2017年11月

第13回「大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集のお願い

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで12回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、来春にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

なお、今回よりお布団のご用意が難しいという場合は、布団レンタルをご利用いただけるようになりました。必要な場合は教務所までご相談ください。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期 間   2018年3月26日(月)~30日(金)4泊5日
  2. 対 象   福島の子どもたちのその保護者(定員10家族)
  3. ホストファミリー申込期限   2018年1月19日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

2018春 ホストファミリー募集要項

映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』上映会のご案内

大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』(河合弘之監督)の上映会を、下記のとおり開催いたします。

この映画は、原発問題に関連する訴訟に関わり続けてきた弁護士・河合弘之氏によって制作された『日本と原発』『日本と原発 4年後』に続く3作目です。

環境学者・飯田哲也氏とともに世界の自然エネルギーの実情を取材することで、「原発を無くしたあとの電力は、再生可能エネルギーだけで十分なのか」という問いに答える映画となっています。ぜひともご覧ください。

映画上映終了後、河合弘之監督による講演会を行います。監督のお話を直接うかがうことができる貴重な機会ですので、みなさまのご参加をお待ちしております。

  • 日 時:2018年1月26日(金)午後5時から
    第1部:上映会 第2部:河合弘之監督講演会(午後8時ごろ終了予定)
  • 会 場:難波別院同朋会館(南御堂)講堂
  • 定 員:130名(全席自由席)
  • 主 催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」
  • 共 催:真宗大谷派 難波別院
  • 入場料:500円 ※前売り券:400円(ご希望の方は大阪教務所までお問い合わせください)

※詳しくは、添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

『日本と再生』チラシ

55年ぶりの宗祖御遠忌を御門首御親修にて厳修

11月5日(日)、大阪教区第4組 慧光寺様(大阪市平野区平野上町)が、宗祖親鸞聖人750回御遠忌を厳修されました。
1962(昭和37)年以来、55年ぶりの宗祖御遠忌で、その当時と同じく御門首御親修。参堂列も55年ぶりでした。

当日、先ずは御遠忌を記念して、午前10時から帰敬式(おかみそり)が行われました。慧光寺門徒34名、組内の他寺院のご門徒9名の合計43名が受式され、真宗の門徒である名告りをあげられました。

午前11時から庭儀(稚児行列)があり、ルートは平野本町の光源寺幼稚園様を出発し、本町通り商店街を通って、慧光寺まで。雅楽の流れる中、僧侶らと共に約400mを練り歩きました。見物の方もたくさんで、平野本町商店街が人でごった返したとのことです。

午後2時からは御門首御親修にて親鸞聖人750回御遠忌法要が満堂の中、厳修されました。

慧光寺ご住職・近松誉様からコメントを頂きました。

「計画の立案から4年、募財開始から3年を経て、この日を迎えることができました。この間、慧光寺の全門徒の皆さまをはじめ、御門首ご夫妻と式事ご一行様、式支配の御寺院方、平野の御寺院方、准堂衆各位、楽僧各位、宮浦大阪教務所長様、本願寺派久宝寺御坊顕證寺様、光源寺幼稚園(稚児宿)様、多くの親戚や法類法中の皆さまのご協力、ご尽力のおかげにて、無事に円成したことを、ほんとうにありがたいことと、感謝しております。また、私自身が本山勤務のため、寺を空けていることが多いため、入念な準備をして、共にこの日を整えてくれた前坊守、坊守はじめ家族のみんなに、お礼を言いたいと思います。そして何より、30名余のご門徒がたが、事前の準備や打ち合わせを経て、期間中精一杯に御遠忌を支えてくださったことに、最大限の感謝をしています。御遠忌を通して、多くのつながりが深まっていきました。その一体感と達成感もまた、慧光寺にとっての無形の財産となりました。組内寺院の皆さま、ご理解とご協力をいただき、ありがとうございました」

教化委員会

10月12日教化委員会が開催されました

所長巡回

9月19日5時より所長巡回がありました。

 

懇親会の様子です。

報恩講に合わせて「寺報」を発行

寺報を発行されているお寺は多いと思いますが、大阪教区教化センターからの素材を利用している実例として、紹隆寺(大阪市天王寺区/喜左上恵子住職)の寺報『願生』を紹介させていただきます。

紹隆寺では、前住職が体調を悪くして勤められなくなっていた報恩講を、現住職になって11年前から再開しました。そして7年前から報恩講の日にA4版4ページの『願生』を発行するようになりました。

天王寺区のお寺には、お寺から離れた場所にお住まいのご門徒さんが多い、という特徴があります。ご門徒さんとの距離が縮まる事を願い、一年間の総まとめという意味も含めて、今年で第7号となる『願生』が紹隆寺報恩講の11月7日に発行されました。

『願生』第7号 第1面

第2面

第3面

第4面

 

12月12日(火)に講座「寺院における葬儀の基本」を開催

大阪教区教化委員会の儀式・法要部の公開講座「真宗の仏事と法事を考える講座」を開催します。

今年度は、2017年6月に大阪教区出版会議が発行した『寺院における葬儀の基本』をテキストに、執筆に当たった委員を講師に2回の連続講座として、大阪教区准堂衆会との共催、難波別院の協力で開催します。

聴講無料ですので、お誘い合わせてのご参加をお待ちしています。

 

【第1回】12月12日(火) 講師:吉川知德氏(第4組 阿弥陀寺 住職)

【第2回】1月23日(火) 講師:奥田勢至氏(第17組 光泉寺 住職)

いずれも午後6時30分から8時まで。

会場:難波別院 同朋会館1階講堂。

対象:住職・坊守・寺族対象の講座です。

内容:寺院における葬儀の基本

時代とともに葬儀が簡略化されていく中、改めて寺院葬儀を基本から確かめることで、真宗の仏事の回復につながることを願います。

テキスト:『寺院における葬儀の基本』(大阪教区出版会議発行)※当日、会場でも販売します。

テキスト『寺院における葬儀の基本』

案内状

 

 

 

 

 

 

また、3月13日(火)には、ご門徒さんも対象にした葬儀についての講義を予定しています。講師は髙間重光氏(第19組 了信寺 前住職)です。

 

あゆみ通信 VOL.107

あゆみの会(第2組同朋の会推進員連絡協議会/浪花 博会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第107号(2017年11月1日号)が発行されました。

あゆみ通信107号 第1面

【第1面】

▼「迷いの身に気づく」藤井善隆師(大阪教区第2組 即應寺住職)のお話/「仏様のお弟子になる-帰敬式を受けて始まる歩み」(東本願寺出版)からの転載。

▼「あゆみの会総会」案内:2017年12月17日(日)午後2時より了安寺にて。※あゆみの会会員が対象の行事です。

▼「第33回 第二組同朋大会」予告:2018年3月3日 難波別院にて。

▼「親鸞聖人に遇う」本持編集長の編集後記

あゆみ通信107号 第2面

【第2面】

▼「あゆみの会・朋友会合同研修会(2017年9月26日)」の報告と藤井真隆師(即應寺 副住職)の法話の要旨

 

が内容となっています。

 

「あゆみ通信107号」のプリントアウトは、

↓↓ こちらのPDFファイルをお使い下さい。 ↓↓

あゆみ通信107A

開催趣旨文について

◎今回の【青少年活動に学ぶ実行委員会】では、各組ならびに各別院への青少年教化活動を促す事を目的とした当委員会の活動を、端的に説明できる『委員会活動趣旨文』についての話し合いが行われました。

前回の会議の際にもでました《「聞き取り」と同時に他組青年会の活動を共有していくという「発信」》という目的を、今年度より一新されたメンバーでよりわかりやすく、また同時に新たなメンバーで目的を再確認していくという作業をさせていただきました。

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立花講習会を実施

11月に入って秋も深まり、御堂筋も銀杏の香りに包まれる今日この頃、それぞれのお寺でも報恩講が順次、勤修されている事かと思います。

今回の大谷青年会では、この報恩講に欠かす事が出来ないお荘厳の一つである『立花』についての講習会を、10月31日に実施させていただきました。

講師に12組清澤寺ご住職の澤田見先生にお越しいただき、『立花』について教わりながら、実際に自分達の手で、12組乗雲寺様の報恩講『立花』をさせていただきました。

『立花』が初めての参加者ばかりでしたが、講師の丁寧な説明やアドバイスもあり、苦心しながらもなんとか形にする事がができました。

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