切 2020年1月17日(金)
    申込多数の場合は書類選考を行い、1月末までに書面にてお知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

参加者募集要項

「2020年春休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集

案内チラシ(表面)案内チラシ(裏面)

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで16回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、来春にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

なお、お布団のご用意が難しい場合は、布団レンタル(費用は教区にて負担いたします)をご利用いただけるようになりました。必要な場合は教務所までご相談ください。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期  間  2020年3月30日(月)~4月3日(金)4泊5日
  2. 対  象  福島の子どもたちのその保護者(定員10家族)
  3. 申込期限  2020年1月17日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

ホストファミリー募集要項

第16回「夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで15回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

今夏にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の6月末頃となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 期 間  2019年7月22日(月)~7月26日(金)4泊5日
  2. 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員5家族
    ※対象は中学校3年生以下
    ※引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  3. 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  4. 申込締切 2019年6月21日(金)
    申込多数の場合は書類選考を行い、6月末日までに書面にて発送し、お知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

参加者募集要項

第16回「夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで15回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、今夏にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

なお、お布団のご用意が難しい場合は、布団レンタル(費用は教区にて負担いたします)をご利用いただけるようになりました。必要な場合は教務所までご相談ください。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期  間  2019年7月22日(月)~7月26日(金)4泊5日
  2. 対  象  福島の子どもたちのその保護者(定員5家族)
  3. 申込期限  2019年6月21日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

ホストファミリー募集案内 ホストファミリー募集要項

原子力問題を学ぶフィールドワーク(福井県)のご報告

4月15日(月)から16日(火)まで1泊2日の日程で、「原子力問題を学ぶフィールドワーク」として福井県に行ってきました。参加者は5名と少人数ではありましたが、その分内容の濃いフィールドワークであったと思います。

初日は、長年にわたって原発問題に取り組んでこられた中嶌晢演氏が住職をつとめる福井県小浜市の明通寺を訪れました。

明通寺は、大同元年(806年)に坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる若狭地方きっての古刹で、境内にはたくさんの国宝や重要文化財が存在します。到着後、まずは国宝である本堂にお参りし、明通寺の由来などを聞かせていただきました。また重要文化財でもある御本尊・薬師如来像や、国宝の三重塔などもゆっくりと拝観しました。

明通寺本堂

明通寺三重塔

30分ほど境内を散策した後、客殿に移動して中嶌晢演氏からお話をうかがいました。参加者が少人数であったため、座談会のような形式で質問にも丁寧にお答えくださり、3時間近くにわたって様々なお話をいただきました。

お話の中にあった「受益圏」と「受苦圏」という考え方が特に印象に残っています。原発問題に関しては、電力の供給を受ける大都市圏という「受益圏」と、原発事故や放射線被ばくのリスクを引き受ける地域「受苦圏」の分離が進み、そのことが原発からの電力に依存してきた大都市圏の「無関心」を引き起こしているという指摘でした。

福島第一原発の事故から8年が経過し、事故当時は多くの人が持っていた原発問題に対する関心が、私自身も含めて徐々に薄くなってきているように感じています。「受益圏」に住む私たちが、「受苦圏」に住む方々のリスクや不安について、自分自身の問題として受け止めていかなければ、「分断」や「無関心」は更に加速していくのではないでしょうか。

中嶌晢演氏のお話

 

二日目は、まず「原子力行政を問い直す宗教者の会」の事務局を担当されている岡山巧氏が住職をつとめる福井県敦賀市の真宗大谷派西誓寺を訪ねました。

岡山氏は「歴史観を開く」と題して、私たちが原発問題に何を学ぶべきかを問いかけられました。「私たちが原発問題に学ぶことは、本願の<いわれ><こころ>であり、また本願への目覚めを呼びかけられている<この身>であることをはっきりさせることである。また、原発問題に詳しくなることや原発に反対することが目的ではないが、結果としてそういう内容を伴った仏道の歩みとして展開してくる」とお話しくださいました。

岡山巧氏のお話

その後、岡山氏にもバスに同乗いただき、複数の原発が立地する敦賀半島をバスで巡りながら、さらに詳しくお話を聞かせていただきました。直径10キロほどの範囲に敦賀原発、もんじゅ、美浜原発という3つの原発関連施設が集中している状況や、その周辺の集落の様子などを実際に見て、改めて原発が持っている問題性について考えさせられました。

美浜原発

岡山氏はバスを降りられる際に、「立地地元」(原発が実際に立地する地域)と「消費地元」(原発の電気を消費する地域)という中嶌晢演氏の言葉を用いて、「立地地元に住む私たちは、立地地元だからできることは何かを考えながら、できる限りの行動を起こしています。消費地元に住む皆さんは、消費地元だからできることは何かを考えながら、行動を起こしてください」と呼びかけられました。

「消費地元」そして「受益圏」に住む私たちは、どのように原発問題に向き合い、また行動していけば良いのか。色々なことを問いかけられた2日間のフィールドワークでした。

「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、公開講座、映画上映、フィールドワークなど、原発問題について共に考える活動を行なっています。次回の予定は、5月23日(木)映画『フタバから遠く離れて』上映会です。皆様のご参加をお待ちしております。

映画『フタバから遠く離れて』上映会のご案内

大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、映画『フタバから遠く離れて』(舩橋淳監督)の上映会を、下記のとおり開催いたします。

この映画は、福島第一原発の事故によって町全体が警戒区域となり、地域社会丸ごと避難を余儀なくされた福島県双葉町住民の生活を追ったドキュメンタリー映画です。[第一部][第二部]の2本が製作されており、[第一部]は事故から3週間後の2011年4月から12月まで約9ヶ月の様子を、[第二部]は2012年の正月から2014年夏にかけて約3年間の様子を描いています。

今回は、映画『フタバから遠く離れて』の[第一部]と[第二部]を2本同時に上映いたします。[第一部]のみ、[第二部]のみでご覧いただくことも可能ですが、お時間の合う方はぜひ続けてご覧ください。([第一部]と[第二部]の間に約40分の休憩がございます)

みなさまのご参加をお待ちしております。

  • 日 時:2019年5月23日(木)午後3時開場
    [第一部]:午後3時30分〜(終了後、約40分休憩)
    [第二部]:午後6時〜
  • 会 場:難波別院同朋会館(南御堂)講堂
  • 定 員:130名(全席自由席)
  • 主 催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」
  • 入場料:無料

※詳しくは、添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

『フタバから遠く離れて』チラシ

「第15回 福島の子どもたちホームステイ」のご報告

さる3月25日(月)から3月29日(金)までの間、4泊5日の日程で「第15回 大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」が実施されました。

毎年2回、春休みと夏休みに実施している「福島の子どもたちホームステイ」も、今回で15回目となります。今回は、福島県から11家族、計29名をお迎えし、大阪教区内10ヵ寺のご寺院に分かれてホームステイをしていただきました。

日程の真ん中にあたる3月27日(水)には、教区ボランティア推進実行委員会さんによる恒例の企画「子どもお楽しみツアー」が実施されました。今回の企画は、なんばパークスにあるレストラン「チェルシー」でのランチでした。

また最終日の閉会式兼昼食交流会は、今回も教区坊守会の皆さんに食事の準備と運営のお手伝いをしていただきました。交流会では、参加者の皆さんからホームステイ先での思い出を色々と聞かせていただきましたが、ホストファミリーと交流しながらゆっくりと過ごす時間が、皆さんにとって何よりのリフレッシュになったようです。

最終日の昼食交流会

ブットンくんから記念品

今回ホストファミリーとしてご協力いただいたご寺院の皆さま、また毎回様々な形でご協力いただいている各団体の皆さま、いつもありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。

次回の「福島の子どもたちホームステイ」は、夏休みに実施する予定です。詳細が決定しましたら、当ホームページにて改めてお知らせいたします。

2月18日(月)「原子力問題を考える公開講座」開催のお知らせ

2019年2月18日(月)午後6時より、難波別院同朋会館 講堂におきまして、白石草氏を講師にお招きし、下記のとおり原子力問題を考える公開講座を開催いたします。

当委員会は、福島第一原発の事故を受けて発足して以来、公開講座や映画上映を通して原発問題について共に学び、また福島の子どもたちを保養のためにホームステイで受け入れるなどの活動を続けています。

今回は、非営利の独立メディア「OurPlanet-TV」を設立され、マスメディアでは扱いにくいテーマを中心に情報を発信し続けていらっしゃる白石草氏を講師に迎え、「甲状腺がんの子どもたちは今」と題してお話をいただきます。

大阪教区においても、福島の子どもたちのホームステイを続けていますが、子どもたちの健康について知ることは、この活動を続けていくうえでも非常に大切なことだと考えています。私たちも皆さまと共に学ばせていただきたいと思います。

ご参加をお待ちしております。

  • 日 時 2019年2月18日(月)午後6時から
  • 会 場 難波別院同朋会館 講堂(大阪市中央区久太郎町4丁目1番11号)
    大阪メトロ御堂筋線「本町」駅 13番出口から南へ徒歩7分
  • 講 師 白石 草(はじめ) 氏(OurPlanet-TV 代表理事)
  • 講 題 甲状腺がんの子どもたちは今
  • 入場料 無料

※詳しくは添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

白石草氏公開講座チラシ

 

第14回「大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで13回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

今夏にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の2018年6月下旬となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 期 間  2018年7月23日(月)~27日(金)4泊5日
  2. 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員5家族
    ※対象は中学校3年生以下
    ※引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  3. 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  4. 申込締切 2018年6月22日(金)
    申込多数の場合は書類選考を行い、6月末日までに書面にて発送し、お知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

2018年度 夏のホームステイ 参加者募集要項

第14回「大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集のお願い

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで13回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、今夏にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

なお、お布団のご用意が難しい場合は、布団レンタル(費用は教区にて負担いたします)をご利用いただけるようになりました。必要な場合は教務所までご相談ください。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期  間  2018年7月23日(月)~27日(金)4泊5日
  2. 対  象  福島の子どもたちのその保護者(定員5家族)
  3. 申込期限  2018年6月22日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

2018年度 夏のホームステイ ホストファミリー募集要項

「原子力問題を考える公開講座」開催のご報告

さる5月17日(木)難波別院・同朋会館講堂におきまして、京都教区法傳寺住職の長田浩昭氏を講師にお迎えし、原子力問題を考える公開講座「原発問題と『浄土の真宗』」を開催いたしました。当日は、約50名の方々にご参加をいただきました。ありがとうございました。

お話の中で、長田氏は「原発問題が、教区内で広がっていかないのはなぜでしょう。それは、そのことを課題にしなくても、浄土真宗という教えは成り立っていると、どこかで思っているからではないですか」と問いかけられました。そして、さらに「私たちが浄土真宗の教えと言っているものと、親鸞聖人が『教行信証』の後序において『浄土の真宗』として語られたことの間には、もしかすると大きなズレがあるのではないでしょうか」と話されたことが、とても印象的でした。

私たちが原発問題に向き合うときの姿勢や立ち位置について改めて考えさせられる、とても貴重な公開講座であったと思います。

公開講座の様子

当委員会では、これからも原子力問題を考える公開講座や、映画上映会などを定期的に実施してまいります。ぜひご参加いただきますよう、お願いいたします。

5月17日(木)「原子力問題を考える公開講座」開催のお知らせ

2018年5月17日(木)午後6時より、難波別院同朋会館 講堂におきまして、長田浩昭氏を講師に迎えて、下記のとおり原子力問題を考える公開講座を開催いたします。

当委員会は、福島第一原発の事故を受けて発足して以来、公開講座や映画上映を通して原発問題について共に学び、また福島県の子どもたちを保養のためにホームステイで受け入れるなどの活動を続けています。

しかし、原発事故から7年が経過して、新聞やテレビで原発に関する報道を目にする機会が少なくなり、原発問題に向き合うときの姿勢や立ち位置がわかりづらくなっているように感じています。

今回は、福島第一原発の事故以前から原発問題に取り組まれ、原発の危険性や問題性を発信し続けてこられた長田浩昭氏を講師に迎え、「原発問題と『浄土の真宗』」と題してお話をいただきます。真宗門徒・念仏者として、原発問題にどう向き合っていけばよいのか、皆さまと共に考えてまいりたいと思います。

ご参加をお待ちしております。

  • 日 時 2018年5月17日(木)午後6時から
  • 会 場 難波別院同朋会館 講堂(大阪市中央区久太郎町4丁目1番11号)
    地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅 13番出口から南へ徒歩7分
  • 講 師 長田 浩昭 氏(真宗大谷派 京都教区 法傳寺住職)
  • 講 題 原発問題と「浄土の真宗」
  • 入場料 無料

※詳しくは添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

長田浩昭氏公開講座チラシ